行き詰った時の意外な解決法
行き詰った時、こんなやり方はどうでしょうか?
考えても考えても解決できず、試行錯誤でいろいろなことをしてみても完全に行き詰ってしまったとき、『自分はあえてそうしている』って思ってみてください。
問題を抱えているけれど、実はそうしたくてしているのだと、ありえないですか? でも仮に思ってみてください。そうしたいからしてるというフリをしてみてください。
フリをしてみると、何か見えてくるものがあります。意外なことに気付くかもしれません。
悩んでいるように見えて、実はその悩みを持っていたいのかもしれません。
そんなことありえない! ですね? でもそこにはちゃんと目的があります。
仮病を使ったことありませんか?
仕事に行きたくない。学校に行きたくない。そんなとき仮病を使ったことはありませんでしたか? 誰でも一度や二度?もっと?あるのではないでしょうか?
つまり病気だというフリをしたわけです。したくないときだけに仮病を使うわけではありません。したくてたまらないこと、これを逃すと次はないというときにもうまく仮病を使ったりします。フリをすると意図がよく見えます。これを使うと行き詰った時の解決法に役立ちます。
例えば、いろいろなことが完璧にできて「出来る」自分でなければ意味がないと思っているとします。
出来る自分を証明するために、あえて問題を抱える
その背景には、どこかで自分が不十分だと感じていて、それを補おうとして「出来る」自分でなくてはという思いが隠れていることがあります。
そうなると、一生それを証明するために頑張り続けなくてはなりません。頑張っても頑張っても達成感を感じない、報われた気持ちがしない人の中にはそうした気持ちが隠れています。
行き詰まりを感じるときは、自分自身に質問してください。
『あえてこの状態を選んでいるとしたら?』って。
得ているものは「出来る」自分を証明できた満足感かもしれません。
ですが、満足感を得たと思う間もなく、次の「任務」に取り掛からなくてはなりません。つまり「出来る」自分を証明するためには問題を持っていなくてはいけないのです。つまり問題をあえて持っていたいのかもしれません。
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