占い感覚で引けるセラピーカードを作ったきっかけ
占い感覚で引けるセラピーカードの使用方法はこちらの記事を参照してください。
パソコンでカードを引けるようにしたい!
以前「ヒーリング・セラピー」というカウンセリングの手法を学びました。そのときカウンセリングで使っていた紙でできたカードを持っていました。自分でデザインしてカラーコピーで作ったものです。その時の文字デザインはこのネット版セラピーカードにそのまま流用しました。 様々な言葉が印刷されていて200枚以上のカードからできています。2セット持っていたのですが、2つとも友人にあげてしまいました(残念なことにその友人が亡くなり今は手元に戻りました)
それを2、3年前、パソコンでできるといいなぁと、ふと思ったのです 全くの素人がパソコンのプログラミングのことなど何にも知らない状態で、無謀にも取り掛かり始めました。わたしはどうもなにかモノを作るのが無性に好きなようです。
ネットでプログラミングって何だろう?から調べ始めました。半年ぐらい経ったころ、ホームページを作る HTML、 CSS、 Javascript というプログラムで出来そうだということにやっとのことで気付きました。 その試行錯誤の結果が「Card Reading(現在は『占い感覚で引けるセラピーカード』と名称を変更してリニューアルしました)」です 期間限定(いつ閉鎖するかわかりません)で公開しています。
画像も500枚近く必要でした
『Card Reading』はコツコツと進めて、一年くらいで目処がついて、足掛け二年かかりました。 作るのに際してネット上の様々なサイトを参考にさせていただきました。役に立つ記事が見つかりホント助かりました。為になる情報を載せていただきありがたいものです! 参考にさせていただいたサイトには感謝いたします。 インターネットには役に立つ情報がいっぱいあって助かります。その中からフリーのプログラムを組み合わせて試行錯誤。次から次へと分からないことが出てきました。
その度に何度もあきらめようと思いました。自分には所詮、無理かも……。知らない言葉がいっぱい出てきます。そのつど調べて理解できたと思った途端にまた分からないこと出てきます。それでも、めげずにあきらめないで形にしていきます。
誰の助けも借りないで独学で作りました
悪戦苦闘の連続でプログラムをなんとか継ぎ足して動いた時は感動しました。というかホッとしました。でも、いっぺんでうまくいくことはまれです。動かない時はその原因を調べるのに一か月もかかることもありました。週に一日ぐらいしかまとまって取れる時間がないのでなおさらです。仕事の合間の時間に iphone で検索しまくりました。そんなことの連続で、なんとか形にすることができました。
あきらめなかったことが良かったようです。私はプログラムはド素人ですが、なんとかつくることができました。制作の動機が自分用のツールだったので細かいところは手を加えたいところがいっぱいあります。ネット環境がないところでも使えるようにしたかったので、重複しているプログラムもあります。不備な点はご容赦ください。時間があれば修正したいところがたくさんありますが、心理カードを引くには支障はありません。 もちろん、お金は頂きません。安心して使ってみてください。
心理学に馴染みの薄い人には難しいです
この『アプリ感覚で引けるセラピーカード』はもともと個人用のツールとして作ったので初めての人には内容が難しいところがあります。 それで、もっと簡単で誰にでもわかりやすい、できれば面白いものをと考えていたのですが、なかなかアイデアが浮かびません。なんとか一人でできるカードセラピーのサイトを作ってみたい。しかも自分の力でオリジナルのものを。
作りたいイメージに近いものはありませんでした
まず最初に取りかかったのは情報収集と調査です。 参考になるようなものが見つかればと思い、占いやタロット、心理学、スピリチュアルなものまで、いろいろなサイトを拝見させていただきました。 同じようなものは作りたくないし、なにかちょっと違った角度、切り口で作りたいなという気持ちがあったので、さんざん悩みました。これは!と思いついた内容を念のためネットで調べてみると、ありました。考えていたものと似たものが。みんな考えることは一緒なんですね。
がっくりしましたが、先に紹介した『Card Reading』はタロットや占い、スピリチュアルな精神世界にはカードを引くことのできるサイトはけっこうありますが、心理学関係では少ないことに気付きました。
カードを引くことができるサイトはタロットカードが圧倒的に多いです。とてもよくできた、綺麗なサイトも多いです。反対に、有料のメニューに誘うためのものや、説明の文が長すぎるのではと感じるものもありました。
上から目線のものは作りたくないです。自戒を込めて。
また、カウンセリングやセラピーの記事では、この症状はこういうことなんですよといった、症状の解説であったり、こんな時はこうするといいですよという処方箋、解決するためのいくつかの方法というタイトルのサイトが多いようです。
優しい感じの親切な記事がたくさんあります。傾向としては「教えてあげる」というスタンスのものが多い感じがします。つまり「専門家のお話し」ってスタイルです。
