ダボス・グレートリセットの邪悪な起源

「クラウス・シュワブのいわゆるグレート・リセットのアジェンダには、新しいアイデアや独創的なアイデアはひとつもない」
「その起源は、1970年代の初め、あるいはそれ以前にまでさかのぼるアジェンダである」
「ダボス会議のグレートリセットは、国連の管理下にあるグローバル・ディストピア独裁のための最新の青写真に過ぎず、その開発は何十年も前から行われていた」
「その中心人物は、ロックフェラーとその弟子であるモーリス・ストロングである」
そのように、今回の翻訳記事でウィリアム・エンダールは言います。

1970年代と言えば、有名なのはローマクラブの『成長の限界』ではないでしょうか。
「1974年、ローマクラブは『地球は癌に冒されており、その癌は人間である』と大胆に宣言した」
さらに、記事の中で、ストロングは次のように発言しています。
人類の共通の敵は人間である。われわれを団結させる新しい敵を探しているうちに、公害、地球温暖化の脅威、水不足、飢饉などがその必要条件を満たすという考えに行き着いたのだ。これらの危機はすべて人間の介入によって引き起こされたものであり、その克服は意識と行動の変革によってのみ可能である。本当の敵は、人類そのものなのだ

恐ろしいことを言っていますね。
「人類の共通の敵は人間である」「本当の敵は、人類そのものなのだ」
とんでもないレトリックです。

軍需産業や医療産業の利益を追求し、戦争を起こし、パンデミックを起こし、地球温暖化詐欺で人類を破滅に追いやっているのは、こういう発言をしている本人たちではないでしょうか? 人間とか、人類とか十把ひとからげにして、責任を押し付けないでもらいたいものです。

現代の様々な問題は彼ら支配層が作り出したものです。私たち庶民にも責任があるのでしょうか? 支配層が持っているメディアを通じて大衆を「教育」し、それを「信頼」してしまった責任はあるかもしれません。しかし、原因は彼らが作ったのです。ところが支配層はすべての責任を私たちに押し付けようとしています。

戦争で犠牲になるのは庶民です。毒ワクチンで障害を負ったり不幸にも死亡するのは庶民です。それを彼らは「本当の敵は、人類そのものなのだ」と言って正当化します。

グローバリスト直撃!ダボス会議取材ルイス・ブラックプール氏ジャーナリスト体験談

ダボス・グレートリセットの邪悪な起源

THE DARK ORIGINS OF THE DAVOS GREAT RESET
Written by F. William Engdahl. Originally published on GlobalResearch
F.ウィリアム・エンダール オリジナルはGlobalResearchに掲載

ダボス/イメージ画像
ダボス/イメージ画像

重要なことは、クラウス・シュワブのいわゆるグレート・リセットのアジェンダには、新しいアイデアや独創的なアイデアはひとつもないということである。また、彼の第4次産業革命のアジェンダも、ステークホルダー資本主義の概念を発明したという彼の主張も、シュワブの産物ではない。

クラウス・シュワブは、グローバルなテクノクラート的アジェンダ、すなわち企業権力と国連を含む政府とのコーポラティズム的一体化のための巧妙なPR代理人に過ぎない。その起源は、1970年代の初め、あるいはそれ以前にまでさかのぼるアジェンダである。ダボス会議のグレートリセットは、国連の管理下にあるグローバル・ディストピア独裁のための最新の青写真に過ぎず、その開発は何十年も前から行われていた。その中心人物は、ロックフェラーとその弟子であるモーリス・ストロングである。

1970年代の初め、当時チェース・マンハッタン銀行の会長として主に知られていた故デヴィッド・ロックフェラーほど、世界政治に影響力のある人物はいなかったと言ってよいだろう

新しいパラダイムの創造

1960年代末から1970年代初頭にかけて、ロックフェラーに直結する国際的なサークルは、目もくらむばかりのエリート組織やシンクタンクを発足させた。ローマクラブ、世界自然保護基金(WWF)関連のThe 1001:ネイチャー・トラスト、ストックホルム国連アースデイ会議、MIT執筆の研究「成長の限界」、そしてロックフェラーの三極委員会などがそれである。

