神々の”ハンドバッグ”──ギョベクリ・テペ
適切な質問をすれば、自然がその答えを示してくれる
「私たちは、学術界からメディア、政治、科学、文化、権力に至るまで、嘘つきや怠惰な思考をする人たちに囲まれて混乱しているだけなのです。彼らが注ぐ洗脳の束縛を解き、自分の頭で考えてみてください。そうすれば、答えが見つかるはずです。自然は自らを明らかにします」
「適切な質問をすれば、自然がその答えを示してくれます。私は、このフィードバック回路を"神"と呼んでいます」とアンドリュー・ホール氏は言います。
紹介する動画の中で、ギョベクリ・テペや古代シュメールのアヌンナキ図像などにある"ハンドバッグ"の謎に迫ります。もちろん、一般に語られている解釈とはまったく違います。電気回路やプラズマ現象に馴染んでいない私たちにとって理解が難しいところもありますが、冒頭に引用した文章に見られるように、アンドリュー・ホール氏の感性がわたしは好きです。
[要旨]
「嵐の目 Eye of the Storm」シリーズのフィナーレをお届けします。完結編では、作家でありサンダーボルトの同僚でもあるアンドリュー・ホールが、古代の石細工に世界各地で描かれている"ハンドバッグ"を明らかにする。最も古いものはペトログリフで、年代を特定することはできないが、紀元前9,000年以前に描かれたと考えられている。これらの図形は、人類が知る限り最大級のあっと驚くような出来事を象徴的に記念しているのかもしれない。
最後に「嵐の目」シリーズで明らかになったことがあるとすれば、それは、地球はそのコアにあるものによって駆動される電気回路であるということである。"コア"が何であるかは分からない。回転する鉄の玉ではない。私たちが地殻の外で体験する表面効果は、コアが太陽系とどのように反応するかの結果として、内部から駆動されるものである。地球は球状のコンデンサーなので、表面効果はコアのエネルギーレベルの変化に対する容量性の(静電容量の)反応である。
アンドリュー・ホール:神々の"ハンドバッグ"
Andrew Hall: Handbag of the Gods
この1年間「嵐の目」という複数回にわたるシリーズをお届けしてきたアンディ・ホールです。
嵐の目 Eye of the Storm
第5章では、コロナストームについて考察しました。
━ モニュメントバレー上昇気流ドーム
━ サンフアン下降気流クレーター
━ 超音速圧力隆起部(頭部、頂上部、気圧の尾根)
サン ラファエル・スウェルやキャピタルリーフ、モニュメントバレーやサンファン川流域を、コロラド高原を創った大規模な原初の嵐の眼で生まれたドームとクレーターの岸壁の集合体として捉えました。これらのドームやクレーターを生み出した気象は、基本的に上昇気流を生み出す雷雨と、その中心で下降気流を生み出すサイクロンで構成されていました。
上昇気流ドームと下降気流クレーターの間の"S"カーブ
電気的には、両者の間にリング状の電流を形成し、その下半分は地中の電流です。
上半分はメソサイクロンとサイクロンが、上昇気流から下降気流へのジェット気流で結ばれ、凝縮物のアーチを形成しています。このループは、穏やかな状況では雷雨の金床雲(高く成長した積乱雲のうち、頂上部分が広がって平らになっているもの)となるもので、正電荷の層がメソサイクロン上半分を形成します。しかし、メソサイクロンとサイクロンが乱気流の中で一緒になると、金床(かなとこ)はフィラメントになり、サイクロンの下降気流に供給されます。
そして、サイクロンとメソサイクロンはひとつの回路となります。
メソサイクロン、台風サオラ
これがフラクタルが成長する方法です。
回路は互いにつながり、ペアリングはグループ化 groupings され、グルーピングは回路網になります。
これが木星に見られるものです。
木星の大赤斑
大赤斑は、コロナストームのループのネットワーク回路です。また、木星のコロナループを直接観察したところ、コロラド高原のドームやクレーターとほぼ同じパターンが大赤斑にあることがわかりました、
