さよなら銀河塾「解散式」文字起こし

愛先生による初級占星術入門講座のユーチューブで公開された「解散式」の文字起こしです。後半の「質問コーナー」は文字起こししていません。、いずれ?するかもしれません。とりあえず前半だけ公開しますが、ブログのホームページには掲載されない仕様にしています。
なお、見出しは読みやすくするために、私の方で付けさせていただきました。

さよなら銀河塾「解散式」2021.6.5

・・・少なくとも銀河塾の中では、皆さんの日々変化して内容が非常にクオリティが高い(こと)、高度になってきている(こと)、最初、分からなかったこともお腹に落とし込んでいっているのが手応えとしてよく分かりました。
やっぱり、ああいう場を設けてほんとによかったなというふうに今さらながら思います。そして銀河塾の中では語られることが極めてデリケートなこともあるし、例えば月なんかに関すると、どうしても人の劣等感とか怒りを刺激してしまうようなケースもあったと思うんですね。

その中でよく、ま、耐えてというのは変だけれども、真実をつかみたいという思いの前で、多くの方が、ン、としたものを抑えて学ばれている気配も私、感じまして、素晴らしいもんだなと思いました。
中には当然、色々な言い過ぎもあるし、ちょっとした、悪気はなくても無神経さでちょっとした書き込みに、お互いが嫌な思いをして反応するというような場面もいくつか、何回かありました。
私それを見て、僕は出ない方がいいなという思いがあってね、特に出ないで、皆さんの成り行きを見ていて、それが素晴らしい形で問題を解決していっているというのを見て、こちらが勉強させていただくような思いになったこともあります。

なので、あの銀河塾は私ではなくて、当然皆様が運営されていた、ホントの自分たちの塾であったということを今さらながら感じるんですね。だからそれを閉じてしまうのはどうかなという気はあるんですけれども、最初からのお約束であったし、やっぱり期限があるということによって、逆に命がそこにもたらされるということは永遠の真実だろうという気がしていますので、後ろ髪を引かれる思いもありますが8月末で銀河塾も消去させていただくという形でよろしくお願いいたします。

ただ、今日なんで銀河塾の中でやらなかったというと、今日は一般の方も実はご覧になっていただけるわけなんですね。これはFACEBOOKに登録されないで銀河塾に入られなかった卒業生もけっこう大勢いらっしゃるんです。ま、最後の時だけは一緒に時を持ちたいなと思うことで、こういう形で一般的な公開という形で「さよなら銀河塾」をやらせていただくという次第でございます。
初めてご覧になっている方もいらして、一体何なんだと思われる節もあるかもしれませんけれど、まぁ今の話のいきさつで占星術のセミナーがあって、そこでその後、皆さんが自主的におやりになって、そこで学ばれて、それをクローズするという解散式であるということ、そして最後の授業を今やらせていただくと、いうことの流れでとらえて頂ければありがたいなと思います。

さて、これからのテーマですけれど、これからは個々でいろんな占星術知識を深めていただく。また占星術によって自分とは何者なのかという意識の学問としての面を深めて頂くということになるわけですけれども、具体的には自分のホロスコープをやはり解読していくということが、とにかく大事であると。そして星占いを、西洋占星術を当たる当たらないという概念ではあんまり考えない方がいいだろうと。

というのは、必ず当たっているんです。当たっているんです。ただ、分からないんです。そのことが。例えば、わたしって何者かと言われたときに、自分だって、私って何者なんだろうといったときに、答えは一個ではないですね。いっぱいありますよね。それでそれも何かに遭遇した時に、星と照らし合わせるときに、はぁ、私のこの部分がこうなっていたんだということをどんどん発見していく、意識の学問という、何度も言ってますけど。
当たるとか当たらない、当たるというのは今の分かっている範囲でしか答えが出せないわけなんですよ。そういう構造では星占いではないので、自分を知るためにホロスコープを解読していくということが大事で、その都度、自分の中に働いていた内容が意識出来たとき、なるほど、といって腹に落とし込めるということになっていくと。

そして皆さんが多くの、今日も後で、質問コーナー頂いたのがそのままになっていましたので、最後に時間を取って質問に対してお答えさせていただく予定ですけれども、ま、占う以上やっぱり、自分はどうなんだろうか? 例えば月が牡牛にあるから、私お金が入らないんだろうかという、やっぱり切実な問題だと思うんです。そういうふうに考えちゃうと。