ローマクラブ

1968年、ロックフェラーは、アウレリオ・ペッチェイ、アレクサンダー・キングとともに、新マルサス主義のシンクタンク、ローマクラブを設立した。
アウレリオ・ペッチェイは、イタリアの有力者アニエリ一族が所有するフィアット自動車会社のシニア・マネージャーだった。フィアットのジャンニ・アニエリは、ロックフェラーの親友であり、ロックフェラーのチェース・マンハッタン銀行の国際諮問委員会のメンバーであった。アニエリとデービッド・ロックフェラーは、1957年以来、親しい友人だった。アニエリは1973年にデイヴィッド・ロックフェラーの三極委員会の創設メンバーになった。OECD科学プログラムの責任者であるアレクサンダー・キングは、NATOのコンサルタントでもあった[ⅰ]。それが、後にネオ・マルサス的な「人民汚染(堕落)」運動の始まりだった。

1971年、ローマクラブは深刻な不備のある報告書『成長の限界』を発表し、石油などの固定的資源と結びついた急速な人口増加のために、我々の知る文明の終焉を予言した。この報告書は、資源の消費を大幅に変えない限り「最も起こりうる結果は、人口と工業力の両方がかなり急激に、制御不能に減少するであろう」と結論付けている。

これは、MITのコンピュータ科学者たちによる偽のコンピュータ・シミュレーションに基づくものである。
そこには「世界人口、工業化、汚染、食糧生産、資源枯渇の現在の成長傾向が変わらなければ、今後100年以内にこの惑星の成長の限界に達するだろう」という大胆な予測が述べられていた。1971年のことである。
1973年、クラウス・シュワブは第3回ダボス会議において、ペッチェイをダボス会議に招き、集まった企業のCEOたちに『成長の限界』について発表させた[ⅱ]

1974年、ローマクラブは「地球は癌に冒されており、その癌は人間である」と大胆に宣言した。そして「世界は、過剰人口、食糧不足、再生不能資源(石油など)の枯渇、環境悪化、貧弱な統治など、前例のない一連の連動した地球規模の問題に直面している」[ⅲ]
彼らはこう主張した。

世界システムの”水平”再構築が必要である。……エネルギー、食糧、その他の危機を解決するためには、標準層、すなわち人間の価値システムと目標における抜本的な変化が必要であり、すなわち有機的成長への移行が行われるためには、社会の変化と個人の意識の変革が必要である[ⅳ]。

1974年の報告書『転換期における人類』において、ローマクラブはさらにこう主張した。

国家と地域の間の相互依存の増大は、独立性の低下として反映されなければならない。国家は、それぞれがその独立性の一部を放棄するか、少なくともその限界を認めることなしには、相互依存をすることはできない。今こそ、すべての有限な資源の世界的配分と新しい世界経済システムに基づく有機的な持続可能な成長と世界の発展のためのマスタープランを描くべき時なのである[ⅴ]

それが、国連アジェンダ21、アジェンダ2030、2020年ダボスグレートリセットの初期の定式化だった

デビッド・ロックフェラーとモーリス・ストロング

1970年代初頭のロックフェラーの”ゼロ成長”アジェンダの組織者として圧倒的に影響力があったのは、デビッド・ロックフェラーの長年の友人で、モーリス・ストロングという億万長者の石油王だった。

カナダのモーリス・ストロングは、交通機関、石炭工場、農業から排出される人為的な二酸化炭素が、”地球”を脅かす劇的で加速的な地球温度上昇、いわゆる”地球温暖化”を引き起こすという科学的に欠陥のある説を最初に広めた中心人物の一人だった

1972年のアースデイ国連ストックホルム会議の議長として、ストロングは”環境を守る”ために世界中で人口削減と生活水準の引き下げというアジェンダを推し進めた。

ストロングは、ラディカル・エコロジストのアジェンダを述べた。

「地球にとって唯一の希望は、工業化された文明が崩壊することではないのか? それを実現するのは我々の責任ではないか」[ⅵ]

