バイオフィールド・チューニング:音叉がバイオフィールドに働きかけ体と意識を癒す
音叉で遭遇した現象を説明する言葉や物理法則を探る
音叉を使って、"音で神経をリラックスさせ、リセットする画期的なセラピーメソッド"をされているアイリーン・デイ・マキュージックさんのインタビュー動画(2016年)を紹介します。日本でも音叉を使って様々なセラピーをされている方は多いと思います。ですが、その方たちとマキュージックさんの違うところは、エレクトリック・ユニバースという視点から"音"というものを捉えているということです。というのは、エレクトリック・ユニバースはこれからの宇宙論、歴史観、認識の仕方を根底から変えていくポテンシャルを持っているからです。
さて、音っていったい何でしょうか? 真空中では音は伝わらないということは誰でも知っています。ですが宇宙には完全な真空というものは在りません。帯電したプラズマで満ちています。そのプラズマの中を電気が流れています。だから磁場というものが当然あります。電気は流れているのに音は流れていないのでしょうか。オーロラの記事「宇宙から聞こえてくる"イルカの鳴き声“」で紹介したように、オーロラや彗星、さらに太陽や惑星も振動しているという意味では音を発しているのかもしれません。人の耳には聞こえないだけで。
音というのは人間の耳に聞こえる空気中や物体を伝わる振動です。振動数の違いで音と言ったり、光、電磁波と言ったりします。振動しているものに別々の名前を付けているので、別々の現象だと思ってしまいます。別々の説明が必要だと思ってしまいます。ですが、ここにも細分化というか微視化というか、専門化といってもいいかもしれませんが、現象を分離してとらえて全体を見失うという罠が潜んでいるような気がします。相対性理論や、それとは相いれない量子論が伝える世界しか一般に認知されていない現状では仕方ないのかもしれません。
しかし、音とはいったい何でしょうか? 人間の体に引き寄せて考えると、どのような作用をしているのでしょうか?
「バイオフィールド・チューニング 無病息災のために」から引用させていただいて、音叉を使ったメソッドの内容を紹介します。
バイオフィールド・チューニングとは?
バイオフィールド ※1とは、私たちの身体を流れる電流とそれを取り巻く磁場など、身体の電気システム全体を指す言葉です。バイオフィールド・チューニングは、このシステムを、私たちの意識と潜在意識、そして記憶と密接に関係していると考え、このシステムに直接働きかけるサウンドセラピー・メソッドです。
身体的、精神的、感情的なすべての不調は、私たちの電気系統の"不協和音"として認識することができます。バイオフィールド・チューニングは、この不協和音を見つけ出し、減少させ、解決することで、対応する身体的、精神的、感情的症状を緩和し、根絶することができます。
※1:バイオフィールドについては、この動画の紹介の後に簡単に紹介しました。
その仕組み(それは、どのように働きますか)
バイオフィールド・チューニングのセッションでは、クライアントは服を着たまま施術台に横になり、施術者は音叉を起動し、バイオフィールドを6フィートほど離れたところからゆっくりとスキャンしていきます。
施術者は、乱れている場所に遭遇すると、音叉を鳴らし、その特定の場所に保持し続けます。音叉の安定したコヒーレントな(安定した)振動性の周波数によって、身体の組織化された知性が自分自身を"調整"していることが研究により示唆されています。すると、すぐに不協和が解消され、抵抗感がなくなります。これは、身体の緊張が解けることに対応しているようです。人々はリラックスし、より自由に呼吸し、身体は増大したフロー状態に入っていきます。
バイオフィールド・チューニングのセッションはどのように行われるのですか?(FAQ)
この回答は、対面式のバイオフィールド・チューニング・セッション(プラクティショナーとクライアントが同じ部屋にいる場合)についてのものです。オーディオセッションやグループオーディオセッションについては、このページの一番上にあるオーディオ&遠隔セッションのカテゴリーをご覧ください。
対面式のバイオフィールド・チューニングでは、クライアントは服を着たまま上向きに施術台(マッサージ台のようなもの)に横たわり、バイオフィールド・チューニングの施術者は振動する音叉の柄をクライアントの身体の特定のポイントに当てます。また、音叉をゆっくりと動かしながら、被施術者の体の上を移動させます。
クライアントは、どの場所に触れるかによって音叉の振動が異なることを感じます。また、音叉を当てる位置によって音叉の音が変化するのを聞きます。