結論から言うと、月牡牛で言えば、月でお金が入ることはないけれども、お金が入る方法というのはいっぱいあるので、そういうことではないということね。でも月に囚われる範囲が多ければ多いほど、そういうことはありうるという、ま、そんないい方しかできないという可能性があります。さっきの月が牡羊にあるとリーダーシップがないんじゃないのかと。しかし、ビル・ゲイツも誰々も月が牡羊でみんな成功してるじゃないか、というご質問が、後でやるかもしれませんが、ありましたけれども、それも月でやったら失敗、月のリーダーシップはない、もっと他のやり方できっとやったんだろうと。ビル・ゲイツなんかは月が牡羊という、僕調べてないんでわかんないんだけど、そういうことであるならばね、要するに自我がない、持てないということなんで、どんどん出世しないと自己確認ができないという形で、もし月を使っていたとしたら、一見リーダーシップがあるように見えても、それはきっと挫折して最後は終わるなというのが、もうわかるわけなんですよね。それは。ビル・ゲイツの生き方なんか見ると、マイクロソフトを成功させて世界一の大金持ちになって、しかし今度はワクチンまで、なんかお金を出してという妙なことまで始める、関係ない事までね。
すなわち世界のハイソサエティ―の中にどんどん入っていって、この世で一番強いものは何なんだ、その中で自分も輝いて成功していくんだという、もしそれが月の牡羊座の自己証明だとしたら、きっと最後はまずい結果に終わると思いますね。

なので、月というのはやっぱり、そういうもんであるということで。だから、月はもともとないんだから、もともとそれによるものの結晶というものは必ず、この世的にも一時的に成功しても消えていくものとしての、変化していくものとしての象意ですから、やっぱり月による成功というのは儚いんですよ。だから月が牡牛だからお金ないのかしらと思う必要ない。そういう面というのはあるかもしれないけれど。それは決定的ではないということ。月以外のやり方っていっぱいありますんでね。

もっと言えば、占星術というのは何の心配もいらないということなんですよ。みんな10惑星を持っているからなんです。これは一番最初に私が第1回目のセミナーでお話させていただいたことなんです。みんな10惑星を持っているんです。そしてこの10惑星をみんな本気で使って、星を使うというのが分かんないというのも、いろいろ質問頂いていますけれども、今は皆さん、ほとんどの方が分かっておられると思うんですよ。だから、みんな10惑星を持っている、そのうち九つの星は本当に使えるんですよ。ひとつは使ってはいけない星が月であるということなんだけれども。

10の星を持っているんだから何の心配もいらないんですよ。ただ、その使い道とか、使うことを意識化されていない。例えばですよ、人を愛する能力というのは金星ですから、誰かを好きになって、異性を好きになって、その人と距離を詰めたい、親しくなりたいという能力は金星ですよね。金星はあるんだから、必ずみんなそういう能力があるわけなんですよ。絶対に。しかし、自分は苦手だからとか、思っちゃうわけじゃない、それはまだ金星という星が使えてないという意味なんですよ。じゃ、どうすれば使えるのかというのがサインであったり、ハウスであったりが、きっかけ。そしてアスペクトであったりという形で、自分なりに使っていくしかない。それで使っていったときに、なんか嬉しい、そしてホロスコープをなんかあった時に見ると、なるほど、私こうやって人に対する距離を、愛する人との距離を詰めることができたんだと。あ、こうなっていたから、ホントにこの通りだ、金星と海王星のセクスタイル、60度というのはこういうもんだったんだというようなことが、ま、例ですけどね。として腹に落ちていくわけです。だから、私たちはみんな10惑星持ってるけれども、まだ、やっぱり使ってないという事。だから逆に言うと、未開の広野がいろんな意味で広がっているんだということ、無限なんですね。それはね。だからなんの心配もいらないということを、とにかく、それが分かるためのものが占星術。

占星術というのはどの人がいいホロスコープだとか、この人が悪いホロスコープだとか、あり得ないんですよ。みんな10の惑星持ってるわけだから。ただそれが、みんな特殊であるということなんです。誰々さんのようにというのは一個もない、みんな特殊になっちゃう。確かに顔や声みんな違うわけで、まさにその通りなんです。みんな違う、しかし、声が出せるということは水星があるということなのね。だからみんな10惑星は持っている、使い方に上下や稚拙さ、うまいということはあるかもしれないけども、心配はいらない、みんな持ってるから。ということで、あわてずに10惑星を使っていけばいい。