━ コロナループのアーチ型コロネード(列柱)
━ 下降気流サイクロンのトロイダル雲
というのも、ストーム(嵐)のシステムはフラクタルで、似たような回路で動いているからです。
サンラファエルスウェル、モニュメントバレー、サンルイスバレー
ベイシン&レンジ、シエラ、モゴロンリム
また、第9章で取り上げた地電流ループのように、これらの環電流 ring current は、雷やプラズマ風による直流が入力され、地面と電流が接合しています。
つまり、オペアンプとして機能し、直流電流を利用して環電流を増幅することができます。
※ オペアンプ:演算増幅器、電圧の増幅や、アナログコンピュータにおけるアナログ演算(加算・減算・微分・積分)のために使われていた
“ハンドバッグ"
その認識は、かなりいい感じでした。でも、もっといいことがあります。
イースターエッグ(隠されているもの)は、古代アートに描かれたこの種のストーム(嵐)のシステムを見つけたことです。実はこの嵐は、これまで発見された中で最も古く、最も議論を呼んだ謎の巨石、ギョベクリ・テペの"ハゲワシ石"に描かれています。
この石のT字型の柱には、空を横切るアーチ状の雲、つまり柱の上部が描かれています。そう、神々の神秘的な"ハンドバッグ"です。
そして、これはもちろん私の持論ですが、"ハンドバッグ"は遠くから見たメソサイクロンの箱状の形を描いており、アーチは中心から後方に後退し、そこで下降して目に見えないサイクロンになります。
遠目で見ると、サイクロンを囲む雷のスコールラインが見えるだけで、金床雲の代わりにサイクロンへのジェット気流が柱に描かれているようにアーチを描いています。雲の上の奇妙な形状にもご注目ください。
これらは、スプライトやノームと呼ばれる雷雨の放電を表していると思われます。コロナストームでは、雲の上からのプラズマ放電は、今日ほど珍しいものではありませんし、今日すべてが極めてまれというわけでもありません。
しかし、この過去の環境では、クリスマスのようにライトアップされていたはずです。雲の上と下には、三角形で構成された空間があり、それを長方形の薄い層が横切っています。
これは、超音速風の希薄化と圧縮の三角形パターンを表しており、狭い層は高速のジェットストリームや相反する風の間のレンズ状の層であり、干渉パターンが箱状の偏析(ひとつの相から別の相に分離すること)を作り出しています。
ハゲワシや雷鳥は、スクワッターマンとも呼ばれるペラット不安定現象を様式化したもので、ロックアートでは鳥の頭で描かれることが多いのです。オーロラとして空に現れ、来るべき破滅の予兆をもたらす嵐の前兆でした。
脚のない鳥は、少なくとも中央のプラズマ柱の部分的なイメージで、フラクタル反復であるオーロラも描いています。
T字の底の鳥の下には、吼える風を表す狼、潮の満ち引きを表すサラマンダー(西欧で火の精と考えられた怪物。火の中にすめるトカゲのような生き物)、地面から地面への放電を意味するサソリが描かれており、他の神話では竜として描かれています。
矢のような頭をした蛇は、雷や潮流を表すものがあちこちにあります。
T字型の柱は、"天の中の地"、つまり"上なる如く、下もまた然り"を表しています。
この石は、彗星や流星の衝突を描いたものだという説が有力です。鳥がボールを持っているからです。
自分で考えてください。私は自分の解釈の方が好きです。
ギョベクリ・テペの年代は、紀元前9000年よりも前、つまりヤンガードリアス(新ドリアス期、更新世の終わりのヨーロッパの気候区分で、亜氷期の期間)の時代とされています。プラトンがアトランティスが消滅したと言ったのもこの時代です。そして、私たちがノアの洪水やギルガメッシュと呼んでいる時代とも、よく相関しています。
では、これは生存者が作った祠なのでしょうか。それとも、嵐を生き延びるために役立ったのでしょうか?