プラクティショナーは、"シグナル"の中の"ノイズ"に耳を傾け、抵抗感を感じながら、約5~6フィート(1.5~1.8m)離れたところから身体に向かっていきます。そして、そのノイズに耳を傾け、抵抗感を感じながら、身体に向かっていきます。
音叉のコヒーレントな(安定した)周波数をクライアントの調和がとれていない部分に導入すると、身体が “自動調整"され、その結果、"ノイズ"が解消され、それに関連していた抵抗が解放されます。その特定の領域に保持されていた抵抗や電荷は、溶解し、循環の中に"戻って(流れるように動いて)“いきます。
クライアントのエネルギーフィールドの不協和領域を治療するというシンプルな行為は、ターゲットを絞った即時のリラクゼーションを生み出し、さまざまな病気に解決をもたらすことができます。
[要旨]
アイリーン・デイ・マキュージックは、バイオフィールド・チューニングと呼ばれる革新的な治療法の創始者です。この方法は、身体が音波を発生させる"生体磁場"に囲まれているという概念に基づいています。この音波は、身体の機能障害や怪我、病気を示す指標として作用します。今日は、アイリーンのライフワークの起源と、バイオフィールド・チューニングがエレクトリック・ユニバースにどのようにフィットするかについて説明します。
マキュージックは統合教育の修士号を取得し、現在はバイオフィールド・サイエンスを中心としたインテグラル・ヘルスで博士号を取得中です。治療用音響の分野における彼女の広範な研究と実践は、学術的な領域と代替的な領域の両方に及んでいます。ウォル・ソーンヒルの推薦により、アイリーンはEU2017で講演を行う予定です。彼女のウェブサイト:http://www.biofieldtuning.com
※ なお、画像は動画からと上記のウェブサイトから取らせていただきました。
エレクトリック・ユニバースのバイオフィールド・サイエンス
EILEEN MCKUSICK: Biofield Science in the Electric Universe
宇宙論や宇宙開発について一般の人と議論したことがある場合、よく出てくる質問は「宇宙の彼方で起こっていることが、私の地球での生活とどんな関係があるのですか?」というものです。
サンダーボルト・プロジェクトの主任科学顧問であるウォル・ソーンヒルは、一貫した宇宙論には、生命と意識の性質と起源に関する有意義な洞察が含まれていなければならないという立場を常にとっています。
このチャンネルをご覧の方はご存知だと思いますが、昨年からアレックス・フルニエと「生命の電気」というシリーズを始めました。このシリーズでは、例えばミツバチと花の間の電気的相互作用や、DNAが電気を通すという最近の発見など、自然界における電気の重要な役割について議論しています。このようなコンセプトは、年を追うごとに主流になってきています。実際、電場が傷の再生や治癒に果たす役割について、多くの科学論文が発表されています。つい先週も、高齢者や糖尿病患者などの治癒しない傷の治療に、コールドプラズマを用いるという非常に興味深い報告がなされました。
さて、今日はこのチャンネルでいつもご紹介しているテーマとは全く異なるゲストへのインタビューをお届けします。実は、サンダーボルト・プロジェクトにアイリーン・デイ・マキュージックという名の研究者・著者の仕事を紹介したのはウォル・ソーンヒルでした。
アイリーンはバイオフィールド・チューニングという慣例にとらわれない治療法の創始者です。この方法は、身体はいわゆる生体磁場に囲まれており、この磁場が音波を発生させ、身体の機能障害や怪我、病気の指標として作用するという概念に基づいています。アイリーンのインタビューを紹介する前に、ウォル・ソーンヒルに簡単な紹介とアイリーンの仕事に興味を持った発端を説明してもらいました。
ウォル・ソーンヒル:
アイリーン・マキュージックは2010年に初めて私にコンタクトを取り、エレクトリック・ユニバースについて質問してきました。彼女は独学のサウンドセラピストで、1996年から音叉 tuning forks を治療用に使っていると説明してくれました。
ここ数年にわたって、偶然の発見から、彼女は"身体のエネルギーフィールド"と呼ばれる、身体から6フィート(約180cm)離れた場所まで働きかけるようになり、音波がいくつかの方法でフィールドと相互作用することを発見しました。倍音は、ソナーや超音波のような方法で、フィールドに埋め込まれた情報を反映しているように見えるのです。
そして、なぜか不思議なことに、その情報を理解し、翻訳することができるようになったそうです。そして、少し前から、自分が扱っているのは一体何なのだろうと考えるようになったそうです。
これは電磁気なのだろうか? いったい何が起きているのだろう?
