人前であがってしまう。失敗はありがたいこと

間違わない人はいません。間違いからより多くのことを学べます。
そう思いませんか。

人前に出るとあがってしまう。程度の差こそあれ、誰もが経験したことではないでしょうか?
みんなの前で発表しなくてはいけないとか大勢の前で発言を求められたりしたら緊張します。それが普通です。

みんなの前で喋る

まずは次の質問と回答を読んでみてください。

あがり症の私が代表になってしまって

はじめまして。
小さな悩みなのですが見て頂けますと嬉しいです。

今、私は高校生です。
7月に学校祭があり、何日間か行われる中で最終日に全校が体育館に集まってステージ発表を見るという日があります。その中でイントロクイズがあるのですが、クラスの中から代表と補欠を1人ずつ決めないといけなくて私のクラスはなかなか代表が決まらず抽選で決めることになりました。
その抽選で私が代表になり、仲のいい友達が補欠になってしまいました。正直、やりたくありません。私は人前で話す事が苦手で内気な性格です。小さい頃は逆に目立ちたがり屋で人前に出ることに抵抗はありませんでした。
ちゃんと答えられるか心配になり、毎日寝られません。極度の心配性で友達に悩みを言っても、まだ2ヶ月も先だよとか、そんなことで悩むほどなのと言われてしまいます。もう誰にも相談できないなと思ってしまいました。
私は「死にたい」と思うほどです。すごくつらく涙も出てきます。あがり症なのと、緊張しやすく緊張しすぎると息苦しく感じます。イントロクイズに出たくなく、その日だけ休みたいなと思ってしまいます。
でも、私が休むと補欠の子が出ることになるのでその子が嫌な思いをするのも嫌なのでどうすることもできません。今さら悩んでも何にも変わらないと思うのですが、すごくつらいです。
何回も気持ちを切り替えて前向きに頑張ろうと思うんですが、ふと思い出した時に心が折れてしまいます。代表と決まってから、体調がすぐれなく学校を休みがちです。
ストレスのせいか、無意識のうちに口の中を噛んでしまう癖があり口の中は血の味しかしません。もう自分でもどうしたらよいのかわかりません。

以下の文はカウンセリング.COMで回答させていただいたときのものに手を加えたものです。

完璧にやろうとしていませんか?

上手にやろうとしていませんか?
ヘマをしないで完璧にやろうとすると、よけいガチガチになって緊張します。意外にも上手にこなすあなたを見たいとはだれも思っていないものです。でも誰でも嫌われたくないとか、よく思われたいという気持ちがあって、失敗するのが怖くて逃げたくなってしまいます。

この状況で、もう逃げられないと腹をくくってください。
逃げたい気持ちのままいると、とめどなく不安がやってきて悩みがよけい大きくなります。悩みに押しつぶされます。

イントロクイズが始まる前、自分の気持ちをオープンにするとやりやすくなります。
例えば、
『わたしは、あがり症で人前で話す事が苦手です。今こうしている間も足が震えています。ですから、まちがったとしても笑わないでください。こんな私を応援してください』という感じで、一人一人の目を見ながら最初に言います。言える機会がなければ自分の中で言います。心の中にある不安を認めて言葉にしてオープンにすると楽になります。

ちゃんと答えられるだろうかと心配になる気持ちはわかります。でも分からないときは分からないと言えばいいんですよ。それでも言わなくてはいけなければ周りの人にふればいいんです。誰か分かる人いますか?って。全部、自分でやらなくてもいいんです。

それから「小さい頃は逆に目立ちたがり屋で人前に出ることに抵抗はありませんでした」というあなたはどこに行ってしまったのでしょうか?

この時のあなたは今でもあなたの中にいます。
小さい頃のあなたは、人にどう思われるかとか、どう評価されるかなんて考えなかったはずです。失敗なんてしてもいいんです。つぎに生かせるので。失敗を悔やんで、そこから何も学べなくなる方がよっぽどよくないです。ただ一生懸命やればいいんです。
へまをやったとしても、それを隠そうとしたり、認めたくないから怖くなるんです。やっちゃった~って、認めて、口に出して、オープンにすれば怖さや不安は飛んでいきます。

質問された方からのメッセージ

真剣にお答え頂き、とても嬉しいです! 頑張ってみようと思いました。本当にありがとうございます。こんなにも真剣に考えてくださる方がいるなんて思わなかったので、涙が止まりませんでした。感謝致します。

観客席にテディーベアだけ

失敗してもいい、間違ってもいい

失敗してはいけないとか完璧にこなそうとすればするほど自分自身に緊張を強いてしまいます。緊張すればするほどヘマをしやすいものです。失敗してもいい、間違ってもいいって思っていた方がよほど楽です。上手くやろうとするよりも失敗した時のかわしかたを研究した方が案外いいのではないでしょうか?

一度も間違ったことがないという人を知っていますか? 
間違わない人はいません。うまくいったときよりも間違ったときのほうがより多くのことを学べると思いませんか? 
うまくいったときは安心してしまって、どうしてうまくいったのか?なんて考えないです。反対に間違うことでそのことについてより深く知ることができます。
失敗したからこそ分かったという経験はありませんでしたか? 
失敗したことを責めてしまうからおかしなことになってしまいます。失敗したことでより多くのことが分かったとしたら”ありがたい”ことではないでしょうか? 

Posted by kiyo.I