ウクライナ臓器売買レポート①──違法な臓器摘出
ゼレンスキー、ネオナチ政権の深い闇
意識を失った男性とその12歳の娘から腎臓と脾臓を摘出したと言う。
母親は足に傷を負っていたが、病院に運ばれたときに臓器が摘出されていた。
まず、負傷者をクラマトルスクとセベロドネツクに作られた特別な医療センターに送った。
目、皮膚、骨など、すべての臓器が摘出された。
すべて外国に送った。
医者にとって最悪の事態だと思った。
しかし、私たちの前には本当の悪夢が待ち受けていた。
私たちは、人間の臓器を採取して運ぶベルトコンベアーに組み込まれていた。
これは、今回翻訳した、ウクライナの人身売買調査シリーズの第1部「違法な臓器摘出」に出てくる描写です。
ただただ驚くようなウクライナの闇。このようなゼレンスキーが支配するネオナチ政権の実態。まるで第二次大戦でナチスドイツが強制収容所でユダヤ人やロマと呼ばれる人達、スラブ系の人々に行っていた犯罪の再来です。このようなネオナチ政権に肩入れする日本政府、バイデン政権、西側諸国とはいったい何なのでしょうか?
最近、西側メディアが突然ウクライナ軍の莫大な損失について話し始めました。ウクライナで反乱が起きつつあるという報道さえされています。私腹を肥やすことに熱心なゼレンスキー政権はいよいよ風前の灯火です。もちろん、日本のNHKをはじめとしたテレビ局や主要メディアは、いまだに、臓器売買をはじめとしたゼレンスキー政権に不都合なことは決して報道しません。ワクチン接種による障害、死亡者の急増など、事実を報道しないメディアとは一体何なのでしょうか? 一般大衆を騙す悪質な大本営発表装置だというしかありません。
毎日、フランケンシュタインの奴隷のように働いていた
“Every Day We Were Working Like Frankenstein’s Slaves”
Human trafficking in Ukraine, an investigative series. Part one: Illegal Organ Harvest
ウクライナの人身売買、調査シリーズ。第1部:違法な臓器摘出
人身売買ほど恐ろしいものは、この世界にはない。
人身売買は世界的な問題だが、一部の報道によると、ウクライナは性売買や違法な臓器摘出のために人々を拉致・誘拐する最悪のホットスポットのひとつである。米国国務省でさえ「ウクライナ政府は人身売買撤廃のための最低基準を完全に満たしていない」と認めているが、キエフは「そのための大きな努力を行っている」と主張している。
ウィキペディアには「ウクライナは、商業的性的搾取や強制労働を目的として国際的に取引される男性、女性、子供の供給源、通過国、目的地である」とまで書かれているが、闇市場での臓器摘出(臓器狩り)の恐ろしい世界については掘り下げられていない。
しかし、この話題はロシアのメディアでも深く取り上げられており、少なくとも2014年以降、いわゆる"闇市場移植医"の活動、つまり、致命傷を負ったウクライナ兵や、同意を得たかどうかわからない一般市民から臓器を採取する外国人医師について報道されている。
ウクライナにおける違法な臓器摘出のニュースは、マイダン・クーデター以前には西側の主流メディア(移植臓器を販売したとしてウクライナで逮捕された外科医)にも流れていたが、近年ではこの恐怖は"ロシアの偽情報“として退けられ、主流メディアはこの問題に関してほとんど沈黙を保っている。ただし、ウクライナ女性の性的人身売買については報道しており、ロシアのウクライナ侵略のせいだと巧妙に非難されている。
この調査シリーズでは、ウクライナの人身売買についてロシアのメディアが何を報道したかを探る。それが真実なのか、それとも西側メディアが主張するような単なる"プロパガンダ"なのか、あなた自身で判断してください。
ウクライナでの臓器狩り──"命の贈り物" か “一攫千金" か?