これこそ、世界的な大流行と偽って、現在行われていることである。

ストロングは、環境に関する行動を喚起するための国連の主要なイニシアチブの責任者として、不思議な人選をした。彼のキャリアとかなりの財産は、”環境保護の純粋さ(?生態学的な純度)”の新しい提唱者たち、例えばデビッド・ロックフェラーやアスペン研究所のロバート・O・アンダーソン、シェルのジョン・ラウドンなどのように石油開発で築いたからである。

ストロングは、1947年に18歳の若いカナダ人としてデイヴィッド・ロックフェラーと出会い、その時点から彼のキャリアはロックフェラー家のネットワークと結びついた[ⅶ]。デイヴィッド・ロックフェラーとの新しい友情を通じて、ストロングは18歳のときに、国連財務長官ノア・モノの下で国連の要職を与えられることになった。国連の資金は、ロックフェラーのチェース銀行が都合よく扱っていた。これは、ストロングが展開する”官民パートナーシップ(公共サービスの民間開放)”の典型的なモデルであり、公的な政府から私的な利益を得るというものだった[ⅷ]

1960年代、ストロングはモントリオールの巨大なエネルギー複合企業で石油会社として知られるパワーコーポレーションの社長に就任しており、当時は有力者のポール・デスマレイが所有していた。カナダの調査研究者であるエレイン・デュワーによれば、パワー・コーポレーションは、ダボス会議の弟子であるジャスティン・トルドーの父、ピエール・トルドーなど、カナダの特定の政治家の選挙運動のための不正政治資金として使われたとも言われている[ⅸ]

地球サミットⅠとリオ・アース・サミット

1971年、ストロングはニューヨークの国連事務次官となり、スウェーデンのストックホルムで開催されるアースデイ会議、国連人間環境会議(地球サミットI)の事務局長に任命された。また同年、ロックフェラー財団の評議員に任命され、ストックホルム・アースデープロジェクトの立ち上げに資金を提供した[ⅹ]。ストックホルムでは、国連環境計画(UNEP)が創設され、ストロングがその責任者となった。

1989年には、国連事務総長から1992年の国連環境開発会議(UNCED)(「リオ・アース・サミットⅡ」)の責任者に指名された。彼は、そこで国連の「持続可能な環境」目標、クラウス・シュワブのグレートリセットの基礎となる「持続可能な開発のためのアジェンダ21」の起草、国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の設立を監督した。ダボス会議WEFの理事でもあったストロングは、シュワブをリオの地球サミットの重要なアドバイザーに任命していた。

国連リオ会議の事務局長として、ストロングはローマクラブの報告書「最初のグローバル革命 The First Global Revolution」(アレクサンダー・キング著)を依頼し、二酸化炭素による地球温暖化の主張は、変化を強いるために作り出された策略に過ぎないことを認めた。

「人類の共通の敵は人間である。われわれを団結させる新しい敵を探しているうちに、公害、地球温暖化の脅威、水不足、飢饉などがその必要条件を満たすという考えに行き着いたのだ。これらの危機はすべて人間の介入によって引き起こされたものであり、その克服は意識と行動の変革によってのみ可能である。本当の敵は、人類そのものなのだ」[ⅺ]

クリントン大統領のリオへの代表、ティム・ワースは同じことを認め、こう述べている。

「私たちは地球温暖化問題に乗らなければならないのだ。たとえ地球温暖化の理論が間違っていたとしても、経済政策や環境政策の面では正しいことをすることになる」[ⅻ]

リオでストロングは、CO₂や他のいわゆる温室効果ガスを排除するというこの恣意的な目標に関連して定義された「持続可能な社会」という世論を操作しようとする考えを初めて導入した。アジェンダ21は、2015年9月にローマでローマ法王の祝福を受け、17の「持続可能な」目標を掲げたアジェンダ2030となった。それは他の項目と合わせて宣言した。

「土地は、そのユニークな性質と人間の居住において果たす重要な役割から、個人が管理し、市場の圧力と効率の悪さにさらされる通常資産として扱われることはできない。私的土地所有はまた、富の蓄積と集中の主要な手段であり、したがって社会的不公正を助長する。社会正義、都市の再生、開発、人々のための適切な住居と健康状態の提供は、社会全体の利益のために土地が利用されて初めて達成できるのだ」

