Brian Enoのアプリは集中したい時にもリラックスしたい時にも

Reflection という Brian Eno の iPhone アプリがあります。
これまで Brian Eno の iPhone アプリといえば、Bloom、Air、Trope がありました。ブログを書いてる時や考え事をしている時に集中できてとてもいいのです。ラジオだとおしゃべりがうるさく感じてきます。音楽だけ流しているものも長時間だと飽きてしまいます。You Tubeで瞑想用のものでいいものもあります。
カウンセリングやセラピー関連のブログを運営していると、ヒーリング音楽の紹介がつきものですが、私はあまり好きではありません。つまらなく感じてしまうからです。単調で、どこかで聞いたようなメロディー、少々ウンザリしてきます。こうゆうの苦手なんです。

Brian Eno には飽きることがない

ブライアン・イーノを最初に聴いたのは『ディスクリート・ミュージック』という真っ黒いジャケットのレコードでした。70年代です。名前は忘れましたが、神田の小さなレコード屋さんで今はありませんが、そこのオジサンがこれ聴いてみないって勧められたのです。

聴いた時の印象は「なんじゃ、これ?」。その頃はヘンテコで変わった音楽ばかり聴いていたので、不思議な曲には慣れていましたが、あまりに変化がないので???の連続でした。どう解釈してよいのか、よくわかりませんでした。そのうえ音が小さくて、なんでだろうって思っていました。音量を絞り気味にしている理由さえ知りませんでした。その頃は今とは違いブライアン・イーノの情報は殆どありませんでした。

そのうち『ディスクリート・ミュージック』の曲の断片が頭の中で静かに鳴り響いていることに気が付きました。
それからです。ブライアン・イーノが好きになって、レコード、CD を買い求めるようになりました。それから随分と年月が経ちました。でも一向に飽きません。飽きないのが不思議なくらい聴き続けています。

なぜ飽きないのか?
ブライアン・イーノの音楽は、ヴォーカル物は別として、環境音楽の範疇に入るものはとても単調です。人によっては眠くなるかもしれません。
しかし、単調そうに聴こえますが様々な工夫がされています。いろいろな音やリズムがうまく重ねられていて、聴くその時々で違って聴こえてきます。それがとても面白く、飽きのこない秘密なのかなって感じます。

瞑想に最適な音アプリ

考えをまとめたいとき、落ち着きたいとき、眠りたいとき、なにか音がないと寂しいとき、自分に還りたいとき、バックに流しておくととてもいいです。なによりも瞑想したいときいいんです。瞑想は心の中を静かにしたいとき最適です。
もう一つ iPad 用の別のアプリもあります。それぞれ雰囲気が違うので、その時々の気分で使い分けることもできます。

その魅力がアプリだと時間に制限がありません。単調の極みと言えるかもしれませんが、飽きません。自動生成で音と画像が紡ぎだされていきます。
『Air』『Bloom』『Trope』アプリは演奏も出来、タイマーもついています。『Reflection』はタイマーはついていますが演奏は出来ません。
CDも同時に発売されていますが、このアプリは『77 Million Paintings』のシンプルなiPhone 版かなって感じがします。値段も以前の三つのアプリと比べて格段に高いです。今は値下げされています。
アプリは iPhone 対応のみなので残念なところですが、Youtube で視聴することはできます。
ブライアン・イーノという人は著作権に寛容なのかどうか知りませんが、最新のCDも Youtube で視聴できます。

『Bloom』は10周年を記念した新しいヴァージョン『Bloom: 10 Worlds』が2018年12月7日にリリースされました。なんとiOS端末はもちろんAndroidで利用できます。

▼リフレクション(アプリ)

 

▼iPhone アプリ Bloom

 

▼iPhone アプリ Air

 

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Posted by kiyo.I