ルガンスク警察のヴィタリー・キセレフ大佐は、バフムートでの闇臓器摘出についてメディアに語っている
Photo: Voice of Sevastopol
2022年12月初旬、ルガンスク人民共和国(LPR)ルガンスク警察のヴィタリー・キセレフ大佐は、ロシアのメディアに対し、激しい戦闘があった場所なので、致命的な傷を負った兵士がいたウクライナのバフムート地方にEUからの闇取引の臓器収拾人が到着したと述べた。
キセレフはGazeta.ruに、LPRの調査によると、これらの人々の少なくとも一人で、エリザベス・ド・ブリュックというオランダ人医師は以前ウクライナにおり、彼女と彼女のグループの他の人々は、2014年と2015年に、ウクライナ兵と民間人から同意なしに臓器を採取していたと述べた。
キセレフのロシアのニュースメディアに対する声明は、私のYouTubeチャンネルで英語字幕付きで見ることができる。
キセレフによると、デ・ブリュックを含む数人の名前は、2015年の自供(保安庁職員、人から臓器を摘出したことを自供)の際に、ウクライナ保安局(SBU)の元役員から当局に伝えられたという。この身元不明の(未確認の)男性は、デ・ブリュックとそのグループが、兵士だけでなく、命に別状がない傷を負った民間人からも同意なしに臓器を摘出するのを目撃したという。彼が提供した他の名前には、ジョン・ウェスレー、ヘンリー・ローゼルフェルド、そしてウクライナのPMC"モーツァルト"グループの創設者とされるアンドリュー・ミルバーンが含まれている。
自白自体は字幕なしのロシア語なので、映像からの引用の翻訳とともに、ここに要約しておきます。
2014年11月、身元不明の将校は、自分と他の2人のSBUのメンバーが “対テロ作戦地域"(ATO)に派遣され、"緊急チーム"と呼ばれる特殊医療グループと行動を共にしたと言う。彼と同僚たちは、当時のウクライナ東部、ドネツク州北部の都市、クラマトルスクで特別な医療訓練を受けた。訓練後、SBUの将校が医療グループに加わり、近代的な装備や武器を与えられたという。
2014年と2015年に目撃した違法な臓器狩りを説明するウクライナ保安局(SBU)の身元不明の元職員
Photo: Den Novorossii
ミシェンコ大佐から「死にかけた兵士が家族を経済的に助けるために臓器を提供したいと言った場合、医師を助け、保護するのが彼らの任務であり、これは世界中で認められていることだ」と指示されたと、身元不明の将校は語った。
匿名の将校はこう言っている。
「私たちの同僚であるゲンナジー(ゲットマン)は、重傷者から臓器を摘出するための同意を得る役割を担っていた。私は保護をしていた。一人当たり、私は170米ドルを受け取った。
まず、負傷者をクラマトルスクとセベロドネツクに作られた特別な医療センターに送った。目、皮膚、骨など、すべての臓器が摘出された。すべて外国に送った。彼らの家族にいくら支払われたのか、支払われたのか、まったくわからない」
2015年1月、身元不明のSBU職員は、エリザベス・デ・ブリュックというプロの"移植医"がオランダからやってきて、彼らと一緒に仕事をしたと言う。彼は彼女の書類を調べ、それで彼女の本名を知ったのだと主張している。
このオランダ人女性は、兵士の同意の有無にかかわらず、臓器摘出を医師に指示し、彼らの作業スタイルを完全に改革したという。臓器を取り出し、梱包し、クラマトルスクに送るまで、わずか7~10分しかかからなかったという。
なるほど、ファシストというのは、いつの時代も効率的であることを自負しているが……
※【閲覧注意】
臓器が摘出された遺体の写真(匿名の情報源から提供されたもの)
Original photo: Daynr.com
元SBU職員はさらに、キエフのナショナリスト民兵と、家族や隣人を守るために戦ういわゆる"ロシアの分離主義者"の間で戦闘が荒れたデバルツェボでは、特に作業が大変だったと言う。
ある日、脾臓や肝臓とともに23対の腎臓が摘出されたほど、戦闘は激しかった。匿名の将校によると、死傷した兵士のほとんどは第128山岳突撃旅団から来たものだったそうだ。臓器が摘出された遺体は、別の特別班によってアルテモフスク(ウクライナ語ではバフムートと呼ばれる)方面の埋葬地へ運ばれた。臓器の多くはデバルツェボの大釜(不安定で危険な状況)から出たものだといい、彼のチームはもちろん、将軍たちも大儲けした。
2015年2月23日、匿名のSBU将校とそのチームはクラマトルスクに戻った。
