ロシアのチェックメイト

欧米は退場する

「かつては難攻不落の超大国として認識されていた米国は、今や服を脱がされた皇帝のように見える。積み重なる途方もない屈辱は、広範囲かつ深く、世界の地政学における極めて重要な瞬間を告げており、一極支配ではなく、よりバランスのとれた多極的秩序が支配する新時代の幕開けを告げる」

時代は大きく変わりつつあります。それは30年以上前、ソ連邦が崩壊し、ベルリンの壁があっけなく撤去されたように、寝耳に水のごとく突然起きるかもしれません。不安な要素はいくつもありますが、不安を駆り立てるところにフォーカスしても気が滅入るだけです。よくあるパターンで、この世の中の不条理と矛盾に気付き、過去を掘り起こし、真面目に考え、支配層の文字通りの陰謀に憤ったところで、市井の人間に何が出来るわけでもありません。

勘違いして欲しくないのですが、自分達が無力だということを言いたいわけではありません。そうではなく、意識を向ける方向が違うのです。冒頭に引用したように「新時代の幕開け」が近づいていることにフォーカスしたいのです。来るという確信をもって今後も記事を書き続けたいし、微力ながら発信したいのです。

▼いい感性してますね!

新しい時代が始まる間際に:アメリカの核エスカレーションに直面するロシアのチェックメイト

Brink of an Epoch: Russia’s Checkmate in the Face of US Nuclear Escalation
Unraveling Western Dominance: A Tale of Cosmic Defeats and Shifting Global Power
THE ISLANDER
2024/01/31

By: Gerry Nolan

欧米支配を解き明かす:途方もない敗北とグローバル・パワーの変遷の話

5月9日、モスクワの軍事パレードで赤の広場に展示されたロシアの大陸間弾道ミサイルシステム"ヤース"(ロイター)

5月9日、モスクワの軍事パレードで赤の広場に展示されたロシアの大陸間弾道ミサイルシステム"ヤース"(ロイター)

ジェリー(ゲリー?)・ノーラン著

地政学的な潮流が急速かつ予測不可能に変化している世界において、米国が英国に核兵器を配備することを決定したことが最近テレグラフ紙※1によって明らかになった。この15年以上見られなかった動きは、ロシアとの緊張の激化を浮き彫りにしている。この動きは、欧米の政策の露骨な矛盾を露呈させるだけでなく、国際関係を長年支配してきた脆弱な均衡を由々しく軽視していることを明らかにしている。西側諸国はしばしば安全保障と安定という美辞麗句でおおい隠しながら、一方的に軍事的緊張をエスカレートさせ、歴史の教訓や均衡ある世界秩序の必要性を皮肉にも見落としているのだ。

これに直接反応して、ロシアのアレクセイ・ジュラブレフ議員は、キューバやその他の友好国への核兵器配備を提案※2したが、これは単にキューバ危機のノスタルジックな反響としてではなく、より広範な舞台の中で計算された力強い当意即妙の返答として現れた。この提案は、衰退しつつある西側の覇権に対するロシアの直接的な挑戦であり、西側は一極支配への抵抗が強まる世界で、その覇権に必死にしがみついている。
ジュラブレフの動きは、単なる戦略的な作戦とはほど遠く、西側の二枚舌に対する大胆な非難であり、西側が安全保障の追求を宣言していることと、無謀で非常識な姿勢と相互尊重と主権の原則を蔑ろにする行動との間の不協和音を浮き彫りにしている。
この姿勢は、西側諸国がしばしば主張する道徳的な高みに疑問を投げかけるだけでなく、こうした矛盾に臆することなく直接立ち向かい、暴露する、より自信のあるロシアの外交政策アプローチへの重大な転換を告げるものでもある。これは、これまでのロシアの後手後手の、あるいは不釣り合いな戦略とは一線を画すものであり、現在では、欧米に単に反応するだけでなく、新たな多極的グローバル・ダイナミズムの主体的な構築者として挑む、大胆で積極的な姿勢へと進化している。

