思い方を変えれば人生が変わる
終わりにする
今の自分に満足していますか?
満足していなければ、どうやって満足できるようにしていますか?
自分自身を満たすことって案外難しくないですか?
自分の考え方、思い方、感情、現在の状態が嫌ならば「選択」によって変えることができます。
より良い選択が習慣になれば、未来に希望が湧いてきます。
難しく考えなくても、これまでのやり方をやめるって決めるだけです。
終わりにするのです。
終わりにして初めて次のことが始められます。
私たちの人生は選択の連続です。
日常のこまごましたこと、食事をするのかしないのか? 何を食べるのか? 何時に寝るのか、もっと起きているのか? 遊びに行くのか、行かないのか? 誰かと一緒なのか、一人でなのか?
はっきりと意識していないにしても、なにかしら選択しています。大きな岐路に立ったときは「選択」を意識しないわけにはいきません。どんな行動をとるのかで未来が大きく変わります。自分の境遇も含めて。
これは言ってみれば「見える選択」といえます。
「見える選択」「見えない選択」
「見えない選択」もあります。
どんな思いを選択するのか? どんな考え方を選択するのか? です。
何か起きたとき、それについてどう思うのか? ポジティブにとらえるのか? ネガティブにとらえるのか?
まったく同じ体験でも捉え方次第でまったく正反対の体験になります。
何か良からぬことが起きたとき、どうしていつもこんな悪いことが起きるんだろうと、悔やみ、自分を責めたり、誰かを責めたりすることはできます。
それも選択です。そうではなくて、次に役立てることもできます。それも選択です。
どちらを選びますか? と問われれば、たいていの人は、次に役立てる方を選ぶはずです。
さて、ここで振り返ってみます。
実際そうだったろうか?
わたしは、そうでなかったことが多かったです。
過去を振り返ると、失敗したことや、恥をかいたこと、失恋したこと、失言したこと、テストで悪い点を取って両親を悲しませたこと、馬鹿なことをしでかしたこと、、、
ちょっと嫌なことがあると過去にあったいろいろな思い出まで引っ張り出してきて、いつまでも悔やんだり、自分を責めていました。
自分ではつらいネガティブな思いを選択したという記憶はこれっぽっちもありません!
一体いつどこで選択していたのでしょうか?
さっきの問いに戻れば、悔やんでいる状況でも多分、私は「次に役立てる方を選びます」と言ったでしょう。そう言いながら、選んだ「思い方」はネガティブな方でした。それが「自然な」流れでした。
変ですね?
実は、ポジティブなふりをして、ポジティブな人がうらやましくてたまりませんでした。まわりから見れば、本当の姿は丸見えだったはずです。
思い方、とらえ方、感じ方は選べるし変えられる
そのころは大抵、いつの間にか無意識にネガティブな方をなんとなく選んでいました。それが行動として表面に現れ、表情に現れ、体全体が発するエネルギーに現れます。その積み重ねが性格を色づけていきます。
その頃のわたしは知りませんでした。というか意識すらしていませんでした。
「どう思うか」「どう考えるか」「どう感じるか」は選べるということを。
ハーバード大学のタル・ベン・シャハーって方が、『同じ体験を、まったく違う体験に変える「選択肢」をあなたはつねにもっている』とおっしゃっています。この言葉とてもいい言葉だと思います。
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とらえ方次第で同じ体験が嫌な思い出になることもあるし成長のための糧にすることもできます。
自分の考え方や、思い方、感情、状態が嫌ならば、「選択」によって変えることができることに気付くと、未来は自分次第ということが実感できませんか?
望んでいないことが起こったとしたら、別の「選択」をすることだってできます。難しいことを考えなくていいのです。ただ「選択」するだけ。直感を使ってこちらを選ぶと決めるだけです。シンプルに疑いの雑念は脇において幼い子供のような素直さで決めるだけです。
ただ、ここで個人個人の「思考の癖」というものが邪魔します。慣れ親しんだやり方が肌に合っているという訳です。
これまでのやり方のままがいい、たとえ嫌だったとしても現状維持が自分にはあってるというのも選択です。ご自由に。ただ結果が望んでいるものでなければ同じことの繰り返しを卒業して選択し直すことができることを覚えておいてください。
研究によると、新しい習慣が根付くのに3週間かかるそうです。すぐにうまくいかなくても何度でも、選択し直すということを選択することはできます。
選べるって素晴らしいことではないですか?
そうそう、寝る前と、朝起きたときにするのが効果的だそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。