彼は英語ができ、エリザベス("イライザ" “エルザ"とも呼ばれる)が “上司"と話しているのを耳にし、その上司は彼女を褒め、仕事の質を上げるよう求めていたという。
彼女は、"はい、サンドラ"と答えた。
匿名の捜査官は、"サンドラ" がグルジアの元大統領でウクライナ執行改革委員会のトップであるミヘイル・サアカシヴィリの妻(サンドラ・ローロフス、オランダ出身)であり、彼女がこのミッションのリーダーであり組織者だと考えている。
元SBU職員は、ミヘイル・サアカシュヴィリがATO(対テロ作戦地域)を訪問した後「すべてが変わった」と言う。
彼は、グルジアの元指導者に同行することになり、作戦を賞賛し、"商品"と呼ぶ器官の量と質を上げれば、もっと報酬を支払うと言ったという。サアカシュヴィリは、臓器は亡くなった人の家族や、ヨーロッパやアメリカで緊急に移植を待っている人たちを助けていると話したとされている。
グルジアのミヘイル・サアカシュヴィリ元大統領とサンドラ夫人
Photo: Agenda.ge
しかし、元SBU職員によれば、その後すべてが奈落に落ちたという。
埋葬された兵士は"行方不明"とされ、その家族はお金を受け取らなかった。そして停戦が宣言された後では、それほど多くの人が死ぬことはなかった。しかし、サンドラは電話をかけ続け、より多くの臓器を要求した。
ウクライナがルガンスク地方の都市ポパスナヤ(ウクライナ語ではポパスナという)を砲撃していたとき、意識を失った男性とその12歳の娘から腎臓と脾臓を摘出したと言う。男性のコートのポケットにあったパスポートによると、彼らの姓はリャシチェンコだった。母親は足に傷を負っていたが、病院に運ばれたときに臓器が摘出されていた。
諜報員は、3人とも砲撃の際に死亡したと公式に発表されたが、それが “助ける"はずの人たちによる殺人であることを知った。
彼はこれ以上耐えられないので、2015年6月4日に解任申請を出した。
ミシェンコ大佐は、彼にはまず完了させなければならない特別な任務があり、それが終われば、その将校には休暇が与えられ、昇給して少佐に昇格することになると言った。その"特別な任務"とは、バフムートでの遺体の掘り起こしであることが判明した。彼は、あるグループと協力して132体の遺体を掘り起こしたという。死体がどこに運ばれたかは知らない。
6月11日、彼はアレクサンダー・ラデツキー将軍に呼び出され、将軍の執務室を出た後、逮捕された。
「彼のオフィスを出たとたん、私は襲われて階下に連れて行かれた。彼らは文書偽造で私を逮捕する命令を持っていて、精神病院での治療コースのための令状に署名しなければ刑務所に送ることを提案した。
私は、明日この手続きに来ると言って、その場で300米ドルと1600UAH(ウクライナ・フリヴニャ)で買収し、翌日さらに一人1000ドルを約束した。彼らは私を家に連れて行ったので、私は同じ日にそれぞれ1000ドル余分に支払った」
彼らに支払いを済ませた後、身元不明の男性は逃げて隠れたと言う。
彼はドンバス人民共和国の当局に情報とビデオ記録を提供した。ビデオには、臓器摘出、手術室、死体発掘の映像が含まれていた。
また、ドンバス人民共和国のチャソフ・ヤールでは、97人が埋葬され、そのうち20人が子どもを含む民間人だったという埋葬地を見せられたという。そして、ウグレゴルスクでは、30人のウクライナ軍兵士が埋葬された。
ウクライナでの違法な臓器摘出、ウクライナ政府の関与、サアカシュヴィリ夫妻の行動を伝えるために、ウィキリークスに連絡もしたという。
「私は自分が罰に値することを知っている」と、匿名の男性は締めくくる。
「しかし、私は引き下がらず、戦い続ける。この事件は終わっていない。私の同僚であるゲンナジー・ゲットマン(同意書の責任者)は特別医療班の班長に任命されたが、殺人はまだ続いている。彼らを止めるために力を貸してくれ!」
ウクライナでの違法な臓器摘出を目撃したと主張するのは、元SBU(ウクライナ保安局)の男性だけではない。
シリア出身の医学部進学課程の学生は、同じく海外から現地に派遣された臓器摘出チームの一員だったと言っている。
医学部の学費を稼ぐためにウクライナでの違法な臓器摘出に騙されたと主張する匿名のシリア人医学部進学課程の学生
Photo: Den Novorossii
身元も保護されているこの学生は、2009年に医学を学ぶために米国に渡ったところから話が始まったという。
