人と話すのが苦手。自分らしさってなに?
オープンさが自分自身のままでいる秘訣
意外かもしれませんが、オープンでいればいるほど自分らしく振る舞えます。
人を避けたくなるのは対人関係での苦手意識を隠したいのかもしれません。そうすることで自分自身が守れると思っているのかもしれません。ですが、それは上手くいきません。相手に知られたくないと思っているものは何でしょうか?
誰でも苦手なもののひとつやふたつあります。それが苦手意識となって日常生活に支障をきたすようになってしまうと問題です。
普通、苦手意識があると隠そうとします。特定の個人が苦手だとすると、面と向かっては言えないので、仲間内でのひそひそ話や内緒話になってしまい隠したくなります。自分自身のことになると、変に思われるかもしれないとか誤解されるかもしれないと思って、これも隠そうとします。隠したものはバレはしないかと心配になります。
隠そうとすると問題を引き起こしてしまいます
隠そうとすると次々と別の問題を引き起こしてしまいます。隠すことで自分を守ろうとしても、うまくいきません。逆に身構えてしまい人間関係がギクシャクしてしまいます。まるでハリネズミのような状態です。近寄る人、有益な情報、すべてをはねつけてしまいかねません。では、どうすればよいのでしょうか?
オープンでいることがコミュニケーションの核心です。隠し事が多い人に違和感を感じた経験はありませんか? 反対に自分自身の中に隠し事があると話しづらくなったことがありませんか?
オープンでいていてください。言い訳はしなくてもいいのです。自分を良く見せようなんて思わないでください。よく見せようとすればするほど緊張してしまいます。自分の欠点は欠点として認めてください。誰も欠点を責めたりしません。責められたと感じたとしても、それは良くなって欲しいから言っているのです。責めているのは他の誰でもなく本人です。自分を責めなければオープンでいることができます。自分自身のままでいることができます。
以下の文はカウンセリング.COMで回答させていただいたときのものに手を加えたものです。
隠そうとしないでください
自分の出来ないところ、弱みを逆にオープンにしてみてはどうでしょうか?
どういうことかというと「私は人と話すのが苦手で、なにを話していいかわからないし話を広げることもできません」と、最初に正直に相手に伝えます。
それは隠したいことだし知られたくない事だから、とてもじゃないけど言えないと思えるかもしれません。でも、そうではありません。
どんな人でもなにかしら弱みを持っていて、それを隠して人と接します。それでは、本当の人間と人間の付き合いは出来ません。表面だけの付き合いになります。ですから例えば、正直に話にどう返していいかわからないときは、話が続かないと思っていて、人とどう接していいのか自信が持てないと相手に最初に話しておきます。
そうすると、気が楽になりませんか? 話がしやすくなりませんか?
隠そうとするから話がぎこちなくなって続かなくなって、人を避けるようになってしまいます。人は、正直に自分の弱さを出した相手に対しては無視はできません。ちゃんとコミュニケーションを取ろうとします。