要するに、私的土地所有は”社会全体”のために社会化されなければならないという、ソ連時代にはよく知られた考え方であり、ダボス会議の”グレート・リセット”の主要な部分である。

1992年、会長・書記長を務めたリオで、ストロングはこう宣言した。

「豊かな中産階級の現在のライフスタイルと消費パターン──肉類の大量摂取、冷凍食品やコンビニエンス・フードの大量消費、化石燃料の使用、家電製品、家庭や職場の空調郊外住宅──が持続可能でないことは明らかである」[xiii](強調)

その頃、ストロングは、国連を、地球の絶滅と温暖化に関する悲惨な警告を利用して、新しいグローバル・テクノクラート的”パラダイム”を密かに押し付けるための手段へと変貌させる中心人物であり、政府機関と企業権力とを合併させ「持続性」を盾に、ほとんどすべてを選挙なしでコントロールすることに成功していた。
1997年、ストロングは、地球サミットに続く行動計画である「地球規模での多様性評価」の作成を監督した。これは、第4次産業革命の展開のための青写真で、地球上のあらゆる資源の目録、その制御方法、そしてこの革命の達成方法について書かれている[xiv]

この頃、ストロングはクラウス・シュワブのダボス世界経済フォーラムの共同議長を務めていた。2015年、ストロングの死去に際して、ダボス会議の創設者クラウス・シュワブはこう書いている。

「彼はフォーラム創設以来の私のメンターであり、偉大な友人であり、欠くことのできないアドバイザーであり、長年にわたり、我々の財団理事会のメンバーであった」[xv]

イラク石油食料交換プログラム汚職スキャンダルで国連を去る前、ストロングはローマクラブのメンバー、アスペン研究所の評議員、ロックフェラー財団とロスチャイルド財団の評議員だった。また、ニューヨークの聖ヨハネ大聖堂にあるルシファー・トラストLucifer Trust(別名:ルシス・トラスト) の理解の神殿 Temple of Understanding of the Lucifer Trust の理事でもあった。

「このような異教徒の儀式には、羊や牛を祝福のために祭壇まで連れていくことが含まれる。ここでは、アル・ゴア副大統領が説教をし、参拝者は堆肥とミミズを入れた鉢を持って祭壇に行進した……」[xvi]

”地球を救うため”に、私有財産を持たず、ミミズを食べるべきだというシュワブ・グレート・リセット・アジェンダの邪悪な(隠された)起源は、ここにある。そのアジェンダ(意図、底意、計略、スケジュール)は、邪悪で、ディストピア(地獄郷)的であり、我々数十億の”普通の人間”を排除することを意図している。

F. ウィリアム・エンダールは、戦略的リスクコンサルタント、講師であり、プリンストン大学で政治学の学位を取得し、石油と地政学に関するベストセラー作家。グローバリゼーション研究センター(CRG)研究員。

地球は絶望的だ。 展望は良好です。
(左)地球は絶望的だ。(右)展望は良好です。
© Patrick Chappatte/International Herald Tribune

Notes(※開かないアドレスは修正しました)

[i] 1001ネイチャー・トラストのメンバーの経歴、ジャンニ・アニエリ。http://www.bibliotecapleyades.net/sociopolitica/sociopol_1001club02.htm

[ii] クラウス・シュワブ、世界経済フォーラム:歴史形成のパートナー 最初の40年 1971 – 2010, 2009, 世界経済フォーラム, p. 15。
https://www3.weforum.org/docs/WEF_First40Years_Book_2010.pdf

[iii] ローマクラブ報告書『転換期における人類』(1974年)より引用。
https://unmoot.com/green-agenda/turningpoint.html

[iv] 同書

[v] ローマクラブ『転換期の人類』1974年、ブレント・ジェソップ『転換期の人類-第2部-ひとつの世界意識を創る』より引用。
https://archive.org/details/mankindatturning0000mesa/page/n5/mode/2up

[vi] モーリス・ストロング、国連リオ地球サミット開会式スピーチ、リオデジャネイロ、1992年。
https://www.un.org/en/conferences/environment/rio1992

[vii] エレーヌ・デュワー『緑のマント:主要な環境保護団体、政府、大企業のつながり』トロント、ジェームズ・ロリマー社、1995年。 pp. 259-265.