幼稚園の子どもは土星を使うことはできないんですよ。基本的には。だから段々と歳をいけばいくほど、本当は星使い、星を使うことは上手くなっていくはずなんです。そして意識の学問としての占星術をこのように学んで、ある程度のルールをみなさん覚えてる、知ったわけなので、使いやすくなっているはずなんですよ。その時、私こんな運命だからとかというのは、凄く邪魔なんです。そういう意識が。ま、それは気持ちの上ではわかるけれども。そんな決定的に、あなた悪い人生だとか、無いんですよ。そんなこと。あるわけがない。そんなの嘘のなんとか。なので、心配はいらない、ホロスコープにはなんの心配も書いてないんです。ということで、みんな10惑星持ってる、だから使ってください、というだけの話なんです。

だからショックがあった時、嬉しいことがあった時、なんかこんな落ち込んだときはない、なんか僕出世しちゃったんだよ、そんな何かエポックとか情動が激しく動いた時は、ぜひホロスコープを見てください。それがどういう理由でそうなったのかを見つけ出してください。必ず見つかるから。そうすると、なんだ私はそういう能力があったんだということがまず分かるじゃない。そしてさらにそれを広げるには、という手ごたえがだんだんわかってくるじゃない。そうすると、段々だんだん星を使えるようになっていくということになるわけです。

占いたいと思ったら

さて、自分を占うと同時に、星占いの話をすれば、なんとかさん、私のも占ってくれる?とか、ということもあると思うんですよ。そしてそんな場合は、もし関心があって、あ、前向きにやってあげたいなと思ったら、たとえ初級でも、皆さん、月のことは知っているから、月のことさえ基本的に分かっていれば、それだけでも占いが成立するくらい、僕は素晴らしい情報だと思うんですよね。それからあと基本の原理は皆さんご存知だから、変に人を脅かしてとか、あなた月が牡牛座だから、お金入らないわねというバカなことは言わないレベルまで皆さん絶対達しているはずですよ。なので、人の運勢を占うのも、ご自身がやりたいと思ったらいいと思うんですよね、やって。ちゃんと喋ってあげてもいいし、書いてあげてもいいし。

その時に、まぁ、チョッと言いづらいけれども、なるべくお金とか何らかの報酬をもらった方がいいんじゃないかなと思います。ま、時間を使うということだよね。それから何より真剣さが1000円でも2000円でも貰うことで、もしくは食事を奢って下さるということでもいいし、なにか真剣さが違ってくると。真剣に対峙していかないと、やっぱりホロスコープの、人を占うということは永遠にできないような気がするんですね。逆に、まだ足りないから人様を占うなんてことは出来ない、これは自由なんですけれども、私の能力では占ってはいけないとか、そういう謙虚に考える人はいるけれども、僕ね、それも違うような気がするんですよね。まだ私は未熟だけれども自分がわかる範囲で占わせていただきますというのが正しい態度だと思うんです。

それなのに、すべて分かったように占ったら、それは嘘をつかなくてないけないことになるかもしれないのでね。やっぱり、わかりました、まだ未熟な面はあるけれども、私なりに腹に落として分かったことがあるので、そのわかる範囲で占わせてくださいと。そして、こちらが分かっていることだから、相手にも通じるんですよ。そうすると知っている情報は少なくて知的に限界があったとしても、クライアントさんは本当に喜んでくれます。なので分かる範囲でいいから占ってあげるということになれば何も問題はない。そして、ある程度の何らかの報酬は僕はもらった方がいいと思います。それは皆さんの考え次第で決めることだとは思うけれども、私はそう思っているということです。

要するに腹に落とし込んだこと以外には、本当の意味で分からないんですよね。なんでもそうなんですよ。料理の本だって、見てやっても塩はもうちょっと多い方がいいとか、ずいぶん違いがあると思うんですよね。実際にやってみたものと、ただ単に情報を知ったということだけではね。

だから自己探求と星の理解、自分を探求していく、自分とは何なんだろうということをホロスコープを通して、さっき言った嬉しいとき、悲しいとき、なにかセレモニーがあったときとかに星の理解をする、深めていく。自己探求という気持ちとホロスコープの解釈というのは必ず一致するようになっています。これが、他の占いが悪いというんじゃなくて、他の占いと違うところだという気がするんですよね。他の占いでは運命と星の理解が一致するということはあると思いますよ。例えば、離婚しちゃったということになると、誰かが占いでやっぱり出てるのよというと、確かに出来事と星の理解の一致ということはあるのかもしれないけれど、そういうものごと、具体的にお金が入ったとか離婚したとか結婚したとかいう具体的なことも大事だけれども、自己探求と星の理解が一致したということの方が永遠の知識、永遠の光になっていくんですよ。そこは星が、意識の学問としての星が、星占いが非常に優れてるんじゃないかという気がしています。