彼らは生き残るために地下に隠れていたのでしょう。たとえ風の穏やかな地域であっても、放射線や雷、汚れた水など、無防備であれば確実に死んでいたでしょう。しかし、その意味するところは明らかです。
ギョベクリ・テペでは、古代の神話と同様に、太陽系の出来事によって、現代では考えられないような電気嵐が発生したのです。
さて、最後のイースターエッグ(隠されているもの)です。この"ハンドバッグ"は、世界中の古代の石細工に描かれています。
オーストラリア
最古の描写はペトログリフで、すべての年代を特定することはできませんが、紀元前9,000年以前のものと考えられています。以下は、オーストラリアにある例です。
このペトログリフを右から左へ、紙芝居のように読むと、まず右側に小さなコロナストームが描かれ、右端の"ハンドバッグ"は明らかに形成されています。その次に大きなコロナストームがあり、地面からストリーマーが立ち上がっています。これはプラズマストリーマーと呼ばれるもので、雷が落ちた時にできるようなもので、グローモードでしか見えません。
次に、雲は下に何かを形成し、別の何かがそれに合わせて上昇します。輪状のものや半円のように見えます。これはプラズマ雲で、グローモードで見ると、プラズマ雲にぶつかるように伸びています。そして、曲がりくねったようなものが現れ、その後、再び雲が現れます。カンガルーのことは気にしないでください。曲がりくねった図形は、超大型の稲妻のプラズマの残照です。
これは雲を描いているのだと思います。雷雨のメソサイクロン全体が、Zピンチで崩壊し、そして再生しています。水素爆弾が爆発するようなものです。しかし、それが見えているのは間違いありません。この岩の手前数マイルに大きなクレーターがあるのではないのでしょうか。
古代シュメールのアヌンナキ図像には、この議論全体が様式化されて表現されています。ハンドバッグと、オーストラリアの曲がりくねった図形に似た"ザクロ"の蔓です。
彼らはしばしば松ぼっくりを持っていますが、これは嵐の先頭で突き進む超音速の風と、それらが示す希薄化と圧縮のフラクタルパターンを表していると思います。
実際、オーロラ放電の鳥の頭から、地についた扁平足の脚まで、このフィギュア全体が嵐の様相を表しています。片方は覆われておらず、筋肉を膨らませていて、メソサイクロンの巻き上がる図案のようで、もう片方は覆っていて見えないので、サイクロンから戻ってくる気流のようです。
まるで、この嵐を予感させる有翼の擬人化されたオーロラである神々が、恐怖の"ハンドバッグ"、破壊の松ぼっくり、巨大な雷鳴を示しながら、嵐を届けてくれるかのようです。
古代の宗教につきものの神と半神のように、天と地の現象にヒエラルキーがあるような感覚さえも示しています。
“ハンドバッグ"については、誰もが思い当たる節があるため、意見が分かれるところでしょう。
ある人は、古代の神々が一日中サイロシビン(幻覚性キノコに含まれる麻薬)をむしゃむしゃ食べていたかのように、薬物を隠しておくためのものだと考えています。
また、花粉を入れたという人もいますが、誰が何のために花粉を集めるのでしょうか?
私には、これらの図形が、人類が知る最も大きな驚天動地の出来事を象徴的に記念していると考える方が理にかなっているように思えます。あなたが同意するかどうかは別として、私はあなたに理解してほしいのです。私が説明した出来事は、私たちの歴史の中にあるものです。これらの出来事は今日の私たちに影響を及ぼしています。
私たちは、学術界からメディア、政治、科学、文化、権力に至るまで、嘘つきや怠惰な思考をする人たちに囲まれて混乱しているだけなのです。彼らが注ぐ洗脳の束縛を解き、自分の頭で考えてみてください。そうすれば、答えが見つかるはずです。自然は自らを明らかにします。
そのレベルまで意識を高めるのは、私たち次第です。そうすれば、真実は自ずと明らかになります。少なくとも、これは私の経験です。私には特別な才能があるわけではありません。ただ、自分の周りにあるものを敏感に感じ取り、それがどのようにして生まれたのか、変わることなく興味を持ち続けているだけです。
適切な質問をすれば、自然がその答えを示してくれます。私は、このフィードバック回路を"神"と呼んでいます。私は、この結論を皆さんの熟慮のために提示します。
地球
他の答えの可能性を否定するつもりはありません。ですから、すべてを検討する必要があります。しかし、私がこのようなことから受け取ったメッセージには、共有せざるを得ないちょっとした緊急性があります。地球内部の回路が温まっています。
グローバル電気回路
