ありのままを出すのは怖いですか？ 自分の価値を見つける方法
まわりに受け入れられたい。
気に入ってもらいたい。
価値を認めてもらいたい。
誰もが普通、そう願っています。
その願いはかなっていますか？
私たちは相手に気に入られようとして、自分を装おうとします。特に恋愛関係ともなるとなおさらです。相手にとっての「いい人」でいようとします。だから一番素敵に見える自分を出そうとします。
それが自分が安心できて、まわりに受け入れられて、相手の期待にも応えられる方法だと思っています。つまり別の自分を演じているわけです。
ところが、演じているということは、どこかで無理がでます。疲れてきます。親密になればなるほど、反対に本当の自分を出せないもどかしさを感じます。演じていると親密にはなれません。近づけば近づくほと怖くなります。見せたくないところが知られてしまう不安があるからです。
本音でコミュニケーションしているわけではないので、相手との間に膜のような見えない壁があります。演じている一方で、本当の自分はこうじゃないという思いが募ります。まわりに合わせて演じていると、もどかしさやごまかしている感じがしたり、逆に本当の自分が知られたらどうしようって不安になり自分を隠そうとします。それは相手との間に知らぬ間に距離を作ってしまうことになります。
近づきたいのに、近づけない。
ありのままでいいはずなのに
そうです。ありのままがいいはずです。
ところが、ここで別の問題が発生します。
「自信が持てない」「自分が嫌い」、、、ありのままでは受け入れてくれるはずがないという考えがもたげてきます。振出しに戻ります。暗礁に乗り上げます。
・・・とはいえ、救いは必ずあります。
自信が持てるようになれる方法も、自分を好きになれる方法もいっぱい紹介されています。あとは実行するだけでいいはずです。
・・・でも、できない。
出来ない。うまくいかない。・・・でもまだ助け舟が用意されています。
出来なかった人には次の救いが用意されています。
出来る人とできない人はここが違うっていう親切な情報です。なるほどと思っても、それでもうまくいかない人には、、、、、、
結局のところ、できる人は出来る、できない人は出来ないという平凡な結論に落ち着きます。
ところで、あなたは意識をいつもどこにフォーカスしていますか？ いつも気が付けばそのことについて思っていたり考えてしまっていることです。言い換えれば結局そこに落ち着いている思いの中身です。その思い込みや判断があなたの行動や性格を決めているでしょう？
意識を向ける方向が間違っています
｢自信が持てない」「自分が嫌い」
これをどうやって解決すればいいのでしょうか？
難問です。
わたしがお勧めするのは、この二つについては「考えることを止める」です。
ですが、｢自信が持てない」「自分が嫌い」という悩みは、悩んでいる人にとって、気付いたらまた考えています。なぜかそこに戻っています。それは、意識がいつもそこにあるからです。気になって仕方がなくて、そこから頭が離れないのは意識がそこに張り付いたままだからです。
｢自信が持てない」「自分が嫌い」を言いかえると、｢自信を持ちたい」「自分を好きになりたい」です。ところがそうなりたくても、いつも意識して気にしているのは「持てない」｢嫌い」の方の自分です。これでは、自信が持てないと思う自分、嫌いだと思う自分から離れようがありません。
意識を向ける方向が間違っていませんか？
｢自信が持てない」「自分が嫌い」の方に考えがいくくらいなら、考えない方がよほどいいです。考えても埒が明きません。時間の浪費です。
https://quietsphere.info/q_and_a_ukeireru/まわりの人が上手くいくよう願うと、自分の価値が高まります
とはいえ、意識を「自信を持ちたい」「自分を好きになりたい」に向けるには、とっかかりが必要です。お勧めは、まわりの人の幸せを願う事です。
まわりの人が上手くいくように願うこと＝助けてあげることです。誰かの助けになった時って気持ちがいいでしょう？
助けてあげることで、自分の価値を高めることができます。
自分の価値が高まると自然に自信がつきます。
もちろん、見返りは要求しません。要求してしまうと間違った方向にいってしまいます。これだけしてあげたのにって言葉が出るとしたら、見返りを要求していたのです。
助ける＝サポートするというのは目に見える形だけとは限りません。心の中でまわりの人が上手くいくようにとイメージし願うだけでもいいのです。たとえば関係が悪くなってしまった人に対しても『わたしはあなたと仲違いをしたいわけではありません。望んでいるのは、友好な関係です』と気持ちを送り続けてください。
これまで、｢自信が持てない、自分が嫌い」と言って、自分のことしか見えず自分を責めることに使っていた意識と時間を「助けること＝サポート」に向けてください。そうすれば自分を愛することの大切さが見えてきます。
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