冷戦時代の力学の最も不安定な瞬間を想起させるこの動きは、西側の地政学的計算の複雑さだけでなく、内在する矛盾と偽善を浮き彫りにしている。現代世界の多極化は、長い間、ますます説得力を失っていく西側のドグマに支配されてきた戦略や物語の再評価を要求していることを、まざまざと思い知らされる。

2022年、米国の核弾頭が再び英国に持ち込まれる可能性が報じられた際、レイケンヒース英空軍基地の外で核兵器反対運動を展開するデモ参加者(Getty)

2022年、米国の核弾頭が再び英国に持ち込まれる可能性が報じられた際、レイケンヒース英空軍基地の外で核兵器反対運動を展開するデモ参加者(Getty)

キューバ危機再考

米国防総省が提示した、キューバにソ連のミサイルがあったという証拠。1962年10月23日に撮影された、キューバのサン・クリストバル地区に建設中の中距離弾道ミサイルのローレベル写真

米国防総省が提示した、キューバにソ連のミサイルがあったという証拠。
1962年10月23日に撮影された、キューバのサン・クリストバル地区に建設中の中距離弾道ミサイルのローレベル写真

ロシアのアレクセイ・ジュラブレフ議員によるキューバへの核兵器配備の提案は、世界を核戦争の瀬戸際まで追い込んだ歴史的な対立だったキューバ危機を意図的に反響させている。しかし、1962年の二極世界とは異なり、今日の地政学的状況は著しく多極化し、複雑さを増している。
最近、テレグラフ紙が明らかにした、英国のレーケンヒース空軍基地に核兵器を配備するという米国の計画は、ロシアの脅威に対抗するためのものであり、たとえそれがばかげたものであったとしても、米国の覇権主義的失墜という現在の一連の出来事が著しくエスカレートしていることを意味している。この進展は、単に核の瀬戸際外交の再燃というだけでなく、西側諸国が防衛と安全保障の体面を保ちながら、地政学的な均衡を大きく揺るがす攻撃的な手段を取ることを鮮明に示している。

1962年10月、ジョン・F・ケネディ大統領はワシントンのホワイトハウスで、リチャード・ハイザー空軍大将(左)、カーティス・ルメイ空軍参謀総長(中央)と会談し、キューバ上空でのU-2偵察機の飛行について話し合った

1962年10月、ジョン・F・ケネディ大統領はワシントンのホワイトハウスで、リチャード・ハイザー空軍大将(左)、カーティス・ルメイ空軍参謀総長(中央)と会談し、キューバ上空でのU-2偵察機の飛行について話し合った

このキューバ危機との現代的な類似は、単なる核兵器の存在にとどまらず、欧米の外交政策における根深く、見過ごされがちな矛盾を象徴している。15年間中断していた核弾頭を再び英国に持ち込むという米国の決定は、エスカレーションという行き詰まり戦略を示す、ひとつの脚本を優先して外交的関与を非常識にも放棄する西側列強の戦略の移り変わりを如実に物語っている。核エスカレーションの危険性についての歴史的教訓が、希望的観測による短期的な地政学的利益のために無視されるという、不安を引き起こすパターンを反映している。

このような状況において、ジュラブレフが好む対抗策は、世界のパワー・ダイナミクスの重要な再較正として浮上する。それは、西側優位の物語に挑戦し、西側諸国が長い間指示してきた交戦規則が時代遅れであるだけでなく、危険なほど挑発的であることを露呈させる。
ロシアは西側の行動を反映させることで、パワーバランスの変化を強調するだけでなく、ここに至るまでの戦略の重要な再評価を迫った。ジュラブレフの提案は、戦略的な対応以上のものだ。シニカルな西側の利益に不釣り合いな影響を受けている世界秩序に対する深い批判であり、そのような攻撃的な姿勢があまりにも大きな代償を負う、より均衡のとれた多極化した世界への回帰を求めるものである。

失われてゆく影響力を超えて:欧米の途方もない屈辱"

