SAFIREの太陽[ジェネシス]

SAFIRE

”The Stellar Atmospheric Function In Regulation Experiment (SAFIRE)”「恒星大気制御実験」とでも訳せばいいのか、一言で言えば、太陽再現実験。夜空に光る星はどうやって光っているのか? 標準理論では核融合で光っていると説明されています。夢のエネルギーとして数十年前から加速器を使って何度も実験していますが、その実験は成功していません。莫大なお金の無駄遣いが続いています。

電気宇宙論は電気で光っていると説明します。それを実証しテストする実験が SAFIREプロジェクトです。これまで太陽をテーマにしたウォル・ソーンヒル氏の記事をいくつか書いてきましたが、実際、どんなことをしているのでしょうか。現在のところ、SAFIREプロジェクトはフェイズ3までの資料が公開されています。今回の資料「SAFIREの太陽、ジェネシス」は、その始まりの物語です。以降、フェイズ3まで順に訳していきます。

このプロジェクトを始めたモンゴメリー・チャイルズ氏は「ウィリアム・クルックスの研究を調べていて、クルックスの有名な実験のひとつに衝撃を受けた」そうです。このウィリアム・クルックスという人、サーの称号がついている方で、1832年6月17日生まれ、1919年4月4日、86歳で亡くなられた方です。ウィキには「イギリスの化学者、物理学者である。タリウムの発見、陰極線の研究に業績を残している。……物理学に留まらず、様々な分野における研究を行った」と書かれています。また、クルックス管という初期の実験用真空放電管を発明した人でもあります。面白いことに心霊現象に関心を持ち。心霊現象を科学した人です。邦訳されて結構な値がついてますが「心霊現象の研究―心霊科学の世界的古典」という本も出ています。

※「SAFIREの太陽、ジェネシス」に「PROJECT REPORT」の最初の部分を追加して編集しました。

プロジェクトレポート
プロジェクトレポート
商標や特許で保護された資料の著作権
© 2017, Aurtas International, 特許出願中
注:実験の写真はすべて目で見たままのものであり、
フォトショップ加工は行っていません
SAFIRE PROJECTは、太陽の光球や核爆弾と同じエネルギー密度を発生させる ... ...

SAFIRE PROJECTは、太陽の光球や核爆弾と同じエネルギー密度を発生させる……

. .地球上の実験室で。

……地球上の実験室で。

電気太陽モデルが実際に有効なモデルだとしたら……

SAFIREの太陽(2016年6月15日、カナダ・オンタリオ州ミシサガ、SAFIREラボにて撮影)

SAFIREの太陽(2016年6月15日、カナダ・オンタリオ州ミシサガ、SAFIREラボにて撮影)
copyright © 2017, Aurtas International, patents pending(特許申請中)

ジェネシス 

ジェネシス GENESIS(起源、生成、創始、発生)

2011年、エンジニアのモンゴメリー・チャイルズは、太陽光発電システムの研究をしているときに、太陽物理学の標準モデルで予測されている太陽の振る舞いと矛盾しているように見えることに気づいた。

チャイルズは、太陽大気の働きにおける電気の役割を研究している科学者グループの研究を発見した。そのグループは、”エレクトリック・サン The Electric Sun ”(ES)と呼ばれる仮想モデルを開発していた。

SAFIREイメージ画像

このモデルは、前例がないわけではない。科学史上最も著名な探検家たちは、電気が天界でこれまで認められてきたよりもはるかに重要な役割を果たしていることを長い間提唱してきた。
ベンジャミン・フランクリン、マイケル・ファラデー、ジェームズ・クラーク・マックスウェル、ウィリアム・クルックス卿、クリスチャン・バークランド(ビルケランド)、ニコラ・テスラ、アーヴィング・ラングミュア、ハンス・アルヴェーンなど、名前を挙げればきりがないほどである。

ベンジャミン・フランクリン、マイケル・ファラデー、ジェームズ・クラーク・マックスウェル、ウィリアム・クルックス卿、クリスチャン・バークランド(ビルケランド)、ニコラ・テスラ、アーヴィング・ラングミュア、ハンス・アルヴェーンなど

モンゴメリー・チャイルズは、太陽光発電に関する疑問に対する答えをすぐに見つけることはできなかったが、ESモデルの可能性に非常に興味をそそられ、新たな探求の道を歩み始めた。

「何かを検証したいなら、それが検証可能であることを知らなければならない」

太陽

チャイルズは、ESモデルが検証可能かどうかを判断するために、予備的な評価を行った。そこで、チャイルズ氏は実験計画法(DOE)という強力な手法を採用した。DOEは、プロセスの結果を左右する最も曖昧な要因を明らかにするために、産業界全体で利用されている。ある自動車メーカーが、年間1億2千万個のブレーキを一度も故障させることなく製造できるのはそのためだ。

この評価によって、チャイルズはある洞察を得た。私たちの銀河系には何十億という星がある。人類の歴史を通して、その光度、スペクトルの性質、熱的特性は比較的一定である。(超新星やパルサーは”異常値”と見なされるほど稀な事象であり、全体の方程式にはそれほど関係がない)。産業界では、星のように統計的に安定しているものは、比較的単純なプロセスを示唆している。しかし、そのプロセスとはどのようなものだろうか?