アイリーンは、12歳の誕生日に息子に科学の本を何冊か買ってあげたことがきっかけで、このテーマにのめり込んだといいます。そして、それらを一通り読んだ後、彼は夕食時に「プラズマという第四の物質の状態があるのを知っている?」と言ってきました。彼は学校では習わなかったので、とても驚いていました。
アイリーンは、インターネットで調べて勉強してみることにした。彼女は、1970年代にロシアの研究者が、人間のエネルギー場をバイオプラズマと宣言したという情報に行き着きました。アイリーンは、研究熱心で、それでエレクトリック・ユニバースに出会ったのだとわかりました。アイリーンがエレクトリック・ユニバース(電気的宇宙)を含むプレゼンテーションを行うようになるのは、それほど時間がかからないと思われました。ですから、EU2016でアイリーンが、自分の仕事は科学的に研究されることになったことを聴衆に伝えたとき、私は驚きませんでした。この研究を理解するための手段として、エレクトリック・ユニバースがある可能性は十分にあると思います。
アイリーン・マキュージック:
1996年に趣味のような形で、小さなマッサージセラピーを始めました。そのころ私はとても忙しいレストランを経営しており、ホリスティックセラピーや科学、スピリチュアリティ、人間の可能性などはすべて私の趣味のようなものでした。マッサージもたまにちょっとやっていました。
でも、私は研究にとても興味がありました。私はいつも好奇心旺盛で、物事の仕組みに興味があり、ベッドサイドにはいつも本の山が置いてありました。そして、色や音や音楽をヒーリングに利用することについて読んでいました。量子物理学で「すべては振動である」ということを知った後でしたから。
そして、もしすべてのものが基本的に振動であり、物事が私たちの知覚と神経系の結果であるならば、私が振動である以上、振動を振動で扱うことは非常に理にかなっていると思ったことを覚えています。それで、私は…… 私は…… ご存知でしょうが…… 読みました…… あまりたくさんはなかったと思います。90年代半ばのことですから、情報はそれほど多くはありませんでした。でも、見つけられるものはすべて読んで、あるカタログでヒーリング用の音叉のセットに出会いました。それで衝動的に買ってしまったんです。そして、それを使って実験を始めました。実験台になってくれませんか?と言えるほど安心できる人たちと一緒に。
すると、すぐに、自分が思っていたような動きをしないことに気づきました。音叉をアクティベイトして、誰かの体の上にかざせば、目的の音色を奏でると思っていました。音叉は、その人のシステムに入力されるものだと思っていました。でも、実際には、音叉の音は、私たちには聞こえないけれども、身体から確実に出ている音と会話しているのだということがわかりました。
体内のすべてのものが動いているように、動いているものは波動を作り、波動は伝播していきます。ですから、心電図や脳波を測るのと同じように、皮膚にセンサーをつけて、体内で発生する振動を読み取りますが、その波動は皮膚にとどまらず、どんどん体の外に出ていきます。そして、音叉の倍音とアンダートーン(サブハーモニクス、基本波より低い周波数成分)※2、つまり聞き取りにくい部分が交差し、体から出る波動を送信しているように思えたのです。
例えば、誰かが特定の場所に痛みを感じていて、その部分に音叉を当てると、とても鋭い音になったり、時には静電気(雑音?)のような(に満ちている)音になったりします。でも、ノイズのあるところに音叉を当て続けると、しばらくしてノイズのある音が聞こえなくなることも発見しました。調和した音になるんです。
そして、その人は次の週にも来て「肩の痛みが全部取れた。あの音は本当にクールだった。またやってくれ!」と言うのです。そうしてあっという間に、マッサージの仕事がサウンドセラピーの仕事へと変化していきました。音叉を人に当てて、騒がしい場所を見つけ、騒がしくなくなるまでそこでくつろぐ(過ごす)という方法を開発しました。そうすると、人々は気分がよくなるんです。とてもシンプルでエレガントで不思議な方法でした。
また、私は音叉でなにか stuff(特定のものをささない,漠然としたもの)をあちこち動かすのが意外と好きなようだということも発見しました。例えば、ある場所に音叉を立てると、音叉の音がすごく大きくなるんです。