ウクライナ情勢は単なる紛争ではなく、西側諸国、ひいてはアメリカにとって屈辱的な敗北である。西側の軍産複合体の総力を結集し、NATOがウクライナの旅団をトップレベルで訓練し、西側の最新鋭の防空システム、戦車、リアルタイムの情報、技術を配備しているにもかかわらず、ロシアはウクライナを介してNATOを着実に、そして決定的に打ち破っている。このシナリオは、西側の軍事力に対する痛烈な反撃であり、ロシアは"片手を後ろに縛られた"状態でこれを達成しているように見える。
この敗北の象徴は深い。単に戦術的な後退ではなく、西側の軍事戦略の有効性と優位性そのものに疑問を投げかける途方もない屈辱だ。このウクライナでの敗北は、孤立した出来事では決してなく、西側の影響力の衰退という大きな物語の一部を形成しており、世界のパワー・ダイナミクスの劇的な転換を示唆している。

全体として見れば、西側諸国がさまざまな戦線で直面している敗北は、ロシア・中国・イランという健全な軸によって調整されているように見える包括的な抵抗戦略のエッセンスを示している。抵抗のパターンは紛れもない。シリア南東部のアル・タンフ基地でのタワー22※3攻撃を含む米軍基地へのミサイル攻撃や無人機攻撃から、米軍基地やモサド基地を標的にしたイラクでの抵抗まで。
一方、フーシ派は戦略的な名手として、非友好的な大国に対する紅海の通過を事実上断ち、重要な海上ルートを支配する新たな時代の到来を告げている。さらに、ヒズボラとの関係がエスカレートし、イスラエルに対する第2の戦線が開かれる可能性もある。ホルムズ海峡の封鎖はほぼ避けられない。これらの協調的な行動は、単に戦術的な勝利を意味するだけではなく、この地域における米国の覇権に対する根本的な打撃を象徴している。
かつては難攻不落の超大国として認識されていた米国は、今や服を脱がされた皇帝のように見える。積み重なる途方もない屈辱は、広範囲かつ深く、世界の地政学における極めて重要な瞬間を告げており、一極支配ではなく、よりバランスのとれた多極的秩序が支配する新時代の幕開けを告げる

ジュラブレフの核の先手:抵抗の象徴

ヨーロッパにおける米国の核兵器 2023年

ヨーロッパにおける米国の核兵器 2023年
WS3(兵器保管・セキュリティシステム)保管庫の核兵器がある基地

WS3(兵器保管・セキュリティシステム)保管庫の核兵器がある基地

B61-12空中投下型重力爆弾

ロシアの核兵器をキューバ、そして潜在的にはベネズエラやニカラグアといった他の"友好国"に配備するというジュラブレフの提案に話を戻すと、これは西側の侵略に対する大胆な抵抗の表明である。これは単なる軍事戦略ではなく、西側中心の世界秩序に封じ込められることを拒否するロシアの象徴的ジェスチャーである。
極超音速ミサイルや戦略的潜水艦など、ロシアの高度な軍事能力への言及は、現代の戦争の舞台が進化し、近接の戦略的重要性が低下していることを思い起こさせる。さらに、この動きは、世界の軍事ドクトリンにおける戦略的転換を強調するものであり、従来の地理的制約を無視した形で力を投射する能力を強調するものである。それはまた、ロシアが新しい形の抑止に関与する用意があることを示すものでもあり、西側の軍事戦略の従来の規範や戦術に挑戦し、国際的なパワー・ダイナミクスにおける大胆な新しいパラダイムを主張するものでもある。

ジュラブレフの提案に対する西側の反発は、西側が擁護する"ルールに基づく国際秩序"の幻想を浮き彫りにしている。西側諸国が世界中に軍事資産を配置すれば、それは国際安全保障のために必要なことだとみなされる。しかし、ロシアが同様の戦略を提案すると、世界の安定を脅かすものとして描かれる。このダブルスタンダードは、“ルールに基づく秩序"が選択的に適用され、国際法を無視して西側の利益になるように歪められていることを示している。