初級で出来なかった事

さて、出来なかったことが初級ですからいっぱいあるんです。だからこれから銀河塾を見てみても皆さん自由な意味でトランジットのことを話したり、相性のことを話したりしていますけれども、どうぞ自分でいろんな本を読んだり、進められていけばいいんじゃないだろうかなと思います。

ま、基本的には未来を占うということに関しては一切やってませんでした。トランジットの方法とか、太陽が1日1年法という形で、例えば10歳の時の自分は10日後の自分であるという、1日1年法というんですよね。それから逆に太陽が10度進むと、1度が1年であるという、いろんな考え方があります。太陽を動かすのがプライマリー、月がセカンダリー、セコンダリ―というような形での未来を占うというような、でも基本はトランジットです。
どれが一番未来を見るのかという時に、基本になるのはみんなやっぱり、トランジットじゃないと思っている人が多いけど、トランジットが一番影響が大きいような気がしていますけどね。ま、何であれ、未来を占うようなことは一切今回は教えておりません。ま、皆さんぜひおやりになってくださいという事ですね。

それからシナストリーと言われている相性に関しても一切勉強はしておりません。これも、皆さん独自で勉強していただきたいなと思います。それから小惑星の、カイロンとかベスタとかジュノーとかいろいろあるんですけれど、小惑星についての勉強も一切今回はしておりません。これもいろんな資料がやっと出始めておりますので、特に語学が出来る人にとっては海外の資料などを調べれば面白い発見もあるんじゃないかなと思います。

それからあとホラリー占星術というのがあります。特殊な占星術ですよね。ホラリーと言って、例えば、大事なものをなくしちゃったけれども出てくるかどうか、それが一番伝統的な有名なホラリーのあれですけれども、とにかく質問を受けるんですよ。私は彼と結婚できるでしょうかというのを、相性、シナストリーとして見ることも出来るし、その質問を受けたホラリーとして見ることもできるんですよ。先生、私は誰々と結婚できるでしょうかというと、その質問を受けた月日の時間のホロスコープを作って、今尋ねられたことが発生した時間をもって、その内容の帰結がどうなるのかというのをホラリー占星術という形で見ることもあります。

それからマンダン(マンデン)、経済とか株価とか社会の動きが政治がどうなのか、マンダン、マンデン・アストロロジーというのがあります。これは私がよく時局をお話ししたり、今の政権がどうなるのか、一番の関心事ではトランプがまたこちらに戻ってくるのか、というようなことがどうなるのかということをかなり長いスパンで見る場合もあるし、きわめて短いスパンで見る場合もある。それが長いスパンになった場合はそれこそ水瓶座の時代、風の時代、というような考え方が生じてくるわけですよね。

占星術の中で一番、と言っちゃ変だけど、面白いものであることも確かだろうと。これも学ばられると、皆さんもう既に下知識を持っていますので意外と簡単に学べるんじゃないかなと思います。例えば相場師の中には占星術だけを使って相場をして、かなりの大金持ちになっている人もなかにはいるんです。確かそうなんですよ。例えば私なんかもマンダン、マンデン的なもので言うと、これから、どういうものにお金が動くのかとかいうことを考えれば、即、投資のスタンスにもなっていくわけですよね。

それを僕なんか大昔、今から40年以上前に皆さんご存知だと思うけれど、ルル・ラブア先生から刺激を受けて、いろいろ教えていただいて社会と占星術がどのような関係にあるのかということをずっと何時間も話し合うことが何十回もあったわけですよ。そのなかでだんだん覚えていく中で、未来がどうなっていくのかという、ルル先生と話した未来像というものは今でも心に残っていて、それを通して世の中を見ているわけなんですよ。
通貨がいつか問題が起きてくる時代が来るんだと、その時はやはり基本的には通貨の代わりに金とか銀が通貨になる時代がもう一回来るんだということは、私の生計、占星術の中におけるひとつのテーマになっていることも確かなんですね。だからといって今すぐそうなるという予想ではありません。でも、いずれはそうなるってことは分かってるわけなんです。それだって、一生をかけたひとつの経済の見方の、私の場合、基本にまでなりうるものであると。