そして、私はチャクラシステムと呼ばれるものを研究していました。これは、私たちの微細な身体には、背骨に沿った特定のポイントに、情報とエネルギーの流れの渦があるという仮説です。それは、私たちの生理学上、実際に神経が集まっている部分と偶然にも一致しています。そのようにして、私は特定のチャクラに特定の音叉を使い、基本的には人のチャクラを調整します。
90年代にコネチカットの人々に音叉を使って人のチャクラを調整していると話したら、どんな反応が返ってきたか想像がつくと思います。実際に人に話すのはちょっと気まずかったです。音叉やサウンドヒーリングやチャクラというと何かと気になるものです。懐疑的な人たちは本当に壁を作るからです 。私はもともととても論理的な性格なので、そのように受け取られるのは本当に嫌でした。
そこで、何年もかけて、音叉で遭遇した現象を説明する言葉や物理法則を探ろうと、科学的・学術的な探求を続けてきました。つまり、ラウドスポット loud spots(音が大きい場所)を見つけるということです。そして、このラウドスポットを実際に引き回すことができることを発見しました。
もし誰かの左の腰の上に音叉が置いてあったら、音叉で大きな音を出す場所に引っ掛けて、チャクラがあると思われる体の中央の正中線まで引っ張っていって、そこに置くことができます。そうすると、もう腰の上で大きな音がすることはなく、チャクラ、つまりエネルギーセンターで大きな音がするようになります。もしどこかで音が大きくなるなら、本来ならば中心であるはずの場所であるべきだと思ったんです。
そこで私は、"クリック・ドラッグ・アンド・ドロップ"と呼んでいる方法を開発しました。音の大きい場所を探してチャクラに持っていくと、チャクラの音が大きくなります。そして、人々はいつも同じようなことを、これから起こるだろうと予測できる結果とともに言うのです。
「体が軽くなった、明るくなった、クリアになった、痛みがなくなった、不安がなくなった」と。
それで、私は10年間趣味としてそれをやりました。そしてある日、偶然にも人の体から3フィート(91cm)も離れたところに大きな音を立てる場所を発見しました。それまでは、小さな距離を移動させるだけだったので、とても不思議な感じがしました。それを中央に移動させたところ、その人は、それまで誰も助けてくれなかった問題に、とても劇的な結果を経験しました。それで、身体から離れた部分にとても興味を持つようになりました。そこから生まれたのが、私が “バイオフィールド・アナトミー・マップ Biofield Anatomy Map “と呼んでいるものです。
バイオフィールド・アナトミー・マップ
(生物領域・生体構造マップ)
私たちの記憶は、脳だけに蓄積されているのではなく、体の周りの大気中の定在波(定常波)に蓄積されているように見えるという発見と仮説です。
※ どちらの方向にも進行せず、その場で振動する波もあり、定常波(定在波)といいます(「定常波 わかりやすい高校物理の部屋」)
これは拡散磁気プラズマあるいは生体プラズマであり、私たちの記憶はこのフィールドの中で振動的、磁気的に符号化(コード化)されているというのが私の仮説です。私が発見したのは、このフィールドは非常に特異な生体構造を持っていて、それは、私たちが特定の感情を抱くたびに、その感情には特定の周波数特性や波長があり、その波長はこのフィールドの中の非常に特定の領域に存在しているということです。
例えば、心臓の左側には、私たちがこれまで悲しい思いをしたときの経験や物語がすべて詰まっているように見えます。ですから、私はあなたのフィールドの外側の端から始めることができます。それは、より高いレベルの電荷を持つ膜に囲まれているように私には見えます。
体から5フィート(1.5m)ほど離れたところにあるこの膜に音叉を通すと、2インチ(5cm)ほどの範囲で電荷が多くなり、それが人の磁場や磁気バブルの外側の境界を決めているように見えます。その領域には、その人の妊娠と誕生の情報が保持されています。そして、そこから身体に向かって、その人のライフラインやタイムラインのように、その人がこれまでに経験したすべてのことが、この領域にコード化されているようです。