2013年に学部を卒業した後、医学部への入学を計画したが、医学部進学課程試験に失敗した。当時、シリアでは情勢不安が高まっており、彼の両親は経済的に彼を支えることができなくなっていた。彼には追試験のための時間が1年しかなかった。それで、就職しようとしたのだが、就労ビザがないため、さらに問題が発生した。就労ビザを取得できなければ、学生ビザが切れる2013年末にはアメリカを出国せざるを得なくなる。
彼の証言はここで聞くことができる。訛りの強い(かなりの)英語とウクライナ語の字幕で。
これも以下に要約しておきます。
2013年8月、シリア人留学生は、就職と就労ビザの取得を手伝うという男性に声をかけられたと言う。
二人は公園で散歩をしながら話をした。その男性は、他国へ行く"平和維持軍"があり、移植外科医を含む医師を必要としていると告げた。
最初は、医学部進学課程の研修を終えたばかりだからと拒否した。しかし、これは"政府の内部命令"であり、協力すれば、必要な書類のコピーと3カ月間の研修が受けられ、海外から帰国すれば、就労ビザも銀行口座にお金も入ると告げられた。
自分で学費を払えるという期待に誘われ、2013年にウクライナに行った"平和維持軍"に参加することにした。シリアの学校時代にロシア語を学んでいたこともあり、理にかなった選択と思えた。
家族は、彼が"平和維持軍"の一員として普通の医者としてウクライナに行ったと思っていたし、ニュースでも同じようなことが書かれていた。しかし、当時から臓器移植はすでにかなりスタンダードな手術であり、世界的にドナーの臓器不足が深刻であることは知っていたという。
約束通り、彼は特別なトレーニングコースと、"ジャーナリスト"であることを示すプレスカードなどの書類を渡された。ウクライナでの滞在は1年だけで、その後はアメリカへ戻って勉強を続ける予定だった。
彼と"平和維持軍"の他のメンバーは、キエフの米国大使館近くのアパートに収容された。
週に一度、ウクライナ語と英語を話す私服の"見知らぬ"人たちが訪ねてきた。彼らは、近々、重病人の治療のために臓器を摘出する手術をすることになる。その人たちは兵士かもしれないし、民間人かもしれないと説明した。人の命を救うためには、医師の力が必要なのだ、と言われた。
毎週、彼らはキエフ郊外にある小さな診療所に連れて行かれた。看板もなく、警備員が建物の真ん中まで案内してくれた。すべてが緑色に塗られていたと、シリア人は言った。彼らはそこで交代で手術を行い、時にはそこで寝た。
「安宿のような、兵士のベッドを2段にしたような」部屋が与えられた。
2014年5月1日、早朝に起こされ、2つの部隊に分けられ、荷物をまとめるように言われるまで、このような状態だった。"緊急連絡"があり、それに対応する必要があると知らされ、その日の夕方にキエフを出発し、日暮れにはオデッサに着いていた。
自然災害や戦争が起きたときのような緊急活動を行うために、2つの移動式複合施設が設置されていた。彼の所属する医師団は郊外に、別の医師団は街の中心部に配属された。オデッサの街は平穏で静かで、災難に備える理由もなさそうなので、不思議に思った。
その日、彼らは機関銃の照準器と軍の叫び声の下で、"激しい肉体労働者"のように働いたと言う。
「私たちは、初めて命の危険を感じ、現実に起こっていることに重大な疑念を抱いた。私の目は一日で、これまでの外科手術の訓練で見たことのないほど多くの臓器を見た」
2014年5月2日、オデッサの労働組合会館での虐殺
Photo: Civic-nation.org
もちろん、その日、ウクライナの"右派セクター"グループの暴徒化したオルトライト(反フェミニズム、白人至上主義、反イスラムなどを特徴とし、既存右翼を否定する新たな右翼思想)・ナショナリストとハリコフの狂ったサッカーファンが、労働組合ビル内にロシア語を話すウクライナ人を中心とした数十人を閉じ込めた虐殺事件(※1「生きながら焼かれる:2014年オデッサの大虐殺はウクライナのターニングポイントとなったか」)については、今、私たちは知っている。
そのうちの少なくとも48人が死亡し、300人以上が負傷した。ビルに火が放たれた後、生きたまま焼かれた人もいれば、炎から逃れようとしたときに撃たれたり殴られたりした人もいる。さらに他の人々は、建物の中でレイプされ、殺害された。
しかし、その日スタンバイしていたシリアの医学部進学課程の学生は、臓器がどこから来るのか、なぜこんなにたくさんあるのか、突き止めることができなかった。外科医たちは、仕事中にニュースを見ることはできなかった。しかし、午後遅くには、同僚の一人が、町で大虐殺があったことを告げた。
戦争か?