それからもうひとつ、資本主義自体がいずれダメになると。例えばマルクスはそのように予言したわけですよね。星ではないけど。そして占星術でもそのように考える人もいるわけなんですよ。そういう人にとっては世の中の10年後、20年後、50年後、100年後のイメージというものが出てくると。これもどれが正解であるということは言えないけれども、とても、皆さんまだお若いから、私たちの時代がこれからどうなっていくのか、というときに、長い長いスパンで天王星の動き、海王星の動き、冥王星の動きを見ていく中で、時代というものの変転をダイナミックに占星術でとらえるという分野もあるという、、、これは面白いです。という。あるわけですね。そこらへんも皆さん、どうかいろんな形で勉強して頂こうと思っています。

そして今言ったようなことを私もこれからユーチューブなどで、たまに時局など話しますし、政治経済なども、これからもやっぱり頻繁に話すことが多くなると思います。それから各種、部分的なセミナーなんかも、おそらく開催していきますので、ま、ぜひ、私のものも見て頂ければ、それはそれでありがたいなと思います。
ただ、基本は皆さんご自身でね、やっぱりいろいろ直感的に進まれて、あまり難しく考えずに直感的でいいと思うんですよ。本屋さん行ってパッと手に取った本というのはけっこう縁があったりすることありますのでね。だいたい私のセミナーに皆さんがいらしてくださったこと自体も深く考えた末という方もありがたくいらっしゃるかもしれませんけど、やっぱりなんとなくという、ひとつの軽い縁というのも僕、あるような気がするんですよね。そういうものがけっこう重要な場合もありますんで、どうぞお好きなように勉強はしていただきたいなということです。

グループ、サークルについて

それから、銀河塾が今1500人くらいいたのかな、なかで、相当の人数いらっしゃいましたので、自由にグループを作って学びあう動きがございます。これはホントにありがたいことで、占いサークルを作っていったり、自動的に百何十人集まったというグループもあるそうです。グループを集めることも意味ありますけど、ぜひそれが機能するようにして、皆さんの力でやって、機能するようにやって欲しいと。

そしてそこに集ってホントに良かったなと、銀河塾は終わったけれども、そこで集まった気が合う人たちが集まって占いサークルを作って、なにか魅力的で楽しいこと、そこがひとつの場になって、生きることを考える場になって動いていくことを本当に応援、心から応援したいなと思います。どうか皆さん、よろしくお願いいたします。そしてそれがだんだん発展していけばね、例えば150人が集まったものがあったとしたら、もしかしたら10人だけのものもあるかもしれない。少なければ割と早くコンセンサスが一致して、月に一回でも、年に三回位でもいいから会って、今はコロナのあれで難しいかもしれないけれど、会って、何かが皆で、、、

例えばだよ、例えば、今日はこういう日だから、恋愛で悩んでいる人が多いかもしれない。じゃあ、どっかで場所を借りて恋愛相談の場を作ってみようとか、喫茶店でみんなでやろうとか、それは仕事にもなるかもしれないし、勉強の機会になるかもしれないし、ま、どんな形であれ、これからはね、西洋占星術というのは非常に魅力的なアイテムだと思うんですよ。みんなが求められているんだと思うんです、これからは。

その、ホントに当たるの、当たらないのという人は占星術ではあまりあってないのよね。だから、お客さんもやっぱり、もっと深い、自分というものが知りたい、その上での運命が知りたいという人が多いから、、、この銀河塾から出て行った人が占いサークルを作って、そこで学びあえば、きっと自然発生的に仕事にもなっていくと思うんです僕、それも面白いなと思う。

そして、それはねぇ、アカデミーの世界ではなかなか認められないけれども、でもユングだって心理学以上に占星術のことを信頼していましたので、わかる人は分かる、それが昔より今の方が分かる人が多くなっているので、こちらがプライドを持って、星占いを、西洋占星術を扱うことができるならば、信頼してくれて自然発生的に仕事にもなっていくと、いうふうに思います。ぜひとも皆さんグループを作って是非、仕事にしなくてもいいんだけれども、学びあってどんどん、それはやっていただきたいなと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。横のつながりを大切にね、ご縁だと思うので、していただければホントにこんな嬉しいことはありません。