また、トラウマを経験すると、カオス的な波形が生まれます。それで、交通事故、両親の死、14歳の時の引っ越しなど、あらゆる記憶がトラウマとなり、神経系にカオス的な波形を作り出します。
音叉を使えば、それを見つけることができますし、それが起こった年齢、感情、関係するものなど、フィールドのどこに落ちて(同調して)いるかに基づいて識別することができます。それを特定することができるのです。
しかし、本当に不思議なことに、音叉をトラウマの記憶に関連するこの離れたエリアにぴったり当てると、身体は自分自身が調和がとれていないことに気づき、まるで音楽家のように、実際に自分自身を調律するようになります。ギターのチューニングをするとき、誰かにE音を出してもらうと、それに合わせてチューニングして楽器の調子を整えることができますよね。それと同じ発想で、体がやっていることなんです。
自分自身の不調和(秩序が欠如していること)を自覚し、一種の、ターゲットを定めた神経系緩和のようなものを行うのです。そして、特定のトラウマの周りにある緊張を解放します。そうすると、あらゆることが軽減されます。痛みというのは、神経系が抱えている緊張の領域のようなものです。不安、うつ病…… これらはすべて、この電磁システムの中のパターン、リズム、流れにすぎません。この特別なメソッドの優美さは、あなたの不安が、あなたの意識レベルの下で起こったトラウマ的な出生に由来していると判断できることです。
なぜいつも不安なのか、あなたにはわからないでしょう。しかし、このタイムラインに戻ってそれを見つけ出し、その源で転換することができます。これが発展して、何年もかけて、96年から言ったようなことをやっています。
2010年には、この方法を人々に教え始めました。そして、誰でも学ぶことができることがわかりました。音叉を手に取り、それを鳴らし、5、6フィート(1.5~1.8m)離れたところから誰かに向かって動き始め、その場にいる人の身体から発信される波動を読み、歪んでいる部分を見つけて、身体が基本的に修復されるまでその場所にとどまることができるようになれば、誰にでもできるようになります。私はこの方法で何百人もの人を訓練してきました。作業療法、理学療法、カイロプラクティック、看護など、さまざまな分野の人たちがこの方法を取り入れています。自然療法士や心理療法士、音楽療法士もいます。ですから、私のように単独のセラピーとしても使えますし、他のセラピーに統合することもできます。
──おわり
バイオフィールドとは?
「バイオフィールド・ラボ Biofield Lab」というサイトから引用させていただきます。最初のさわりの部分です。難しい言葉が並びますが、このサイトは超面白いです。もっと訳したかったのですが、訳すとしたら別の記事にした方が良いと思い、簡単な紹介にとどめます。
はじめに
現在の医学では、人体の電気的性質について探求が始まったばかりだ。Zhangはバイオフィールドを"電磁体 electromagnetic body “と呼び、チャクラや鍼灸経絡を含むエネルギー的な解剖学的構造を形成する電磁場の散逸構造であるカオス定在波の複雑で超弱い場であると説明している(Zhang, 1995, 1996)。
バイオフィールドは、イオン、分子、細胞が作り出す様々な場の構成物で、巨大な電磁気的能力を持つ複雑な人間システムを作っている。これらの荷電粒子が凝縮して生成されたバイオフィールドは、目には見えるが、電子雲を持ち、周囲のフィールドと相互作用しながら宇宙空間へと広がっている。
ハロルド・サクストン・バーとフィルマー・ノースロップは「生命の電気力学理論」を著し、その中で次のように述べている。
「ミクロの物理化学的な構成要素が場の性格を決定している。現代の物理学と生理化学を知る者であれば、このことを否定することはできない。しかし、この場と粒子の関係は、従来の近代科学理論が想定してきたような非対称的あるいは一方通行的な関係ではない。場は粒子を決定し、また粒子によって決定されるのである(バーとノースロップ、1935)」