西側の抑止力の偽善

西側の抑止力という物語は、しばしば防衛と安定という言葉に包まれているが、特に対照的なロシアの戦略的策略に照らして、懐疑と冷笑が入り混じった目で見られるようになっている。いわゆる"ロシアの脅威"に対抗するために必要だと喧伝される米国の核兵器の欧州配備は、自国の防衛力を強化しようとするロシアの同様の努力によって引き起こされる激しい反発とは対照的である。この明白な食い違いは、西側の安全保障のレトリックに内在する偽善を暴くだけでなく、地政学的なダブルスタンダードという広範なテーマを強調するものでもある。
このような行動は、本質的には同じであるにもかかわらず、逆説的に関係する主体によって称賛されたり非難されたりするものであり、西側諸国がいかにロシア恐怖症でヒステリックになっているかを明らかにしている。

この文脈では、ロシアの戦略的対応は単なる侵略行為ではなく、むしろ西側諸国が恣意的にルールを決めているように見えるゲームにおける計算された動きである。こうした対応は、西側の道徳的優越性という物語を打ち砕き、侵略者対擁護者という単純化された二分法を超越した、グローバルな安全保障問題に対するよりバランスの取れたアプローチの切実な必要性を浮き彫りにしている。
世界のパワー・ダイナミクスをよりニュアンス豊かに理解するこのアプローチは、欧米一国優位の古いパラダイムが着実に失われつつある多極化する世界では不可欠である。

ロシアの超音速航空弾道ミサイル"ダガー"。迎撃は難しい

ロシアの超音速航空弾道ミサイル"ダガー"。迎撃は難しい

ジュラブレフが極超音速ミサイルや戦略潜水艦といったロシアの軍事技術の進歩に言及したのは、単なるポーズではない。技術的にも戦略的にも、西側の軍事的進歩に対抗する準備を整えているロシアを象徴している。こうした動きは、地理的に近いことと核抑止力という伝統的な概念が、急速な技術進歩によって覆されつつある世界の軍事バランスの変化を意味している。ロシアの軍事的進化と比類なき能力は、西側諸国に対する明確なメッセージである。ゲームの古いルールは変わりつつあり、プレーヤーも変わりつつある

ジュラブレフの提案に対する西側の反応、そして覇権に対するより広範な挑戦に対する西側の反応は、外交的な洞察力と変化する世界への適応能力のリトマス試験紙となるだろう。伝統的な権力構造が疑問視され、新たな権力構造が生まれつつある世界では、権力と支配に関する古い物語にしがみついていても、もはや十分ではない。西側諸国が真の対話を行い、国際関係へのアプローチを再考できるかどうかが、新たな世界秩序における西側諸国の役割と妥当性を左右することになる。

最後の考察:地政学的パワープレーの新時代

キューバ危機の現代的な反響が響く中、歴史的な類似点だけでなく、西側諸国にとって途方もない敗北としか言いようのない事態の展開を目の当たりにしている。この時代は、西側諸国による一連の戦略的失策とロシアによる見事な反撃によって特徴づけられ、一極支配の野心に支配された時代の黄昏を告げる
キューバに核兵器を配備し、その先にも核兵器を配備する可能性があるというジュラブレフの大胆な提案は、孤立した出来事ではなく、この劇的な変化における極めて重要な目印であり、西側中心の世界秩序に対する挑戦的な(大胆な)チェックメイトである。

西側諸国は、自らのダブルスタンダードと偽善の網に絡め取られている。その不正に仕組まれたゲームに急速に目覚めつつある世界では、従来の手段がもはや通用しないことに気づいている。ヨーロッパへの核兵器配備であれ、国際法の偏った(一方的な)適用であれ、それぞれの動きは、ロシアからの計算された戦略的な対応に直面し[不正に仕組まれた]"ルールに基づく秩序"のもろさを露呈している。ロシアが戦略的な鋭い洞察力をもって、冷戦後の関係を長い間支配してきた幻想をあらわにするにつれ、西側の道徳的優越性という物語は、自らの矛盾の重みで崩れ去る。