トランスサタニアン

あとね時代的に、さっき、マンダン・アストロジーのところで言ったけれども、これからの時代というのは「個」というものの考え方が変わってきて、トランスサタニアンという言葉を皆さんご存知だと思うけれども、要するに、目に見えない星、土星よりもむこう側の星を、天王星、海王星、冥王星なんですよ。この三つがあるんですよね。このトランスサタニアンの時代になっていくだろうと。

じゃ、この三つの星というのは、最後に今日はお話ししたかったんですけど、何なのかという事なんですよね。
今、ちらっと見えたんだけど(チャットを見て)「月みずがめ座は、(グループやミニコミュニティ)集めない方がいいらしい」。そういうことはないんです。月でやんなければいいわけで、金星でやってもいいし、木星でやってもいいんでね、月水瓶座ということを知っているだけで、月水瓶座の人、頭いい人多いんですよ。天才的でないというだけで、頭いい人多いんですよ。だから(月)水瓶座の人がグループやっちゃいけないとかそういうことではない。

ただなんで僕がそういう言い方をしたかというと、月を知らない時にやっちゃうと、みんな月でやっちゃうんですよ。そうすると必ず失敗するんですよ。でももう皆さんは月というものを知っているから、もう月とは別のやり方で、また自分の陥りやすいことが分かった形でやるので、もう皆さん出来るんですよ。月が何処にあろうが、関係ないんですよ。だから月が牡牛座の人でも金融口座出来るんですよ。もう皆さんは。でもそれが分からない人は月に捕まっちゃうという事で、皆さんは月に捕まらない人になっている、なってくれなくちゃ困るんですよ。ということです。ハイ。だからもう十分、私は月だから、これが月だからできっこないと思う必要は全くないですね。そこはぜひともご理解していただきたいなと思います。

さてトランスサタニアンの話に戻しますけれど、これがまさに今、言った事で、これからの時代は窮地が来ると思っているんですよ。かなり、例えばショックドクトリンのような、突然の3.11のようなショックで来る場合もあるでしょうし、段々だんだんと貧しくさせられて、社会が機能しなくなって、去年と全然違った世界が見えてくるとか、そんなような不安と怖れと、どうしていいのか分からないような時代に、場合によってはなっていくと思うんですよ。その時に必要なものがトランスサタニアンの三つの星なんですよ。このすべてのこれから訪れる訳の分からない不安と恐怖の状況も、この三つの惑星によって必ず対応できるというのがトランスサタニアンの意味なんですよ。だから時代が進行すると、前までは土星よりも先、すなわち土星までは見える星なんですよ。こんなに公害(光害?)で空が曇っていても土星は見つけられるんですよ。普通のところで。ちょっとした郊外に行けば土星だってはっきり、木星なんかキラキラ光ってますから、木星だってはっきり見えるんですよ。

そこの見える星までの原理で、もう世の中は動いていないんですよ。でも私たちは鈍いから、まだ目に見えるものとか、手に持てるものとか、数量が大きいものとか、というものをつい信頼しちゃうけれども、そういうものがどたどた(?)に裏切られて、なくなっていくショック。ショック状態に、これから時代が入っていくと思うんですよね。その時、力になるのは、もう土星までの星ではないんですよ。ここで初めてトランスサタニアンの意味が出てくるわけなんですね。だから星は、天王星が発見されたのが、もう100年くらい以上経つんだけれども、ま、十分、勉強させていたわけなんです。そこで皆さんに最後の授業になりますが、何があっても10個の星、特にトランスサタニアンの天王星、海王星、冥王星というものを使えば、使えれば、どんな危機をも乗り越えられるということを最後にお話ししたかった。

天王星

まず、天王星は、私は天の才につながれる、繋がる星を持っている、天才の星だよね。天才というのは個人が天才というのじゃなくて、天に才があって、天の才とアンテナで、天王星アンテナがあるじゃない、コミュニケーション、直感的に繋がることができるというのが天王星の能力なんです。これは皆さん持ってるんですよ。水瓶座じゃなくたって。みんな天王星持っているんですよ。だからこれがある人はどんなに窮地に陥っても天の才を得ることができる。
トランプだって、あれだけ虐められて、あの人は双子座なのに天王星とちょうど合なんですよ。だからやっぱり天才的な、天、才、を使える人だと思う。だからなんとか、ああいう形でも、かえってチャンスにできるというようなところに、、、これは皆さんもそうなんです。使いやすい使いにくいはあるかもしれないけれど。