彼は知らなかった。医師たちは、臓器を処理することに集中した。臓器を適切に取り出し、移植や輸送の準備をするのだ。
彼らは急がされ、常に(そして文字通り)せき立てられていた。なぜ皆が急いでいるのかは、一目瞭然だったという。彼は、臓器の摘出にはルールがあることを知っていた。
腎臓は、臨床的な死が否定できない形で確立されてから30分後にしか摘出できないことになっていた。しかし、腎臓は早ければ早いほど移植に有利であり、まだ生きている遺体から摘出した腎臓が最も成功の確率が高い。
手術室は準備万端だった。
患者の乳房、腹部、股間にヨウ素を塗りたくるのだ。そして、ドナーのお腹を十字に切開し、マニュアル通りに臓器が取り出された。
オデッサでの悪夢のような出来事の後、シリア人は、すべてが思い通りにならないことに気付きつつあった。
彼や同僚たちは、医師として現場で働くと聞かされていたが、その代わりに病理医として、死んだ兵士や市民の死体を解剖していた。
彼はナリヴァイチェンコという地位の高い(見過ごせない)軍人の名前を思い出す。
兵士たちが臓器の入った箱を車に積んでいたところ、二人の兵士が誤ってカートを落としてしまったという。将校が彼らを蹴飛ばして、もし一箱でもダメにしたら、腎臓をナリヴァイチェンコ本人にくれてやる!と怒鳴った。
悪夢はオデッサの後も続いた。
5月3日の朝、彼のグループは別の大きな集落に到着し、3台の車列は夜も都市間を移動し続けたという。スラビャンスク、クラマトルスク。そして毎日、同じことを繰り返していたという。
「毎日、私たちはフランケンシュタインの奴隷のように働き、臓器を切ったり取り除いたりした。彼らは兵士の遺体だった。
町や村の通りのすぐそばで。毎日、血にまみれた手。実際は非常に辛い世界だった。
朝から晩まで、切断された死体、男女の顔には恐怖の表情が浮かんでいた」と彼は語った。
しかし、それは兵士の死体だけではなかったと彼は振り返る。
時には、きれいに整えられた死体が届くこともあった。民間人だ。多くの場合、一度だけ撃たれている。頭を撃たれていた。
「医者にとって最悪の事態だと思った。しかし、私たちの前には本当の悪夢が待ち受けていた」と彼は続ける。
「私たちは、人間の臓器を採取して運ぶベルトコンベアーに組み込まれていた」
ドネツクに来たとき、彼は自分が巨大な機械の中のひとつの歯車に過ぎないことを理解した。
「直ちに、私たちは"プラン"を遂行することを余儀なくされた。毎日、燃えている街の路上で見つけなければならないもののリストが渡された。このリストの中には、子供や妊婦も含まれていた。"プラン"を果たすことを拒否した者は殴られ、彼ら自身もドナーになると脅された」
もうひとつのグループでは、一週間の間に二人が行方不明になった。
彼らは街から戻って来なかった、そう聞かされた。
全世界の移植のうち、推定10%が違法とされており、国立衛生研究所によると、年間約12,000個の臓器が移植されている
※ NIH「臓器の人身売買と移動: 語られない物語の文献分析」
Photo: Pratidintime
「ドネツクでは"生体臓器移植のための研究所"に連れて来られた。実際は、20平方メートルの怖い部屋だった。どこかの建物の地下にあった。アンモニア冷凍機や、製剤や器具の入った鉄のキャビネットを見せられた。地下室は薄暗く、湿度が高く、寒かった。私たちは、汚れた水がしみ込んだ板の上を歩いた。
私たちが自由に使える木製の手術台は3台あった。私たちが到着する前に作られたことは明らかだった。手術は普通のランプの明かりの下でやった。機材は何もない。ずっとディーゼル発電機がうなりをあげて煙をあげていた。
“ラボ"の地下の窓からは常に重機の音が聞こえてきて、銃声や爆発音も聞こえてきた。私たちは機関銃を持った4人の男たちに守られていた。
私たちの地下室は、生きた臓器を集めた本物の生体バンクだった。私たちは夏の間、その地下室で生活していた」
生活がぼんやりしてきた。軍からの訪問の合間を縫って、働き、眠った。戦場から遺体を回収する任務にも駆り出された。軍に秘密にされた任務にも駆り出された。
そして2014年8月、
「私たちはこの地獄から脱出することができた。