火山活動や地震活動は、地表下の電流を規定する(特徴付ける)プレート境界に沿って増加しています。
天候は少し奇妙になり、同時に太陽はエネルギー出力の最小期に入っています。
太陽は眠っている。2020年、記録的な100日の低迷を迎える深い"太陽活動極小期"が危惧される
太陽活動極小期は、地球上の寒冷化と直接的な相関があり、地震活動も活発化します。
人為的な地球温暖化(AGW)仮説の反証
過去20年間、世界各国政府は、人為的地球温暖化(AGW)という仮説を検証するために、1000億ドル(米国だけで500~600億ドル)を"研究"に費やしてきた。これは「史上最大の規制介入である、すべての人間活動による炭素排出の制限」(Horner, 2010)を正当化するためである。しかし、今日、この仮説は科学的証拠によって徹底的に否定されている。科学の最も基本的なルールのひとつは、仮説が事実によって否定された場合、その仮説は無効となり、破棄されなければならない、というものであることは多くの人が理解している。
トーマス・ハクスリーはこう述べている。
「科学における偉大な悲劇は、美しい仮説が醜い事実によって殺されることである」
受賞歴のある気象学者ブライアン・サスマン氏は次のように述べている。
「人類が化石燃料を燃やすことで、地球が温暖化していると言われている。この仮説は、中学2年生の科学博覧会のテストに耐えることはできない。
(しかし)この仮説に穴を開けようものなら、"否定派"の烙印を押される。まあいい。カール・マルクスがうらやむような計画を推し進めるくらいなら、"否定派"と呼ばれたほうがましだ」
地球は太陽エネルギーの変化に対応するため、蓄積されたエネルギーの一部を放出し、バランスを保つ必要があります。太陽風の減少は、地球の磁場によって引き起こされるエネルギーの減少を意味します。
入力されるエネルギーが少なくなると、内部[電流]が衰え、磁場が弱くなり、拡大します。しかし、磁場が拡大すると、より多くの太陽風を捕らえ、誘導が増加します。このような綱引きは、地球が太陽と歩調を合わせようとするときに行われますが、電流の増減によって地球の回路が振動し、抵抗や熱が発生し、それを放出しなければなりません。これは、最大から最小へ、あるいはその逆へと変化する過渡期で起こります。重要なのはその変化率です。
“太陽活動極小期"、わずか48時間で70回の地震に見舞われる
地震や火山の発生頻度が劇的に増加する可能性があります。最低気温の低下と上昇に伴い、悪天候が発生します。また、磁極の移動も起こっています。
磁極の移動は、地殻の電流が変わることと関係しています。どのように変化するかはまだ分かりませんが、両者の間にフィードバックがあることは分かっています。それが物理学であり、それは起きています。
地球磁北極の移動速度が速く、地球物理学者は地図の更新を余儀なくされた
「嵐の眼」を読んで明らかになったことがあるとすれば、それは、地球はそのコアにあるものによって駆動される電気回路であるということです。"コア"が何であるかはわかりません。回転する鉄の球ではありません。
私たちが地殻の外で体験する表面効果は、コアが太陽系とどのように反応するかの結果として、内部から駆動されるものです。地球は球状のコンデンサーなので、表面効果はコアのエネルギーレベルの変化に対する容量性の反応です。
地殻の境界はインド洋を取り囲んでおり、これらの電流のセグメント(弧)の上には、インドネシア諸島やマダガスカルなど、最も活発な火山地域があります。
巨大な構造プレートの分裂
今、非常に活発です。これらの電流は地球上で最も大きく、最も接近して磁束を発生させていると思われます。
マダガスカル沖の深海には、すでにこれらの電流の間を循環する大きな還流(渦)が存在しています。
このことは、私たちの未来に壊滅的な嵐が起こることを意味しているのでしょうか?
私にはわかりません。古代の人が何を言っているか調べてみてください。私が知っているのは、私たちはそろそろ(何も起こっていない期間の後、何かをしたり対処したりし始める)、この地球をありのままに理解し、学者の言うことに耳を傾けない方がいいということだけです。
皆様、お読みいただきありがとうございます。ご丁寧なコメントもありがとうございます。これらの記事は、私のウェブサイトthedailyplasma.blogとThunderbolts.infoに掲載されており、誰でも無料でアクセスすることができます。人々が現実に目覚めたとき、このコンテンツを指し示してください。
ありがとうございました。
──おわり
最後までお読みいただき、ありがとうございました。