ウクライナで近いうちにクーデターが起こる可能性
ウクライナ軍の惨状
ウクライナ人兵士によるウクライナ人ボランティアへのインタビュー(ヘルソン地区)
A:つまり、もう戦う契約(職業)兵はいない、ということだ。契約兵はすべて、動員兵と領土防衛兵に取って代わられた。契約兵はすべて殺されたんだ。
彼らは、単に騙された。あからさまにやられた。砲兵の援護もなく、何もなく、15~20人の集団でロシアの3個中隊に突撃させられた。ロシア側には迫撃砲と大砲の援護があったにもかかわらず。152mm自走榴弾砲と203mmパイオンが彼らを苦しめた。
司令部と議論した奴ら、彼らはたくさんいて、司令部への不信感をあらわにしたけど、司令部は彼らを単に放り出した。
彼らは1ヶ月間拘留され、その後、司令部は彼らを武器も書類も何もなく、食料も調理するものもなく、野原の真ん中に放り出した。
Q:あなたの司令官は誰ですか?
A:正直なところ、私は知らない。私の司令官を知らないのは、彼を見たのは一度だけだから。それだけだ。
ウクライナ人によるウクライナ兵へのインタビュー
https://t.me/EurasianChoice/15376
ウクライナの兵士の間で不満が鬱積しています。上のテレグラムの動画は、ほんの一例です。なにしろ訓練を受けた兵士はほとんど死亡し、兵士が足りないので年金生活を送っているような人まで徴兵され、いきなり前線に立たされ、今度は女性まで徴兵するという話まで出ています。訓練もない、武器もない、戦う動機もない、ないないづくしです。
今やゼレンスキーを支えているのは海を隔てた英国と米国だけかもしれません。ヨーロッパ大陸のフランス、ドイツ、イタリアの首相がキエフに行ってましたが、口約束に終わりそうです。ゼレンスキーにとって国内に味方はいるのでしょうか? アゾフスタリの大量投降ではネオナチのアゾフからは裏切り者と呼ばれ、投降した兵士からは非難され、負け戦で死亡した兵士の家族がどう思っているのか、そこらへんの情報は目にしたことはありませんが、相当恨まれていることは想像できます。お金と武器は西側諸国から送られているようですが、大半のお金は着服され武器は横流しされ、それを売っている腐敗した連中がいる始末。どう見ても末期症状です。
末期症状ですから破局は突然来ます。終わってみれば、メディアの与太情報と独りよがりの希望的観測と西側諸国のメディアによって作られた支援の偽ストーリーだけだった、ということになりそうです。さらに、バカを見たのは駆り出され死んだ兵士、ウクライナ軍によって破壊された街とその住人、西側諸国の燃料不足に端を発したインフレなどによる生活苦を押し付けられる庶民ではないでしょうか。
だからといってロシアが攻めたのが悪いとは思いません。特別軍事作戦が無かったとしても、ウクライナのネオナチは同じことを同時期にしていたでしょう。もっと、悲惨な形で。もしかしたら、西側のメディアは報道せずこれまでの8年間と同じように無視していたかもしれません。
ですから、見ようによっては、西側からすれば、降って湧いた災難かもしれません。熊の穴を面白がって突っついてひどい目にあったという図です。
ここに来て、ゼレンスキーのまわりで近いうちにクーデターが起こるのではないかとささやかれています。
ウクライナのホットな情報は、Telegramの「世界の裏側ニュースの裏【閲覧注意】https://t.me/wakeupjapancomeon」をお勧めします。日本語に訳してくださっています。
部隊の反乱:ウクライナ軍における不満分子がゼレンスキーに与える脅威
Бунт в войсках: чем грозит Зеленскому недовольство в украинской армии
Юлия Шатилова
00:57 14.06.2022
https://tvzvezda.ru/news/2022614057-Eqs9B.html/player/
部隊の反乱:ウクライナ軍における不満分子がゼレンスキーに与える脅威
ユリア・シャチロワ
00:57 14.06.2022
ウクライナ軍の前線での数々の失敗やポーランドとの奇妙な協力関係が、政権交代の理由となる可能性がある
ウクライナ軍の部隊全体が最前線で暴動を起こしている。
すでに神経が擦り切れている兵士たちは、大砲の餌として扱われ、命令を遂行することを拒んだと訴え、絶望の中でビデオメッセージを記録している。
捕虜となったウクライナ兵は、前線に戻されることを恐れて、故郷に帰さないよう求めている。また、指揮官から虐待や暴行を受けたと報告する兵士もいる。
前線の悲惨な状況は、ウクライナのレズニコフ国防相がすでに認めている。ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領もこれを確認した。
この状況を改善するため、ウクライナ軍参謀長は、女性の徴兵を開始し、18歳から60歳までのすべての女子を兵役に登録するよう命令を出した。そのために、領土防衛のための兵士を前線に派遣することを認める法律が調印された。
同時に、積極的に武器を捨てるよう促されており、これもウクライナ当局にとっては非常に気がかりなことである。
「ヘルソン市の領土にいる軍人、まずその同僚、予備兵、抵抗している市民たちに訴える。抵抗しても無駄なので、司令部まで来て説明し、降伏して普通の生活をするように促す、あるいはお願いする」と、辞任したヘルソン市テヘロ防衛地下組織の元指揮官バレンティン・ボンダレンコ氏は言った。
挫折感の中、ヴォロディミル・ゼレンスキーと将兵の対立が深まっているとの報告もある。電話の会話を傍受し、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領までもがそれを裏付けている。
彼によると、ウクライナ軍は抵抗の無益さを理解し始め、ポーランドに一部の主権を譲り渡そうとする司令官の計画に憤慨していることは確かだという。
「”自称・自由なウクライナ”を望むナチスを筆頭に、ウクライナ軍はあらゆる人の頭を吹き飛ばすだろう。ロシア人、ベラルーシ人だけでなく、ポーランド人にも来てほしくないのだ。そして、今日ウクライナを解体しようとする者の頭を吹き飛ばすだろう」とルカシェンコは言った。
権力者の間では、ウクライナで近いうちにクーデターが起こる可能性を否定していない。
すべては、ゼレンスキーの今後の行動にかかっている。
しかし、彼に道理を期待してはいけない。
キエフの支配エリートの分裂については、Julia Shatilovaが「Main with Olga Belova」という番組に寄稿した記事を読んでください。(※探してみましたが、見つけられませんでした)
安全の手引き(在ウクライナ日本国大使館)
2015年の在ウクライナ日本国大使館の渡航者向けの「安全の手引き」(平成27年6月)の中にネオナチに注意を呼び掛ける文言がありましたので以下、引用します。
(イ)外国人襲撃事件
かつて懸念されていた事象が、愛国者やネオナチ、スキンヘッドと呼ばれる外国人嫌いを背景とする若者による集団暴行事件です。キエフのみならず、ウクライナ各都市で発生し、一見して外国人と分かるアフリカ系、アジア系、アラブ系などが主なターゲットとされていました。
(被害者はそのほとんどが男性で、被害者が女性の場合は、言動によるハラスメントが主流でした。)
犯行場所は、主に地下鉄駅周辺、マーケット、広場、大学敷地内などが多く、その手口は極めて残忍で、少数のターゲットに集団で且つ容赦なく襲いかかるものでした。最近はこのような事件は報告されていませんが、注意が必要です。なお、日本人が被害に遭った集団暴行事件は、過去8年間で9件が報告されています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。