中空の「エネルギー」を感じてみよう
このブログでも「エネルギー(調整)」について、いくつか記事も書いてきました。ですが初めての人や馴染みのない方にとっては???ですよね。
なにそれ?って。
だから誰にでも簡単に理解できるようなものを紹介したなと思っていました。
そういう僕自身も「エネルギー調整」が自分で出来るようになる前までは、エネルギーという言葉は何気なく使っていた程度でした。レイキやアロマをやっている方からはよく聞く言葉だったし、体全体から出てくる雰囲気ぐらいにしか思っていませんでした。人や物が醸し出す独特の風情、雰囲気、佇い、趣、オーラ、感じ、気分や「空気」のような意味です。
曖昧といえば曖昧ですね。一言で言い表せない。だから「エネルギー」って使われているのかもしれません。どちらかというと体力、体のエネルギー補給という意味で使われることの方が多いようですが。これなら普段耳にする言葉ですね。
「エネルギー補給」という意味でなら何か食べたり飲んだり体の中に栄養のあるものを取り込むことですから、あたりまえに誰でもしていることです。ですが「エネルギー調整」といったときの「エネルギー」は超能力でもない限り目に見えないものなのでつかみづらいものなのかもしれません。
ですが、簡単に感じられる方法があるんです。
「エネルギー」は誰でも簡単に試せます
『リコネクション』という本で紹介されているやり方は誰にでも試せて、しかも簡単な方法です。読みやすい本です。書かれている内容を自分なりにアレンジして紹介してみます。難しいものではありません。誰でも簡単に試せます。
では始めてみましょう!
まず姿勢は座っても立ってもいいですが両手をぶらりと下ろします。力を抜いてリラックスしてください。そうすると手は自然に指が少し離れた状態で内側に軽く曲がった形になっているはずです。手をそのままの形で肘から折り曲げ、お腹の前でも胸の前でもいいですから30cmくらい開けて向い合せにします。30cmくらいのボールを持っている感じです。
①手のひらや指に意識を集中させます。
②そして待ってください。なにかが起きるのを。なにかを感じだすのを。
これだけなんです。
待つことが肝心です。
僕もそうですが、意外に人って待つことができないんですね。結果を急いじゃうんです。すぐに答えが出ないとイライラすることってありませんか?
心を静かに落ち着けて、何も期待せず、考えず、ただボーっとして待ってください。努力など必要ありません。ただし、そんなのなんにも起きるはずないよって疑いの心で待たないでくださいね。先入観もなしに心をフラットにして待ってください。そのうち何かを感じたとしたら、それがあなたにとっての事実なんですから。
どうでしたか?
人によって早く気付く人もいるでしょう。時間のかかる人もいるかもしれません。2~3分あればなにか手のひらや指に感じてきます。ビリビリしたりジリジリしたりムズムズしたり、暖かいものを感じたり、両手の間に何かを感じることもあるかもしれません。体にも別の何か感じるかもしれません。僕は足の裏にも電気が通じてるようなビリビリする感じがすることが多いです。
③次に片方の手をゆっくり動かしてみてください。
僕は右手からエネルギーを出して左手で感じるタイプなので、右手を動かしますが、それぞれ片方ずつ手を動かして試してみてください。どちらかの手を動かすともう片方の手のひらでその動きを感じませんか?
片方の手をゆっくり上下に動かしたり近づけたり遠ざけたりしてみます。指の先を片方の手に突き立てるようにして動かしてもいいかもしれません。
なにかが動いている感覚がしませんか?
やっているときには自分の中を「空白」にして下さいね。空っぽにしてください。そうすれば中空のエネルギー(ゼロフィールドエネルギー)が流れやすくなります。
「エネルギー」と遊んでみましょう
その感覚に慣れてきたら遊んでみましょう。
両手の間にシャボン玉のようなものをイメージします。
そのシャボン玉をもんだりほぐしたり飛ばしたり。好きなように遊んでみましょう。
これが「エネルギー」です。あなたがつかんだあなたのエネルギーです。やればやるほど感度がアップします。そして友達になれます。
簡単でしょう?
こんなことをしながら瞑想するのもいいと思います。
最初に紹介した本の著者エリック・パールさんはもともとカイロプラクティックの治療院を営んでいた方ですが、この「エネルギー」を発見して、それを使って多くの人を癒している方です。
そのやり方も簡単です。
①~③の手順でエネルギーを感じます。そのエネルギーを自分の体の気になるところに当てて、そこが癒されるようにイメージします。これは自分以外の身近な人にも使えます。遠方の離れている人に対してもできます。
エネルギーとはそういう性質を持っています。意図すればいいのです。距離も対象も選びません。
そんなことできっこないよという自己暗示とか、持っている「常識」が出来なくします。そして出来なかったという結果を見て「ほら、出来なかったでしょ」といって自分の下した判断(出来るの?という疑い)が正しかったことに「安心」するんです。私たちは生活の中で他の事でも似たようなことをいっぱいしています。
自分で無意識に自らの能力に制限をかけているのです。
僕は何ができるかは「設定次第ですよ」と大高師匠に習いました。例えば目の前にいる人には出来るけれど遠く離れている人にはできない、離れているから(できないという設定)と思っていると離れている人にはできません。それだけのことです。
自分が決めるんです。ですが自分で決めたことに気付かないものです。
だからエネルギーの出し方とか強さは、もとは同じエネルギーなのに個人差が出ます。人それぞれ意識下=潜在意識や無意識に知らず知らずのうちに設定した内容が違うので出てくるものも違ってくるようです。ですが僕は肝心なのは継続する力だと思っています。何事も何度も失敗して練習したから出来るようになったのです。あきらめないことが最後には勝ちます。
そういう自分自身も「オレ感度わるいのかな?」とか「そもそも向いてるのかな?」とか不安になることがあります。自分自身への不信感は本当に根深いものがあります。つくづくそう思います。でも不信感の海で溺れたくはありません。
で、このエネルギーっていったいどこから来るの?という疑問がわいてくるかもしれません。
食べたら元気になるでしょ? 食べられると思った瞬間に元気が湧いてきませんでしたか?
だからといって食べたものがすぐに体の栄養として吸収されエネルギーになるわけではありません。
この時間差をどう説明しますか?
何かのきっかけで突然気分が変わって体の内側からエネルギーが湧いてくることがあるでしょう?
そのエネルギーはどこからやってくるのでしょうか? アドレナリンとか体内の化学反応を引き起こしているのは何でしょうか。
僕が完璧に説明できると言っているわけではありません。知っているつもりで分かってないことが身のまわりにいっぱいあるということが言いたいのです。だから面白いのだと思います。興味が尽きないのです。
興味が尽きないとしてもエネルギーがどこから来るのかとか、その仕組みを知り頭で考えるよりも、自分の心と体で実感することの方が先だと思います。体験しないと知識はただの知識にすぎません。
ここで紹介した方法は「エネルギー」に親しむにはいい方法だと思います。ぜひ試してみてください。
エネルギーと友達になってください。そして味方につけてください。困ったとき悩んでしまった時、元気づけて欲しいとき、自分のエネルギーを変えたいとき、誰かを助けたいとき、エネルギーがあなたを助けてくれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。