私は天の才につながる。今このことは分からないけれども、こんなピンチで大変だけれども、きっとこれを打開する何らかの閃き、方法、知識、知能が絶対にあるんだ、と、私の中に。天王星を通して。というふうに、これは本当なんだよ、本当なんだから思って下さい。

海王星

次に海王星。海王星の本質は何かというと、私は形を変えられるということです。私って、という固定がないんですよ。器のないところで自由に変質したり、液体のように、どうにでも形を変えられるという海王星が、わたしたちの中にあると。私はどんな形(に)も変えられる、という気持ちがあれば、どこに行こうが、何を着ようが、何を食べようが、それらが毒になることも、制限になることもないという能力を持ってるんです。

ただこれまで土星までの目に見える世界でしか、わたしたち生きてこなかったけれども、実際はすでに海王星が与えられているわけなので、私はいかようにでも姿かたちを変えられる。この仕事を失っちゃったら私もう終わりだ、なんてことはないという事。いかようにも私は姿を変えられるんです。この世において。

昔『私は貝になりたい』という映画があって、これは戦争の非常に悲惨な映画だった。僕が小学校低学年、幼稚園の頃かな、見てて、怖くて、つい見ちゃうんだけれども、トイレに行けないで困ったことがあったくらい、それはお化けが出てくる怖さとかなんかではなくて、人間の怖さですよ。
戦争で浜辺に行って敵兵が船で来るわけですよ。その時もう絶対こちらは負けるに決まってる状況の中で、私は貝になりたいと思うわけよ。ま、悲しい話だよね。極めて。しかし、それはねぇ、そういうことができるのよ。私はどんなようにも姿を変えられるという海王星。力。

冥王星

そして最後は冥王星。私は、もう降参であっても、もうアウト、もう駄目、となっても、その時こそ、私は大きな力によって守られている。本当なんです。降参した時しか出てこない力があるんですよ。これが冥王星です。
冥王星というとみんな強い力だと思うでしょ。最強の、All or Nothingでいう最強の、実際は最強なんですよ。しかし、本人はバンザイしているんです。もう終わり、もうダメ、打つ手なし。その時に、しかし、私は大きな力によって守られている。そう思えるかどうかなんです。私はね、冥王星というのはよく分かんないけど、僕は冥王星がMCにあるせいか、冥王星とは使いやすかった、縁があったんですね、とても。だからこれはよく分かる。これまで絶体絶命のピンチで、仕事の意味とか、いろんなこと何回もありました。そのとき僕はね、やることはやるんですよ。でも、これはもう無理だなぁと、これはダメだなと、もう負けだなと、これは無理だと、そうなったときこそ、ムクムクと力が湧いてくるんですよ。もうダメなのはわかってる。しかし私は何かによって守られている。私は大きな力によって守られているんだという思いが、そういう時こそ出てくるんですよ。
負けは負けなんだけど。そして見事にそうなっていきました。一回二回は偶然だったかもしれないけれど、僕はそれが原理であることをホントに理解したんです。だから10の星はあるから何の心配もいらないというのは、ここまであるからなわけですね。土星までは力あるものの、価値の世界ですよ、確かに。

しかし今の時代は違うんですよ。トランスサタニアンの時代に入るんです、これから。目に見えないものとつながらない限り、土星で終わっちゃうよという世界になっちゃうわけ。それは選択なんですよ。もったいない話。
もう一回言いますと、私は天の才とつながってるから、どんなことでもピンチを切り抜けられるんだ。私はどんな状況があれでも(来たとしても)姿を変えられるから、何も、ストレスというものを感じないでも、いられるようになるんだ
僕の好きな、荘子という本の中に、荘子が荘周が面白いこと言うんですよ。無為自然、なるようにしかならない、天がわたしになるようにするんだったら喜んでそれを受け入れようという、まさに、私は形を変えられるということを言っているんですよ。どういうことかというと、もし朝起きて、私がニワトリになっていたら、コケコッコーと鳴いてやろう。
面白い話だよねぇ。私がもし朝起きて、財布を開けたら一円玉が一個しか出てこない、、、なったとしたら、わぁー貧乏だ、って、楽しんでやろうと。
こうだったら生きられないということはない、いくらだってこちらが形を変えてやるよと。どんな状況もレシーブできるよと、いうのが海王星です。そして、いよいよのいよいよのいよいよで、もうダメ、もうここまで、刀が来て切られる寸前、しょうがないよ、私の大きな力によって守られている、、、