[viii] ブライアン・アキラ『ルシファーの国連』※1http://www.fourwinds10.com/siterun_data/religion_cults/news.php?q=1249755048

[ix] エレーヌ・デュワー、前掲書 p. 269-271.

[x] 同書 p. 277.

[xi] アジェンダ21/2030とは何か、その背後にいるのは誰か? はじめに。
https://sandiadams.net/what-is-agenda-21-introduction-history/

[xii] ラリー・ベル、アジェンダ21:国連の地球サミットは雲に頭を突っ込んでいる。 Forbes, June 14, 2011,
https://www.forbes.com/sites/larrybell/2011/06/14/the-u-n-s-earth-summit-has-its-head-in-the-clouds/?sh=5af856a687ca

[xiii] ジョン・イザード「モーリス・ストロング、クライメート・クルック」2 December, 2015, https://quadrant.org.au/opinion/doomed-planet/2015/12/discovering-maurice-strong/

[xiv] アジェンダ21/2030とは何か、その背後にいるのは誰か? はじめに。
https://sandiadams.net/what-is-agenda-21-introduction-history/

[xv] 「モーリス・ストロング:感謝」クラウス・シュワブ、2015年。 https://www.weforum.org/agenda/2015/11/maurice-strong-an-appreciation

[xvi] エリック・T・カールストロム博士、国連、モーリス・ストロング、コロラド、クレストン/バカ「新世界宗教」September 2017,
https://naturalclimatechange.org/new-world-religion/part-i/

──おわり 

ブライアン・アキラ『ルシファーの国連』[viii]

LUCIFER’S UNITED NATIONSから一部引用します。

ルシス・トラストは、フリーメイソンであるジョン・D・ロックフェラー・ジュニアが国連に寄贈した土地にあるフリーメイソンが設計した国連の建物の中で、世界銀行とIMFを抱える国連経済社会理事会のメンバーであり、フリーメイソンが設計したホールで行われている。信託の評議員には、ジョン・D・ロックフェラー、ノーマン・カズンズが含まれている。
[世界連邦主義者協会の会長、バチカン、クレムリン、ホワイトハウスの間の非公式な大使。デビッド・スパングラー、ドナルド・キーズ、ウ・タント(国連事務総長)が組織した惑星市民(777国連広場)のフィンドホーン財団(ルシス/ルシファーと類似している)と共に設立された。そして、その目的は「世界中のワールドサーバーを援助すること」である]。
ロバート・ストレンジ・マクナマラ(1961-1968年国防長官、1968-1981年世界銀行総裁)、トーマス・ワトソン・ジュニア(ホロコーストの利益で金持ち、元駐モスクワ米国大使)、ヘンリー・クラウソン(南地区スコットランド騎士団33度最高評議会大団長)、ラビ・マーク・タネンバウム
[ラビはルシフェリアンのカルトに参加できるのに、ユダヤ人がキリストを認めることには反対するのはおかしい。彼の財団は、エディス・スタイン修道女とマクシミリアン・コルベ神父を列聖したローマ・カトリック教会(「我々のかつての敵」)を批判した–これらの列聖は「ユダヤ人を深く怒らせた」らしく、今では誰がキリスト教の聖人で誰がそうでないかを決める権利と能力を主張している]、そしてヘンリー・キッシンジャーだ。
したがって、ルシス・トラストは国連、米国政府、フリーメイソン、ナチス・ドイツ、その他のオカルト運動、外交問題評議会、三国間委員会、ビルダーバーグとつながりを持っている。

理解の神殿

テンプル・カテドラルの「理解の神殿」というグループは、新世界宗教を作ろうとするものである。
創設者ジュリエット・ホリスターに協力した”友人”には、ジョン・D・ロックフェラー2世、ダライ・ラマ14世、ローマ法王ジョン23世、エレノア・ルーズベルト、国連事務総長ウー・タン、国際家族計画、ユダヤ神学院が含まれる。ニューエイジの第一人者で、理解の神殿の支援者であるジーン・ヒューストンは、その著書『トロイの木馬』の中でこう書いている。