銀河

チャイルズは、ウィリアム・クルックスの研究を調べていて、クルックスの有名な実験のひとつに衝撃を受けた。クルックスは、ルビーを電気を帯びた希ガスで満たした真空管の中に入れた。ルビーは電気回路に組み込まれていないにもかかわらず、不思議なことに光り出した。

星は、その発光スペクトルから、星の構成が異なることが知られている。

ESモデル、クルックスの研究、チャイルズのDOE統計解析は、星が何でできているかは基本的に重要ではなく、その環境と電気的に相互作用しているかどうかだけが重要であることを示している。彼は、エレクトリック・サン(ES)モデルの前提が、帯電したプラズマが異なる電位を持つ物質に影響を与えるという基本的なプロセスに帰着することを理解し始めた。

そして、このプロセスは、実験室で作り出し、テストすることができるものなのだ。

異なる電位を持つ物質に影響を与える荷電プラズマの基本的なプロセス

「異なる電位を持つ物質に影響を与える荷電プラズマの基本的なプロセス」

モンゴメリー・チャイルズ

このモデルが実験室で経験的に検証できるかもしれないと提案したところ、チャイルズは自然界における電気の役割を探る学会に招かれ、自分のアイデアを発表することになった。

2012年、彼は、このモデルを評価するためにDOEを使用し、それが実際にテスト可能であることを示したことを強調した。また、安定している(堅固な)DOE解析は、太陽力学をモデル化するための実験装置の設計を指示するために使用されるとも述べた。

2013年の学会で2回目の発表を行った後、興味を持った人たちが少人数で集まり、仮説を検証するための装置を作る可能性について、より詳細に議論した。

詳細に議論

初期テストのための資金は、国際科学財団が管理するメインウォリング・アーカイヴ財団から約束された。プラズマ物理学、天体物理学、電気工学、化学のバックグラウンドを持つ科学者たちが中心となってチームに参加した。

恒星大気制御実験(SAFIRE)が開始された。その目的は”電気太陽モデル”の検証であった。

電気太陽モデル

暗電流モード、コロナフィラメント(コロナ外周部)、電流密度増加、アークモード(光球タフト)、通常発光モード(コロナ)

モデルを検証するための標準的な科学的手法は、モデルの根拠(前提)を利用して、モデルの予測に挑戦できる装置を作り、モデルを反証または誤りを立証する証拠を提供することだ。あるいは、主張を支持する証拠を提供することである。

公開の場で科学実験の可能性を誇張することは非常に危険です。そこでSAFIREチームは、このプロジェクトに関する公開討論は、この”モデルを検証する”というひとつの現実的な目的に限定することに合意した。

部屋の中の象
写真 Lara Zanarini

部屋の中の象 THE ELEPHANT IN THE ROOM

※部屋の中の象:見て見ぬふりをされた問題。皆その問題を認識しているが、あえて触れようとしないタブーや政治的問題など物議を醸す問題を指す

しかし、最初から部屋の中に象がいたのだ。

もし”電気太陽モデル”が反証されないとしたら?
もし、その証拠が、電気太陽モデルが実際に有効なモデルであることを明らかにしたらどうだろう?

これは、非常に大きな象であった。

THE SAFIRE PROJECT チーム

THE SAFIRE PROJECT チーム

モンゴメリー・チャイルズ
 主席研究員、設計技師
マイケル・クラレージ博士
 天体物理学者
ポール・アンダーソン博士
 実験計画、化学者
ローウェル・モーガン博士
 応用物理学者
ウォレス・ソーンヒル
 宇宙論者、電気宇宙
ドナルド・スコット博士
 プラズマ電磁気学
ヤン・オンダルコ
 コンピュータサイエンス、データ収集
ジェイソン・リクバー
 システムエンジニアリング、テレメトリー(遠隔測定)
レイトン・マクミラン
 機械・電気技術者
ベン・ゲド・ロウ
 映画撮影、光学、ビデオキャプチャー

科学レビューチーム

科学レビューチーム

ジェームズ・ライダー博士
 会長
 国際科学財団
ハロルド・プソフ博士
 オースティン高等研究所 所長
エリック・W・デイビス博士
 最高科学責任者
 オースティン高等研究所(テキサス州オースティン市
ウィリアム・A・ガードナー
 名誉教授
 カリフォルニア大学
ハサウェイ・コンサルティング・サービス

コーポレートパートナー
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コーポレートパートナー

ヴァンテージ・マシン社
DMIプレシジョン社
フォグラー・ルビノフLLP
トロント大学
プリンストン・インスツルメンツ
デルタフォトニクス
ブルックスオートメーション
Intlvac
フルーク・コーポレーション
プラズス
コンピュータ・エリート
オリリア・ツール&CNC
SASインスティテュート
レッドケージ・ソリューションズ
スウェージロック社
カート・J・レスカー・カンパニー
ハサウェイ・コンサルティング・サービス
パラディグム・クリエイティブ・グループ
シルバーウルフ・プロダクションズ

専有資料の著作権© 2017, Aurtas International, patents pending. この文書の著作権©2017 The SAFIRE PROJECT & Silver Wolf Productions Inc.

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この文書の著作権©2017 The SAFIRE PROJECT & Silver Wolf Productions Inc.

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Posted by kiyo.I