嫌なことが続くのは責めているから
不運な出来事が立て続けに起きてしまうとめげてしまいます。そして、あれこれと理由を探します。たいていは自分のダメさ加減に落ち着きます。何の取り柄もないからって。
これが間違いの元です。自分のことを責めることはできたとしても、望んだ方向に流れを変えるためのアイデアはなにも浮かびません。
自分のせいにすることを止めれば何をすればいいのか見えてきます。
嫌なことを繰り返してしまうのは、責めてしまうからです。
責めれば責めるほど、惨めな気持ちになり、そこから抜け出せなくなります。誰かや何かのせいにしても同じことです。恨みつらみの気持ちから抜け出せなくなります。誰のせいでもありません。
自分のせいにすることを止めれば、落ち着きを取り戻し、次に何をすればいいのか見えてきます。
以下の文はカウンセリング.COMで回答させていただいたときのものに手を加えたものです。
自分を責めて何かが好転したことがありましたか?
アクシデントや心配事が続くと気が休まりません。
ここで大切なことは、自分を責めないことです。
責めることで何かが好転したことがありましたか?
これまでベストを尽くしてきたのです。その頑張りをあなたが評価しないでいったい誰が評価してくれるというのでしょうか?
たとえ両親の望み通りにならなかったとしても現実が思い通りにならなかったとしても、あなただけは自分の努力を認めてください。頑張ってきたのは事実ですから。
結果よりも自分を認めることのほうが大切です。成長を促すからです。そして、あきらめないでください。あきらめることはこれまでの努力をすべて壊してしまいます。あきらめなければ必ず道は開けます。
自分は何の取り柄もない。頭も悪い。得意分野も取り柄もない。私の強みがないと責めていますが、この言葉を自分に使ったときは違和感がないのかもしれません。他の誰かにこれと同じ言葉をかけたとしたらどうでしょう?
気付いてください。ひどい言葉で自分をなじっていることを。このような言葉をかけられたとしたら頑張れますか? この自己暗示が頑張っても頑張っても実らないって、あなたに言わせているのではないでしょうか?
なりたい本当のあなたになってください。あきらめなければ、きっとなれます。
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