ドストエフスキーはそれ体験してるんだよね。だからあの後、ああいう小説、世界が開けたんだろうね。ドストエフスキーというのは最初『貧しき人々』というので、すばらしい小説、僕も読みましたよ、好きでね、日記のやり取りの、40,50くらいのおじさんが17、8歳の少女と恋をするという、今だったら変なこと言われちゃうけど、そういう話なんだけれども、美しい話なんですよ。悲劇なんですよね。それでそれが処女作だったのね、ドストエフスキーの。
それがベリンスキーという当時一番有名な批評家の目に留まるんですよ。それを読んで、目の色が変わっていくんですよ。ゴーゴリの出現だといって。この青年に私は会うと言って、夜中に川辺に住む貧しいドストエフスキーのアパートに、トントントンと叩くんです。そして二人は、天才を見いだして、なんだこれは悲劇じゃないかというんですよ。批評家はね。悲劇を書いた、文学の中で悲劇を書けるというのはやっぱり、悲劇と喜劇は最高の位置に属するものだからね。ま、そうやって華々しく文壇にデビューするはずだったんです。しかし、処女作は良かったものの、蠍座だから自意識が強いから、次々プレッシャーになって上手く書けないんですよ。そうこうしてるうちに政治犯として捕まっちゃうんですね。
それで処刑されることになるんです、ドストエフスキーは。処刑場に連れて行かれて銃まで構えられるんです。もう絶体絶命ですよ。ま、それは本当は皇帝が脅すために、また心が広いということを見せるための演技だったという話もあるんだけれど、ま、ホントに銃が引かれる寸前に、はい、その処刑ストップという、馬が駆けつけて助かるという経験をドストエフスキーしているんですよね。だから蠍座で、そこで何かがガラッときっと生まれ変わったのかなという気がしていますけれど。

私たちも、もうこうなった(銃を構えられた)時でも、私は大きな力によって守られている、という冥王星の力を借りることができたならば、体現することができたならば、やはり運命は変わっていくと。星はそこまで面倒を見てくれています。面倒を見てくれているシステムを使うか使わないか、これは自由意志だから仕様がないんですよ。
でも、ここまでいう西洋占星術の構造というのは、僕はね、人間が考えたレベルのようなものとは違うくらいに思っています。ホントにこれはねぇ、、、あのう、すべてを肯定する、自分だけじゃない、だから、すべてを肯定だから、私が運が良くて、あなたが悪いとか、そんな世界じゃないんですよ。もう、すべてを肯定する、世界。そしてすべてを与えてくれる世界なんですよ。ただホントにそれは10の惑星を使うか使えないかというだけの話なんですね。

だからここで皆さんに最後に、私の星は不幸だとか、これが問題だとか、全然間違っています。そういう世界には是非とも入り込まない方がよろしいんじゃないかと。現実でどうにもならなくたって、大きな力で守られているという事実があるわけなんで、これが占星術の本当の素晴らしさなんです。

はい、これを最後に私、どうしても皆様にお話ししたかったんです。一回目でも似たような事言っているんですよ。なので最初と最後は、その事で〆させて頂きたいなということで改めて皆様に、お忙しいときに申し訳ないなと思いつつも時間を取らせていただいた次第です。ホントに長い間、長いと言っても三か月なんだけれども、長く感じたよね。それだけ銀河塾はじめ、皆さんの学んでいた姿勢がね、醸し出した世界がやっぱり手応えがあったからじゃないかという気がします。
よく楽しい時間は早く過ぎるというけど逆じゃないかと思うんですよね。ずっと我慢して変化のない生活してた方が、時って早く進むような気がするんですよ。充実していろんな刺激がある時の方が、わずか二か月半で、あの銀河塾の成長というものは二か月半のものではないと思うよ。そういう意味でも、本当にありがとうございました。ホントに。素晴らしいと思います。

はい、これから私の計画としては、星に関してはユーチューブなどでいろいろと発信していこうと思います。それから今後のセミナーは特に決めていませんが、8月末、9月になるかもしれませんが月のセミナーの第2回目、去年も月蝉内やりましたので、これ1回目、今度はもうちょっといろんな形で1年かけて理解したところ、深めたところありますので2回目のセミナーも予定しております。一応占星術関係では今のところそんな形。それから時代がオリンピックのこともあって、、、、1:05:59

Posted by kiyo.I