「この寺院の目的は、あらゆる宗教、信条、儀式を受け入れ、受け入れることを促進することによって、ひとつの世界宗教を促進することである。理解の神殿の瞑想室は、イルミナティ、知恵の達人、理解の神殿の指導者たちが、新しいタイプの神秘主義者を作り出すために、新しい人文主義的教団の中で一般の人々を訓練する”照明のホール”として知られるようになるはずだった」

この寺院は国連の完全な認定を受けており、国連の”スピリチュアル”部門の重要な役者となっている。理解の神殿の理事や顧問としてリストアップされている12人は、国連のグローバル・フォーラム評議会のメンバーでもある。これらのフォーラムは、地球崇拝に基づく新異教徒の世界宗教を公然と支持する数多くの講演者を迎えている。講演者の一人であるジェームズ・ラブロックは、”ガイア”(地球を女神として表現する古代の言葉)が生命の源であり、自己治癒力を持つことに言及した。人間はガイアの癌であり「ガイアが自分で治せないほど圧倒的な病気」であると述べている。つまり、人間は女神ガイアに寄生しているのだ。

理解の神殿の支援者の一人は、ジョン・N・アーウィン三世(ホロコーストの利益で金持ちになった;ヘンリー・キッシンジャーの国務副長官の息子で、ルシス支援者トーマス・ワトソンJrの孫)であり、彼のアケリス財団とボドマン財団を通じて、AFFとニューヨークのペイガン神殿・聖堂にも資金を出している。妻と共にボドマン財団を設立したジョージ・ボドマンは、1854年に設立された英米ウォール街最古の投資会社の一つ、サイラス・J・ローレンス&サンズのシニアパートナーだった。
ボドマンは諜報界で活躍し、第一次世界大戦中はニューヨークのウォートレードボードの諜報部を運営していた。ボドマン財団は、元CIA長官ウィリアム・J・ケーシーが理事長を務める国際救済委員会に資金を提供し、多くの外国人諜報員を引き入れた。

ウォール街の銀行家ジョン・アーウィン三世は、IBMの創業者 “ポップ"の孫にあたる。トーマス・"ポップ"・ワトソンは官民の情報網の中心人物であった。親ムッソリーニ派のワトソンは、1911年にIBMに引き入れられ、1924年にモルガン財閥の後ろ盾を得て社長となった。
1937年、国際商業会議所のトップとして、ワトソンはヨーロッパに渡り、アドルフ・ヒトラー、ベニート・ムッソリーニと会談し、ナチスの財務大臣ヒャルマー・シャハトから”ドイツの鷲”を受け取った。同時に、ワトソンのIBMは、タイプライターや事務機などのアメリカ政府との契約により、その地位を確立していった。
第二次世界大戦中、IBMはショア(ホロコースト)の効率化で財を成し、英国特殊作戦局(SOE)の長官ウィリアム・ステファンソン卿が米国で行った諜報活動で大きな役割を担った。

1944年、ワトソンはFBIアカデミーの卒業生に向けたスピーチで、戦争犯罪人を追い詰める国際警察組織の創設を訴えた。
1946年、ワトソンとOSSの元幹部が、IBMを中心とした民間の国際情報機関の設立に着手した。その後、IBMは、海軍情報部、国家安全保障局、司法省などの幹部と直接契約し、IBMのセキュリティや研究開発の幹部が入れ替わる回転ドアを介して、政府の公的情報機関と統合されるようになった。

妻とともにボドマン財団を設立したジョージ・ボドマンは、1854年に設立された英米ウォール街最古の投資会社の一つ、サイラス・J・ローレンス&サンズのシニアパートナーだった。ボドマンは、諜報活動にも積極的で、第一次世界大戦中は、ニューヨークの戦争貿易委員会の諜報部を仕切っていた。モリスとマクビーの創業パートナーのうち、前者はジョージ・ボドマンとともにニューヨーク銀行の評議員を務め、後者はボドマン財団とアケリス財団の理事長兼評議員だった。