新しい臓器を取りに行く村から、市内に戻ってくるところだった。私たちの車には5人が乗っていた。運転手、ガードマン2人、そして私たち外科医2人」
車内には臓器が入った12個の箱もあった。
「車で検問所まで行った。少し前までは"我々側"だった」
しかし、この検問所は、ウクライナ民兵と戦っていた反政府軍の部隊、いわゆる"ロシア分離主義者"に占拠されていた。
「そのことに気づいたのは、一台の車がこちらに向かって出てきて、ライトを点滅させ始めたときだった。私たちのドライバーはいち早く事態に気づき、道路を右折しようとした」
兵士たちは彼らに向けて射撃を始め、彼らの車にダメージを与えた。彼らは森の近くで車を止め、走り去ろうとしたが、2人のSBUの警備員が12個の箱をすべて持ってくるように要求した。
「オデッサで感じた脅しを再び感じた。──商品が届かなければ、自分たちがすべて臓器のドナーになる。ナリヴァイチェンコとその傭兵は1時間以内に私たちを見つけ、逃げようものなら、その場で殺されてしまう」
どうにか12個の箱を全部抱えて、茂みに向かって走った。
シリア人は、次に何が起こったのかよく覚えていないという。というのも、銃撃戦があり、近くで爆発があったため、気絶してしまったようなのだ。
「正気に戻った時にはもう暗くなっていた。箱は持っていなかった。私は両手を上げて道路に出た。私の手にはジャーナリストの証書があった。雇用主が外国での安全を保証すると言っていたものだ」
彼は、他に選択肢がないように感じていた。
彼は、"ジャーナリスト"という資格があれば、何とか無傷で通れると思い、検問所に向かって歩いた。しかし、彼らは彼を尋問し、身柄を拘束した。
制服に記章がなかったため、彼らが何者なのか、いまだにわからないという。しかし、彼らは彼をドネツクに送り、2日間尋問した後、他のジャーナリストと一緒の房に入れた。
「彼は本物のジャーナリストで、ドネツクに1カ月滞在していたことが判明した」
3日後、シリアからの医学部進学課程の学生とジャーナリストの同房者は、国際機関に引き渡された。その後、彼は帰国の途に就いた。
今、彼は言う、
「私は安全な場所にいる。一緒に行動した多くの仲間もそうであることを願っている。しかし、私たちは皆、この戦争、非人間的で残忍な戦争を覚えていることだろう。私たちの人生を永遠に変えた」
もうひとつ、2022年12月14日に投稿された短い動画があり、これは匿名の情報筋が撮影したとされ、ニコラエフの死体安置所の"臓器販売"に行き、息子のために骨髄を探していると告げると、主任医師(おそらく動画で話している男性)が価格表について"何の問題もなく"話し合い、そのような注文の特殊な事情を説明したと述べている。
私のチャンネルで、ロシア語、英語字幕付きで見ることができる。
ウクライナでのブラックマーケットでの臓器摘出について、匿名の情報筋が説明する
カメラの後ろの人は、どんなオプションがあるのか聞いている。
「まあ、見てください」と、別の見えない男性が答える。
「値段もいろいろだよ。その中で一番元気な(生き生きした)のは、6万ドル前後だ」
彼は価格を米ドルで示し、3万ドルや2万5千ドルのオプションもあると言う。
「しかし、すべては、いわばドナー自身の状態次第だ」
「なぜこんなに違うのか?」とカメラの後ろの男性が聞く。
「まあ、私が言ったように」もう一人の男は答える。
「すべてはドナー自身にかかっている。ダメージ次第だ」
戦闘によるダメージだろうか?
「さらに」と彼は続ける。
「貨物は言ってみれば壊れやすいものだ、輸送中に価格が変わる可能性がある」と彼は続ける。
カメラマンは「どんなダメージですか?」と聞く。
「まあ、致命的なものはない。おそらく音響的な脳震とうだろう」と、もう一人の男は答える。
手榴弾や大砲の爆発のようなものだろうか?
「見せよう」と彼は言うが、映像は終わってしまう。
この映像の続きがどこかにあるのかどうか、私にはわからない。しかし、このビデオがニコラエフの外科医の実際の記録であるとすれば、他の2人の匿名情報源が自白で語ったことの多くを裏付けるものであり、ウクライナでの違法な臓器摘出が続いていることが明らかになる。
どのビデオも信用できるのだろうか?