彼らはまた「場は、また、粒子の挙動を条件づける」と述べている。この発言は、人が生活する電磁波環境がバイオフィールドの構造を変化させたり、強化したり、不安定にしたりして、ひいては体内の生理的変化を引き起こす可能性があるという証拠を示している。これはまた、環境の産物であるという表現にも与するものである。家庭、地域社会、国家あるいは民族を変えることは、その環境に生きる人々を変えることになる。
ベバリー・ルービックの論文「バイオフィールド仮説:その生物物理学的基礎と医学における役割では、バイオフィールドについて以下のように説明している。
「この論文は、バイオフィールドの科学的な基礎を提供するものである。ホメオダイナミクスを制御するための電磁的な生体情報を含むと仮定した、複雑で極めて弱い生体の電磁場のことである。バイオフィールドは、生体電磁気学と非線形、力学的、非平衡な生命システムの物理学と一致する有用な構成要素である。これは、物体や場と生物との相互作用を説明する統一的な仮説を提供するもので、特に、鍼治療、バイオフィールド療法、バイオフィールドを構成する生体電磁場などのエネルギー医学の科学的基礎を理解するのに役立つとともに、その全体的特性により、特定の代替・補完医療介入による迅速で全体的な効果を説明できると考えられる( ルービック 、2002)」
医学が特に過去70年間、身体の機械的・化学的側面に大きく焦点を当ててきたにもかかわらず、この期間以前にも、そしてこの期間中にも、電磁的身体について大規模な調査を行った多くの研究者がいた。しかし、微細なエネルギーの研究分野は、技術の感度と身体とその周辺の微細な変化を検出する能力によって制限されてきた。技術の進歩により、バイオフィールドはかつてないほど探求されるようになった。
これまでに解明されたことは、バイオフィールドは、電場、磁場、電磁場という一連のフィールドと、その他のまだ定義されていないより微細なエネルギーで構成されていることだ。ここでは、これらの場の特性と、それらが身体の解剖学や健康にどのように関係しているか、また、バイオフィールドの様々な側面を測定するための技術や方法について説明する。
※このサイトに面白いYoutube動画あったので、それも紹介します。ヘリコプターから50万ボルトの高圧線の上に人が乗り移ります。(1:17あたりから)
アンダートーンと音叉 UNDERTONES AND TUNING FORKS
※2:動画の中で「音叉の倍音とアンダートーン」という言葉が出てきます。倍音というのはご存知のように基音に対して整数倍の高音の成分のことで “overtone"と言います。この"アンダートーン undertone " は “低音"と訳されることがありますが、 気になったので調べてみました。すると、アンダートーンについての記事は外国の記事も含めて、ほとんどありませんでした。日本語の記事でバイオリンの演奏法で出ないはずのGの音より下の音を出せるという記事があったくらいでした。アンダートーンというのは倍音と逆の低い方の音の成分といえそうです。ひとつだけ参考になるかどうかわかりませんが、論文があったので、関係ありそうなところだけ訳してみました。
音叉の基本振動モードでは、二本の突起が互いに180度位相のずれた振動をする。この挙動を解析するために、COMSOLを用いて音叉の突起の振動と変位のシミュレーションを行った。
アンダートーンの周波数は、特殊で奇妙な状況下でしか発生しない。この論文では、音叉を使ってアンダートーン周波数を作り出すことが可能かどうかを調査している。この論文で紹介する研究は、音叉を使ってどのような状況下で、どのような物体でアンダートーンを作ることができるかを調査したものである。
結論
本論文は、物理現象を調査した研究を紹介するものである。音叉を使用してアンダートーンを作り出すための様々な条件を探った。その結果、紙と音叉があれば、音叉の固有振動数の半分のアンダートーン音が聞こえるという特殊な状況を作り出すことができることがわかった。音叉でアンダートーンを作るだけでなく、作ったアンダートーンのハーモニーを出すこともできることがわかった。このアンダートーンの音は、音叉の突起に紙を数カ所から弱く接触させたときにのみ発生する。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。