いずれも役に立つ情報で、いい解決法の紹介やアドバイスです。でも私には、なにか引っかかるものを感じるのです。うまく説明できなくてもどかしいのですが、解決法やアドバイスは「上から目線」になりやすいです。私が求めているのは、私たちと同じ目線で、共感し、共鳴できるものです。
男性の論理は男でも疲れます
そんなふうに想いを巡らせていた時、ふっと思い出したことがありました。 ずいぶん前のこと、本の名前は忘れましたが、ジョン・グレイという博士の書いた本の中で印象に残った文がありました。男と女は違うという内容です。 男は分析して満足します、女は話してすっきりします。 男性は女性の話を聞いたとき、解決法を求められているのだと勘違いしています。だから分析して、素晴らしい解決法を差し出そうとします。それが男の存在意義だし、能力を誇示できると思うから。 ところが、女性は話を聞いてくれるだけでいいと思っているだけ。意見はいらない、解決策なんて二の次。理屈はいらない。ただ頷いて聞いて受け止めてほしいだけ。ここにすれ違いが生じて、いろいろなトラブルのもとになるといった内容だったと思います。
男と女の違いさえ知りませんでした
初めて読んだときは、まさに目から鱗でした。男と女は違う。 こんな大事なことに気が付かず生きてきたのか!!!なんという愚か者だったんだろう! どうりで異性を理解できないわけです。とはいうものの、男として女性の長話を聞くのはしんどいと感じることがあります。今でも、分析して解釈したくなるクセが出てしまいます。ふと、そんなことが心の中をよぎっていました。
あっ、そうか! 先ほどの、うまく説明できなくてもどかしいというのはこのことだったんだ! と、閃きました。
というのはインターネットで検索して出てくる記事は「男の論理」で書かれているものが多いと言っていいのではないでしょうか? 解決法の紹介やアドバイスといったものが、まさにそれで男性の論理、男性性から見た分析と解決法! そういう視点から観察すると、ほとんどすべての記事が男性性の論理、解釈で書かれているように思えてきます。 じゃあ、女性性を感じるのはどんなもの? という疑問が湧いてきます。ただ共感できるもの? それ以上でも以下でもない???
「教える」ではなくて、「ひらめく」ようなものにしたい
その答えは今の私にはよくわかりません。たしかに、誰にでもある悩みや問題を解説し、解決に導くアドバイス。理に適っています。ネットで検索してみると、悩みを解決するいくつかの方法、問題を解消する糸口、悩みを克服する方法、……人間関係のトラブルを解決する方法、恋愛相談、男女関係、悩みの原因、etc.。カウンセラー、セラピスト、占い師、スピリチュアルヒーラー、それぞれの立場から貴重なアドバイス、ヒント……。とても役に立ちそうな記事がたくさんあります。
……でもねぇ、なんというか、ちょっと疲れるというか、しんどいかなと感じます。男性性の論理がまさりすぎているのが原因かもしれません。
ただ、共感し、理解してくれる人や場が欲しいだけ。実は、解決法やアドバイスなど必要なかったりして。
オリジナルでどこにもない「ひらめく」カードにしたい
さて、それをどうやって形にするか? 新しいカードセラピーのサイトは、誰でも一度は心に浮かんだことがあって、誰もが経験した問題や悩み、そんな日常でよくある話をカードにしてみようかなと思いつきました。
よくある悩み、例えば、 ・許せない人がいます ・嫌いな人がいます ・自分のことが嫌です ・どちらを選んでよいか迷っています ・なぜかいじめられます ・ひきこもりから抜け出せないでいます ・コンプレックスがあります ・どうしても他の人と比較してしまいます ・まわりの人を責めてしまいます ・仕事が、、、。 人間関係が、、、
そんな誰でも一度は経験している悩みや問題を解決するためのヒントをカードの言葉にするつもりです。
※以下はブログをスタートしたときの「ごあいさつ」と経過報告のようなものです。 『ものがたりセラピー(ものセラ)』は、心の動きに焦点を当てたお話しです。 架空のある人の体験談のなかに誰にでもありそうな悩みや問題を解決するためのヒントを込めようとしました。 その内容は、物語です。 症状の説明や解決のためのアドバイスではありません。 心の動きに焦点を当てた「ものがたり」にしようと思います。 物語の中で、悩み、傷つき、気付き、解放されていくような。 それを一つずつブログの記事にして、まとまったところで、カードを引けるホームページにする予定です。 (この方針に沿って、記事は2016年2月から書き始めました。プラスして、「どんな選択をするのか?」も追加していきます)
(追記) 最初に思い付いたのがこれでした。やっていくうちに変わってきてしまいました。 (2016.5.1 追記) 以上のような方針で何本か記事を書いたのですが、行き詰ってしまいました。理由はいくつかありますが、別の角度からやってみることにしました。それは「選択」をテーマにした記事になります。 (2016.8.21 追記) 夏、完成予定でしたが、もっとかかりそうです。 (2017.8013 追記) いまのところ目処が立ってない状態です。いつか必ず、、、諦めはしません。