疾病X、まともな人なら誰でも疑問を抱くだろう

新たなパンデミックがすでに進行中? 世界保健機関が名付けた「疾病X」とは

“疾病X"というコロナの20倍の死亡率を持つ深刻な国際的パンデミックが起きる可能性があるのだそうです。懇切丁寧に教えてくれるんですね。コロナ前に災害(自然、経済、政治、戦争)を事前に教えてくれたことがありましたか? 対策を実行してくれたことがありましたか? 
今回の能登での地震への政府の対応を見れば明らかです。
ビル・ゲイツや民間の製薬会社に乗っ取られている世界保健機関にいったい何の権威があるのか知りませんが、メディアが煽り始めれば、またもや信じる人も増えるのでしょう。

いまだに、コロナ風邪の存在を信じ、ワクチンを受ければ助かると信じ、アルコール消毒やマスクをすれば防げると信じている人の気が知れません。みんなで騙されれば騙されたことに気がつかないということでしょうか。

サブスタックで公開された「ピーター・マッカロー博士とジョン・リークの勇気ある談話™。臨床科学の進歩、個人の自律性、自由、憲法上の権利の保護」の短い記事を紹介します。この記事の中で、著者のジョン・リーク氏は、とてもシンプルで素直で重要な質問を投げかけています。

「この時点で、まともな人なら誰でも次のような疑問を抱くだろう」とシンプルに問います。

しかし、冒頭にあげたヤフーニュースの記事などを読むと、
「世界保健機関(WHO)が『疾病X』と名付けた次のパンデミックはいつ起きてもおかしくなく、すでに進行中かもしれない」と信じ込んでしまい、それを前提に考えてしまうのです。なにしろ感染症専門家が警告しているのですから。感染症専門家といってもメディアに引用されるのは金で買収された専門家ばかりです。
誤った、意図され、作られ、よく練られた、間違った情報、前提から出発して右往左往するのもよし。不安を掻き立てられ疑心暗鬼になるのもよし。自分自身の判断次第です。自ら選択した結果を受け取ることになります。

疾病Xは、急速に広がり、公衆衛生に深刻な影響を与える可能性のある新たな感染症の出現に備えておくことの重要性を強調する方法として、WHOの2018年世界準備監視委員会の報告書で導入された用語

疾病Xは、急速に広がり、公衆衛生に深刻な影響を与える可能性のある新たな感染症の出現に備えておくことの重要性を強調する方法として、WHOの2018年世界準備監視委員会の報告書で導入された用語

“疾病Xとは何か?"
“未知"の病原体を研究し、対抗策を練る


“What is Disease X?"
Studying an “unknown" pathogen and developing countermeasures against it.

JOHN LEAKE
2024/01/15
“疾病Xとは何か?"
“未知"の病原体を研究し、対抗策を練る

ジョン・リーク
2024/01/15

2024年1月11日、フォーブスは『“疾病X"とは何か? 右翼サークルが仮説上のパンデミックを非難』と題するレポートを発表した。報告書全体が奇妙に思えたが、特に注目すべきは、著者が “鍵となる事実"としている以下の部分である。
この “鍵となる事実"の中で最もおかしな nutty(〈俗・軽蔑的〉気の狂った、ばかげた、いかれた)要素を太字で強調した。

鍵となる事実

未知の脅威を想定した"疾病X"は、科学者の間で、将来発生した場合に備えてワクチンや検査などの対策開発を奨励するために使われる名称である。─ WHOは2022年11月、死亡率がCovid-19の20倍を想定している「深刻な国際的流行を引き起こす可能性のある未知の病原体」を研究するため、300人以上の科学者からなるグループを招集した。

これは、不安に陥れる(デマを流す)新たな時代の幕開けのように思える。建国の父、ジェームズ・マディソン(1809年から1817年まで第4代アメリカ合衆国大統領を務めたアメリカの政治家、外交官、建国の父)が何度も述べているように、支配者は権力を拡大するために常に公共の安全に対する脅威を持ち出してきた。
ローマ時代にさかのぼる歴史を振り返ってみると、そのような脅威には次のようなものがある:

─ 外国の侵略者

─ 海運と沿岸集落を襲う海賊

─ 奴隷の反乱

─ 政府転覆を企てる国内の陰謀家たち

─ 盗賊

─ 飢饉

─ 危険な宗教カルト

─ 神の激しい怒り

─ 悪霊、魔女、幽霊。

─ 未知の邪悪な者からの土地(国土)への呪い

─ オオカミやクマなどの野生動物

ペスト

西洋では、ペストに対する恐怖は、少なくとも紀元前430年のアテネのペストと同じくらい古い。ペストが14世紀にヴェネツィアを襲った後、共和国は隔離(検疫)という標準的な手続きを開始した。これにより、ペストに感染していると思われる外国から入港する船舶は、乗組員が積荷を積み下ろすために市内に入ることを許可される前に、ラザレット島沖に40日間停泊することが義務づけられた。"隔離(検疫)“という言葉は、イタリア語で “40(日間)“を意味する"quaranta"に由来する。