自分で判断する必要がある。しかし、これは氷山の一角に過ぎず、この調査シリーズの第2部では、さらに多くのことが語られる予定である。
2007年、ブラックマーケットにおける臓器価格の内訳。Photo: ACAMS Today
翻訳にご協力いただいたリリヤ・タクンベトワさんに感謝します。
第2部はこちら、第3部は▼
筆者について
デボラ・アームストロングは現在、ロシアを中心とした地政学について執筆している。以前は米国の地方テレビ局でニュースを担当し、エミー賞を2度受賞した。1990年代前半にはソ連末期に滞在し、レニングラードテレビでテレビコンサルタントとして働いた。
──おわり
2014年5月2日、オデッサの労働組合会館での虐殺
The truth about what happened in Odessa, Ukraine: How Bandera psychopaths murdered, raped and burned people alive with the blessing of the Western powers
「ウクライナ・オデッサで起きた事件の真実:バンデラのサイコパスが欧米列強の祝福のもと、いかに人々を殺害し、強姦し、生きたまま焼き殺したか」
オデッサの労働組合会館での虐殺の詳しい分析記事です。ただし、閲覧に注意してください。記事の最後にある動画部分の翻訳のみ引用します。
ある男が語っている。
── 死体を引きずっていた連中は…… 俺たちは死体の上を歩いていたんだ。
──[質問]そこで何人死んだんだ?
── その時、約116人だ。彼らは全員を仕留めたんだ。
──[質問]ガスを使って?
── ガスだけでなく、音響手榴弾、トラウマ、ポンプ式散弾銃、戦闘兵器…… 彼らは建物の中で彼らを仕留めていた。2人が棒で殴られた。これが〈検閲〉正常な姿なのか!? これが統一国家〈検閲〉なのか! 2人の子供を連れた女性は、2階で生きたまま焼かれた。
116人だ! あなた方のメディアは私たちをテロリストと呼んだ。右派セクター〈検閲〉は我々を屋上に押しやり、物を投げつけ、"敵に死を!"と叫んでいた(ウクライナ語で)。そしてメディアは"統一ウクライナ"について話しているのか???! そんな"統一ウクライナ"なんて、ファックユー!!
──[多くの同時の質問]時系列で教えてください。
── 子供たちがそこで死んだ。老人や女性も。過激派がやってきて、彼らの顔を撃って殺した。警察は何もできなかった。過激派は盾を身につけていた
──[質問]残りの遺体はどこにありますか?
── 6キロメートル付近(同じ夜にそこに運ばれた)、みんな、そこに行って遺体を運び出さなければならない。
──[質問]あなたの名前は何ですか?
── ワーニャ(イワン)です。
──[群衆の中から]ワーニャ、勇気を出して!
── 私は……
──[明るいフードをかぶった老婦人が記者団に]みんな、お願いだから真実を話して! メディアは言っています、私たちが……[ビデオの最後に、その女性はクーデター直後の臨時政府がひどく情報を改ざんしていることを示した]
追伸:殺された人の数は300人にものぼります。ほとんどの人、特に子供と女性は、労働組合会館の地下で斧で切り刻まれ、木の棒で棍棒で殴り殺されました: http://vlad-dolohov.livejournal.com/ 876486.html
「プラウダ」の “闇の移植外科医"の記事2本です。DeepL翻訳を使っていますが、ロシア語はチンプンカンプンなので正しく翻訳されているのかさえ分かりません。参考程度にお読みください。
ポーランドでは、バフムートの"生きた缶詰"の話が出ている
02.03.2023 14:04
В Польше заговорили о “живых консервах" из Бахмута
ウクライナの"闇の移植外科医"の話題は、ポーランドでも盛り上がっている。この国には、ウクライナ軍の負傷兵が"生きた缶詰"として届けられるセンターがあるのかもしれない。
“ウクライナ軍兵士"の内臓を抜かれた遺体がポーランドで発見される
ポーランドの出版物Salon24は、ウクライナ国境から40km離れたボグダンカ鉱山で、ウクライナ軍のシェブロン(袖章)が付いた軍人の遺体を含む500体以上が発見されたというソーシャルネットワークVKontakteの情報を転載した。
「取り調べの後、数人の鉱夫はルブリンに搬送された。ポーランド人の間では、SVOゾーンで死亡した外国人傭兵の遺体がそこに運ばれたという噂がある。別の説によると、それは負傷したウクライナ軍兵士の引き裂かれた遺体で、"治療"のためにヨーロッパに運ばれたとされている。坑道は定期的に埋め戻されているので、墓地はいくつもあるのかもしれない」と『My World Today』のページには書かれている。