アル・ゴアは聖ヨハネ大聖堂に何度も客として訪れ「神は地球から分離されていない」という悪名高い言葉を残している。理解の神殿の理事会のもう一人のメンバーは、トーマス・ベリーである。地球をひとつの生命体としてとらえ、その意識は人類にあるという、新しい”ポスト宗派”、さらにはポスト・キリスト教的な信念体系に世界は呼ばれている、と彼は考えている。

テンプル・カテドラルのリンディスファーン・センター(「ロックフェラー兄弟基金とロックフェラー財団の助成金によって実現した」)では、ルシフェリアン、ブラヴァツキー派の教員でニューエイジ新世界秩序の教祖であるデビッド・スパングラーが次のように語っている。

「ルシファーは、キリストのように、人間の意識の扉の前に立ち、ノックする.彼はその偉大なご馳走、究極のご馳走、知恵の光を運ぶ存在になるのだ」

このメーソン寺院─聖堂は、新世界秩序のNY─国連集会(魔女の集まり)を主催している。

コロラド州クレストン/バカは「新世界秩序のバチカン市国」なのか?
オカルト “新世界宗教"の暴露記事 [xvi]

Is Crestone/Baca, Colorado, “The Vatican City of the New World Order?:”
An Exposé of the Occult “New World Religion”

Part I. Is Crestone/Baca, Colorado “the Vatican City of the New World Order?”
Dr. Eric T. Karlstrom, Emeritus Professor of Physical Geography, California State University
January, 2012 (revised, Dec. 2013) ※その序章のみ

コロラド州クレストン/バカは「新世界秩序のバチカン市国」なのか?
オカルト “新世界宗教 “の暴露記事
第一部 コロラド州クレストン/バカは “新世界秩序のバチカン市国 “なのか?
カリフォルニア州立大学 物理地理学名誉教授 エリック・T・カールストロム博士
2012年1月(2013年12月改訂版)

第一部 クレストン/バカ、モーリス・ストロング、そして ”新世界宗教(?)”

北米のスピリチュアルな求道者たちは、やがてクレストンのことを耳にするようになる。 彼らは、ヒマラヤを思わせるこの聖地を巡礼し、何十ものスピリチュアルな組織やリトリートセンターの本拠地とするのである。

アリソン・レイ「ロッキー山脈のシャンバラ。クレストンの神話と力」

モーリス・ストロングはカナダの億万長者で、コロラド州南部に”バカ”と呼ばれるニューエイジの隠れ家を建設している。この宗教的な隠れ家には、東洋の宗教の信奉者をはじめ、世界のエリートが多く訪れる。ある有名な女優はそこに”チャネリング”センターを建設し、バチカンからも代表が来ている……。
モーリス・ストロングは、UNCED(国連環境開発会議─1992年リオ・アース・サミット)の国連事務次長でもある。この人物は急進的なニューエイジャーであり、環境保護主義者であり、グローバリストのサークルを広く飛び回っている。より急進的な環境保護主義者の中には、異教徒と呼ばれる汎神論の一種を受け入れている者もいる……。
この議題は、バビロニアの神秘宗教の復活にほかならない。さまざまな占術やオカルトの実践と地球崇拝が混在し、特定のイニシエーターだけが内なる “秘密の教義"を垣間見ることができる場所である。このシステムは神にとって忌むべきものであり、黙示録(17章)の中で長々と語られている。

マーク・S・ワトソン「オカルト神権政治!」

(国連の宗教は)ニューエイジの神秘主義、汎神論、原住民のアニミズム、無神論、共産主義、社会主義、ルシフェリアンのオカルト、背教のキリスト教、イスラム、道教、仏教、ヒンズー教の奇妙で極悪な収斂である。