ラザレット・ベッキオ、正面玄関

正面玄関

空から見たラザレット・ベッキオ島

空から見たラザレット・ベッキオ島

※イタリア北部、ヴェネツィアのリド島の近くに位置するヴェネツィアのラグーンの島。1403年から1630 年まで、ペストの流行中に人々を治療する病院が置かれていた。

上記の脅威を再吟味してみて、魔女や幽霊のような超自然的な存在でさえも、民俗学的な意味では、名前や裏話を与えられて"知られていた"ということを考えてほしい。ヨーロッパとマサチューセッツ湾植民地における17世紀の魔女ヒステリー(疑心暗鬼)では、特定の女性を特定し、魔術を行ったと非難した。文学では、ハムレットは父親の幽霊を見る。『スリーピー・ホロウの伝説』では、首なしの騎馬武者は大砲の弾で首を切られたヘッセン兵(アメリカ独立戦争時にイギリス軍が雇ったドイツ兵)の霊だと考えられている。

2024年の今、ダボスで開催される世界経済フォーラムの年次総会では、"未知の仮想脅威"である"疾病X"の話題と報道で楽しませてくれた。

その脅威は未知で仮定のものではあるが、WHOは300人の科学者を招集し、その研究と対抗策の開発に取り組んでいる。最終的に、この仮説上の病原体は未知のままではあるが「COVID-19の20倍の死亡率を持つ深刻な国際的パンデミックを引き起こす可能性がある」

SARS-CoV-2のカラー走査型電子顕微鏡(SEM)画像。 2020年に病気Xを控えた最初のウイルスであると推測されている

SARS-CoV-2のカラー走査型電子顕微鏡(SEM)画像。 2020年に病気Xを控えた最初のウイルスであると推測されている

この時点で、まともな人なら誰でも次のような疑問を抱くだろう

1). 原体が仮定の未知のものであるならば、どうして公衆衛生上の警告の対象になりうるのか?

2). 未知のものをどのように研究し、どのように科学者はそれに対する対抗策を開発できるのか?

3). 病原体が何であるかがわからないまま、どうしてその病原体がCOVID-19の20倍の死亡率を持っていると仮定できるのか?

私が思いつく限り、あらゆる文献の中で疾病Xに類似しているのは、魔王(Erlking、ヨハン・ゴットフリート・ヘルダーが訳したデンマークの民間のバラード「エルケーニヒの娘」をもとに、ゲーテが自由に作り直したもの)だけである。─ ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが書いたバラッド(素朴な語と短い連で書かれた民間伝承の物語詩,またその曲)で、夜、父親と馬に乗って田園地帯を横切り、農家に帰ろうとする少年の前に現れた超自然的な精霊(エルフの王)の話である。子供には、自分を連れ去りに来るエルキング(ヨーロッパの民間伝承や神話では、エルキングは森の中に佇む邪悪なエルフ)が見える。

父親は少年が実際にはないものが見える気がするだけだと確信し、柳にそよぐ風やほんのわずかの霧(もや)だと安心させる。この詩のクライマックスで、少年は泣く

僕の父さん、僕の父さん、今、僕に触れているんだ!
エル王が僕に危害を加えたんだ!
恐怖におののいた父親は、すたすたと馬を走らせる
呻いている子供を抱きかかえる
大変な思いで農場にたどり着いた
彼の腕の中で、子供は死んでいた。

※「魔王 シューベルト

シューベルトはゲーテの詩を音楽にした。次のYouTubeビデオは、シューベルトの曲を不気味なアニメーションで紹介している。

Schubert – Der Erlkönig (英語・ドイツ語字幕)

エルキングと同じように、まともな大人には未知で目に見えないが、疾病Xが私たちに迫ってきている。

──おわり

そこで、ちょっと考えてほしいのですが、
この話の中では、実際にはないものが見える気がした少年は父親の腕の中で死んでしまいます。
「実際にはないものが見える気がした」という一文を疾病Xのことも含め、スピリチュアルなモードで想像してみてください。すると、この物語は別の意味を持ってくるかもしれません。

それは、たぶん、時間をかけた末、頭の中で最終的に混沌や混乱につながったかもしれません。いわゆるスピリチュアルな界隈によくある傾向かもしれません。誤解無きよう、私は霊的な世界は人間の本質だと理解しています。

「実際にはないものが見える」とは文字通り、政府の見解やメディアの報道を真に受け信じた結末です。

戦争は平和だ。ウクライナは負けていないし、ロシアは勝っていない。たとえ何であっても、我々に同意しない場合は、"ヘイトスピーチ"として検閲されるだろう。
我々は新世界秩序を望んでいる ─ おまえたち謙虚な農民がどう思おうと ─ そして我々は今すぐ、それを望んでいる。
そして、万策尽きたら、あらかじめ作られた病気 X がおまえたちを襲うだろう。
ペペ・エスコバル

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Posted by kiyo.I