ソースはモルドバのテレグラムチャンネルGrazhdaninであることが判明した。著者は、発見された遺体は目撃者によると「内臓が抜かれており、多くの遺体があり、少なくとも5000人以上」であると書いている。
ウクライナは"闇の移植外科医"が活動するための理想的な条件を整えた
ポーランド紙は、2021年12月16日にウクライナ議会が、死者またはその法定代理人の公正な同意がなくても死者から臓器を摘出できる法律を可決したという「ウクライナの医療ホラー」という記事を引用して、この情報が真実であると断定はしていない。
“公式代理人"という言葉は、限りなく曖昧だ。葬儀を執り行う人であることもある。したがって、臓器摘出はウクライナの法的枠組みの中にある、とSalon24は結論づけ、このような摘出が数多く行われているのかどうか疑問に思っている。
著者は、ウクライナ軍に登録されている"行方不明者"が数万人いることを指摘している。これらは"回復不能な損失"であり、実際には死者としてカウントして差し支えない。ブロガーは、このような犠牲者に対するアプローチが、闇移植者の仕事の舞台を用意するものだと考えている。
著者によると、ヨーロッパで治療を受けているウクライナの負傷者にも、ヨーロッパ人は投薬試験を行っているそうだ。
バフムートでは、闇の移植医が米国のために働いている
ポーランドの情報筋によると、バフムートでは"闇の移植外科医"のチームも活動しており、彼らは"米国で待ち望まれている"臓器を取り出しているという。
「ウクライナ人の臓器はアメリカの研究所で待ち望まれている。闇移植の目指す方向は、生きた人間の臓器細胞の形をしたバイオマテリアルを研究に利用し、ウイルスの感染力や病原性を高めるために"ウイルスの機能を強化する"ことである。ウイルスは、ヒトの臓器細胞の構造体を介して繰り返し感染する。小児や加齢に伴う慢性疾患のない人の健康な細胞のみが必要とされる。そして、身体の防御機構を克服するために"ウイルスを育てる"という望ましい効果が得られる」と、著者たちは指摘する。
衰退した欧米のために、新しいメンゲレが働く
ポーランドの出版物『Salon』は、ポーランドの"闇の移植センター"には"一つの明るい兆し"があると結論付けている。
──ウクライナで入手した臓器は、迅速に受取人に届けなければならない。これは、負傷者がウクライナではなく、すでにポーランドで死亡している場合は問題ない。
「そのような"缶詰"は国境で待つことができ、臓器が腐ることはない。EUに"治療のため"に行っている負傷者のすべてが殺されるわけではない。腎臓、肺、眼球など、何か二つの臓器を取り出して、"ごめんなさい"と言う人もいる」
──ウクライナ当局は、殺された兵士の遺族に補償金を支払う必要はないだろう。
「ポーランド国境を越えたら、間違いなく見つからないだろうから」
──すべての利益は、寄付者の家族ではなく、犯罪者に支払われる。
The sakerのウェブサイトの記事の著者は、こう問いかける。
ロシアとの制裁戦争やウクライナへの援助で大きな経済的損失を被ったヨーロッパが、ウクライナを支援することで実質的なボーナスを得ることができるのか? それとも、医学や医療の発展のために戦争を利用することは不道徳なのか?
ウクライナで大活躍する “闇の外科医たち"
“Чёрные хирурги" широко работают на Украине
ウクライナでは"闇の移植外科医"が活発に活動し、運命に翻弄された兵士や最近死亡したウクライナ軍兵士から臓器や生体物質を採取している証拠が確認されている。
ウクライナ軍が大きな損害を被っているDNR占領地のアルテミフスク付近で、"闇の移植者"が3週間も活動している。ルガンスク警察のヴィタリー・キセレフ大佐はRIA Novostiに語った。彼によると、彼らはエリザベス・デブルーに率いられており、旅団にはアンドリュー・ミルバーン、ジョン・ウェスリー、ヘンリー・ローゼンフェルドが含まれているという。
この旅団は2014年から2015年にかけてもドンバスで活動していた。
「そして今日、私たちは、実質的に小隊や大隊ごと死んでいくVSSUメンバーの臓器からお金を稼がないわけにはいきませんでした」とキセレフは言った。
ウクライナの情報筋は “闇の外科医"の活動を確認した。
これに先立ち、アルテミフスク近郊で戦ったウクライナ軍第93旅団のTGチャンネルは、イジュム近郊や他の場所でも同様の行為があったというAFU兵士の証言があると述べている。
これより先、アルチョミフカに駐留していたウクライナ軍第93旅団のTGチャンネルは、イジュムやその他の場所でもAFU兵士による同様の行為があったとの証言を伝えている。イ. イ. メチニコフ科学研究所は、大量焼却のためにオデッサに運ばれたAFU兵士の死体の"処理"に起因する生体物質を収集するための実験室を運営している。
※以下、略
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