自分のことが一番わかっていない

自分の心と体の状態は案外知らないもの

自分のことについては案外知らないし分かっていませんでした。
知らないということですら気づいていませんでした。

なぜこんな事を言うのかというと、私自身エネルギーワークというものを学び始めてやっと気づき始めたからです。これまで内面の心の状態について観察してきたつもりでしたが、体については知ろうともしてこなかったのかもしれないと気づいたからでした。自分の体の状態がわからないで人の体のことってわかりっこないですから。こんなことでは心の状態だって怪しいものです。

体の何処かが痛ければ、リアルな現実なので痛いとか具合が悪いとか思います。でもいくつもある内臓や骨などについて今どういう状態なんだろうって思ったことはありませんでした。それぞれの臓器や骨や筋肉と「対話」したことなんてありませんでした。体というものは本当によくできていて一言も文句を言ったりしません。もうこれ以上耐えられないというときになって初めて痛みや症状という形で不調を訴えます。

何気なく疲れてたり痛いときは、どうしてだろうって考えたり思ったりしますが、そうでもない普通のときは無関心でした。悲鳴を上げていないだろうか?とか、疲れていないだろうか?とか、いたわったことがなかったというか、説明しづらいですが、体の中の臓器や骨や筋肉の状態に耳を傾けたことなんてなかったことに気が付きました。自分勝手で横柄と言われても仕方ありません。

目を見開いて

自分の枠が無限大に拡張する

つまり知らないということです。知らないということすら気づいていませんでした。

その観点から心の状態について耳を傾けてきたのだろうかと見てみると、耳を傾けてきたようで傾けてこなかったのではないだろうか? 盲点というか抜けてるところがいっぱいあるぞって。
気がついていないのです。自分というものをないがしろにしてきたのです。後回しにしてきたのです。

僕はしたいこともやるべきこととして捉えがちで義務感でやってしまうことが多いのです。本当はゆっくり休みたいのに、やりたいことや、やるべきことがいっぱいあって、そちらを優先してしまっていました。休みを取ったということが、ここ数年は特にありませんでした。リラックスしたことなんてあったのだろうかって。体も心も疲れていたのに義務感でやってきてたので、疲れが表面化してやっと不調に気がつく始末です。

でも、気づいただけマシですね。
自分のことがいちばんわかっていなかった。
ということは、人のこともわかっていなかった。
ということがわかってきました。
わかってなかったんだと知ると、不思議なことに自分の枠が無限大に拡張する感覚がしてきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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Posted by kiyo.I