この急速に進化する地政学的状況において、米国が擁護してきた支配と一国主義の古めかしい脚本は時代遅れというだけではない。─ 時代錯誤であり、現在の世界の動向とは明らかにシンクロしていない。世界はもはや、米国が指図する舞台ではない。協調が対立を決定的に上回り、力の多様性と主権の揺るぎない尊重が単なる理想ではなく、国際関係の柱となるようなパラダイム・シフトが求められている。グローバル・コミュニティが、その豊かな多様性と集合体の(共同で作る)知恵によって、約束のルールを作り上げる世界である。
物語がもはや単一の覇権国家によってお膳立てされるのではなく、それぞれが発言力と主体性を持つ国々の集合体によって同等に生み出される時代へと移行しつつあり、真の多極的世界秩序の幕開けを告げている。この交代(変化)は不可逆的であり、そのメッセージは明白である。 米国中心の地政学の時代は終わりを告げ、より公正で多極的なグローバル・ステージへの道が開かれようとしている

米国、ロシアの脅威に対抗するため核兵器を英国に配備へ※1

US to station nuclear weapons in UK to counter threat from Russia

2022年、米国の核弾頭が再び英国に持ち込まれる可能性が報じられた際、レイケンヒース英空軍基地の外で核兵器反対運動を展開するデモ参加者(Getty)

モスクワが"エスカレーション"を警告する中、15年ぶりにレイケンヒース空軍基地に核弾頭が配備されることが国防総省の文書で明らかになった。

ロシアからの脅威が高まる中、アメリカは15年ぶりにイギリスに核兵器を駐留させる計画であることが、テレグラフ紙が閲覧した国防総省の文書で明らかになった。

キューバに核兵器を配備せよ ─ ロシアの国会議員※2

Put nuclear weapons in Cuba – Russian MP

ロシア議会国防委員会のアレクセイ・ジュラブレフ第一副委員長。© RIA Novosti / Alexey Kudenko

ロシア議会国防委員会のアレクセイ・ジュラブレフ第一副委員長。© RIA Novosti / Alexey Kudenko

アレクセイ・ジュラブレフ氏は、モスクワは"友好国"にミサイルを配備すべきだと提案した。

ロシアは、ワシントンが自国の戦術兵器をヨーロッパに移そうとしているとされるのに対抗して、核兵器をアメリカ近くの"友好国"に置くべきだと、アレクセイ・ジュラブレフ議員が提案した。

彼の発言は、テレグラフ紙が土曜日に、ロシアからの脅威の増大に対抗するため、アメリカが15年ぶりに核兵器をイギリスに配備しようとしていると報じたことを受けたものだ。

(中略)

一方、英国、ドイツ、エストニア、さらにはNATO軍事委員会の委員長を含む多くの西側諸国の政府関係者は、今後数年のうちにロシアがヨーロッパを攻撃するのではないかという不安を煽り、西側諸国の政府や市民に対し、モスクワとの大規模な衝突に備えるよう呼びかけている。

しかし、ロシアは近隣のヨーロッパ諸国を侵略する計画を激しく否定しており、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官はそのような主張を"デマ"と呼んでいる。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も、モスクワは「地政学的、経済的、軍事的に……NATOに対して戦争を仕掛けることに興味はない」と強調し、その代わりに米国主導のブロックとの関係改善を望んでいる。

ヨルダンを拠点とする米軍前哨基地タワー22とは?※3

What is Tower 22, the Jordan-based US outpost targeted in a drone strike?

Tower 22

イランに関連するグループは、イスラエルのガザに対する戦争が地域紛争に波及する恐れがあるとして、アメリカの前哨基地を攻撃したと主張している。

タワー22はヨルダンの北東部に位置し、イラクやシリアとの国境に近い。

前哨基地に関する公開情報は限られている。しかし、メディアの報道によると、タワー22は、国境を越えてシリアにある近くの米軍駐屯地アル・タンフへの補給拠点として機能している。

少なくとも350人の米陸軍と空軍の兵士も駐留している。この前哨基地にどのような種類の武器が保管されているのか、またどのような防空手段が使われているのかは不明である。

恐れることはない... 我々は君たちの味方だ

恐れることはない ……我々は君たちの味方だ!

──おわり
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Posted by kiyo.I