不安や怖れはどこからやってくるのでしょうか?
怯えていると、心も身体も縮こまってしまいます。
なんでもない事でミスをしたり、何気ないまわりの人の言動が自分を脅かしているように感じてしまいます。その事がまた次のミスを誘ってしまいます。
怯えは、過去のイジメ、虐待、厳しい躾などが原因かもしれません。ですが、その時の怖さがその時のことだけで終わらず、今でも意識の中で続いているのです。
これから起きることに不安が先走り、希望が持てず、怖くてたまらなくなります。
怖れや不安はあなたの心の中からやってきます
過去にあったネガティブな出来事にいつまでもとらわれていると、これから先また同じようなことが起きるかもしれないという怖れや不安が生まれてしまいます。
この世の中は怖いものだらけだと思ってしまうと、何もしていないのに不安だけが先走ってしまいます。
ということは、何かする前にもう怖れと不安を選択しているのです。
わたしたちは怖れや不安は「外」からやってくるものだと思っています。ところが怖れや不安はあなたの心の内側からやってきます。いまだに過去にあった辛い経験の中で生きているのです。だからまた再現されるような気がしてしまい怖いのです。
不安や怖れを手放してください
何度もミスをする、失敗ばかり。原因は「怯え」から来る不安や怖れかもしれません。過去のイジメや虐待、親のやり過ぎたしつけから抱いた恐怖感が今でも起きているかのように感じます。それはそれを感じている人にとっては紛れもない「現実」です。
不安や怖れを感じたら、そこから逃げ出したりせず感情を感じてください。幼いころの痛みが出てくるかもしれません。その痛みから逃げたりせず感じきってください。感情は怖いものではありません。感じ切ればなくなります。そして一つずつ手放してください。それはもう終わったことです。感じ切ることで自らを癒すことができます。
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