ウィリアム・ジャスパー、2002年「新世界宗教:神の子らに”神性”を崇拝することを教える」

モーリス・ストロングとアメリカの財産権に何の関係があるのか? すべてだ。財産権への攻撃、急進的な環境問題への取り組みは、すべて国連によって推進されている。そしてモーリス・ストロングは、国連の環境政策を支える第一の力である。モーリス・ストロングは、テクノロジーと近代工業化を止めなければならないと考える、環境保護主義者の急進派のリーダーである。
急進的な環境保護主義者たちは、地球上での人間のすべての活動は有害であり、したがって持続可能ではないと信じている。人間は地球の癌であると信じている。彼らの目標は、ゆっくりと削減し、最終的に人間の居住地を特定の地域に絞り込み、それ以外の地域は荒野にすることである。

モーリス・ストロングとその仲間は、ガイアと呼ばれるニューエイジの異教の原動力である。そして、それは純粋な自然崇拝である。ストロング一家は、コロラド州にバカグランデと呼ばれる6万3千エーカーの牧場を所有している……。バカグランデは新世界秩序のバチカン市国であるとストロングは信じている。

モーリス・ストロングは、ニューヨークにある「理解の神殿」のディレクターでもある。そこでは異教徒の儀式や地球崇拝の儀式が行われ、祝福のために羊や牛を祭壇まで連れていくこともある。象やラクダが小島を歩いている。ソプラノサックスで、人間の手によって絶滅した狼がうめくような音を出す。ここでは、アル・ゴア副大統領が説教をし、参拝者は堆肥とミミズを入れたボウルを持って祭壇まで行進する……。

アメリカン・ポリシー・センター会長トム・デウィーズのスピーチ「世界で最も危険な男」(1996年)より

ニューヨークには、聖ヨハネ大聖堂、理解の神殿、国連、特にそのピラミッド型の瞑想室、ルシス・トラスト(元々はルシファー・トラストという名称)、”永遠の知恵の教え”、すなわち霊からの啓示を保管するオカルト寺院群がまだ世界中で建設中だが完成している。

緑は、この寺院のシンボルカラーである。緑は、世俗的な用語でグリーン・エコ・ムーブメントと表現される”新しい”オカルト異教徒スピリチュアリティの色である。その世界的なユートピアのプロジェクトは、緑の精神的な共産主義である。ルシファーを最初の自由思想家、人類の解放者として讃える。その神はイシス、千の名の女神である。地母神である彼女はガイアである。

現代世界がオカルト的霊性の魅惑的な力にますます屈服するにつれ、世界的な全体主義的異教徒国家が出現している。それは究極の反伝統であり、すべての魂の反転換を要求し、それによってすべての人間─心、体、魂─の完全な所有と管轄権を主張し、悪魔、または超越したマスター、強力なニューエイジの内部関係者がそれらを記述することによって指示された状態である。

研究者によると、20世紀には1億から2億人の男性、女性、子供が共産主義者とファシストによって殺害されたそうだ。女神アース・マザーは、人間の生け贄も要求してくるだろう。

リンダ・キンボール「現代のモロク国家の台頭……世界的な霊的共産主義」2011年

国連は長い間、古代のオカルトとフリーメーソンの原理に基づいて、”新しいスピリチュアリティー”と会合”新世界秩序”のための主要な世界の前兆のひとつであった。国連の誕生から7年後、神智学者でルシス トラスト(旧ルシファートラスト)の創設者であるアリス・ベイリーが、次のように主張する本を出版した。

人間の知性が(新時代の準備に)必要な受容ラインに沿って成長している証拠は、世界計画を策定する国連の努力の中に見ることができる……。国連の中には、偉大な国際的で瞑想的な反省的グループ、つまり人類の運命がその手に委ねられている、考え、情報を持った男女のグループの芽と種がある。これは、あなたがそれを実現することができれば、多くの第四光線の弟子の制御下に主にあり、瞑想的な焦点の彼らのポイントは、直感的または仏教の段階である ─今日、すべてのヒエラルキーの活動が見出される段階(水準)である。

ニューエイジの弟子入り(Lucisプレス、1955年)から

彼または彼女はルシファーを崇拝する誓約をしない限り、誰も新世界の秩序に入ることはない。 ルシファーのイニシエーションを受けない限り、誰もニューエイジに入ることはない。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
@kiyo18383090

Posted by kiyo.I