Windows OSでのパソコンオーディオは徒労に終わる

Windows パソコンを使って音楽の再生をされている方が圧倒的に多いと思います。
私も何の疑問も持たず、ウインドウズで少しでもいい音で聴きたいと願い、いろいろとやってきました。

結論から言えば、Windows OS でどんなに音質を追求したとしても徒労に終わります。言い過ぎかもしれませんが、音楽再生には向いていません。LINUX OS を使えば簡単に心地よく音楽が聴けるようになります。しかも LINUX OS は無料の OS です。
反論される方がいっぱいいらっしゃるでしょう。新しい OSに慣れなくてはならないというハードルはありますが、ウインドウズでいろいろ試すよりも時間の節約になると思います。

Windows だと foober2000 を使っている方が多いようです。とてもいいソフトだと思います。それにプラスして WASAPI を使うというのが定番でしょう。しかし音質がいいかというと、そうは思えません。
自分が試した中で一番いいなと思ったのは、Wave File Player でした。ただし、Wave ファイル以外のフォーマットは再生出来ません。シンプルすぎるほどシンプルで、使い勝手が悪いかもしれませんが、音楽再生の点では、Wave File Player より高音質のものはありませんでした。ところが、LINUX OS だと簡単にこれを越えられます。

ヴァイオリンを弾くおじさん

音楽再生には Linux Mint がお勧めです

LINUX OS といってもいろいろとあって、わたしが最初に使っていたのは UBUNTU Studio です。UBUNTU Studio よりもっといいものがあるのかもしれませんが、これで十分満足できるのではと考えていました。
※2016年の秋に Linux Mint にしました。Linux Mint はとても使いやすくデザインもきれいでお勧めです。使い勝手はWindows7 に似ています。

一方、ハイレゾ音源が何年か前から話題になっています。情報量が多いので音質もいいのでしょう。多分。試してみましたが、期待したほどではありませんでした。CD から引き出せるものはまだまだあるのにと思います。
それに普段、聴いている音源は CD や圧縮された音源、インターネットが多いのではないでしょうか? こうした日常的によく使われる音源で手軽に音楽を楽しめた方が実用的だと思います。

例えば、Youtube を Windows で聴いたとします。
すると、だんだん、なにかつまらなくなってしまうのです。同じ Youtube を Linux Mint で聴くと Youtube ってこんなに音がよかったんだと見直したりします。圧縮された音源でも意外に楽しめるのです。

その違いは何かというと、Windows は音に生気がありません。Linux Mint は生き生きとしていて、聴いていて、このままもっと聴いていたいと感じます。Windows にはそれがありません。なんか飽きてきます。もういいやって気になります。
これが Windows OS でどんなに逆立ちしても音楽は楽しめないと思う理由です。

Linux Mint は古い XP の入っていたパソコンで動きます。もし、使わなくなったパソコンがあれば、Linux Mint をインストールして音楽専用として使うこともできます。この方法が一番おすすめです。
また、今使っている Windows パソコンにソフトをインストールする感覚で入れることもできます。ただ、注意しないと Windows OS をダメにすることがあります。慣れで何回かやってるうちに失敗してしまったことがあります。
幸い Linux Mint だと検索すると情報がたくさんあります。ですから、古いパソコンに音楽専用としてインストールするのが一番お手軽です。

USB-DAC も簡単に認識してくれます。使い勝手も XP や Windows7 の感覚で使うことができます。多少の知識は必要になりますが、普通に使うにはそんなに難しくはありません。
もっと追求したい方には、音楽再生に特化した Audiophile Linux というものもあります。一度試してみましたが、一瞬立ち上がりましたが、わたしが持っている古いノートでは 32bit パソコンだったので上手くいきませんでした。これはインストールの仕方が普通の Linux とは違います。

最後に、Mac は使ったことがないので悪しからず。
最近(2019年6月)息子がMacbook Proを手に入れたので私のオーディオ装置につないで音を出してみました。時間をかけて聴いたわけではないので単なる印象ですが、いいですね~

Posted by kiyo.I