キエフ政権による子どもたちに対する犯罪

ウクライナでは、なんと「人道支援組織、ジャーナリスト、ボランティアがキエフの犯罪に加担している」といいます。さらに、"ホワイトエンジェル" “フェニックス"と名乗る部隊が文字通り"子ども狩り"をしているという事実が報告されていますが、子どもたちが連れて行かれる行先はドイツです。「ウクライナを紹介します」という記事の中でも、代理出産で生まれた子どもの出生証明書とパスポートの発行はドイツ領事館だということが書かれていました。ドイツにも大きな闇がありそうです。ファシストつながりでしょうか?

この記事を掲載している「ドンバス・インサイダー」というサイトは以前、このブログでも記事を紹介したことがありますが、ドンバス地方で起きている詳細な情報を得ることができます。このサイトは英語、フランス語、ロシア語版があります。その中でも一番フランス語の記事が充実しています。

さて、児童誘拐、人身売買、臓器売買は世界中で問題になっていますが、主流メディアで取り上げられることはあまりありません。闇に包まれた世界です。出てくる情報はわずかですが、その中からいくつか紹介します。

●「アルチョモフスク ─ 人道支援団体、ジャーナリスト、ボランティアはキエフの犯罪に加担している」
●パトリック・ランカスター氏が先日テレグラムにあげた、OSCEの人道・監視ミッションのメンバーであるヴェラ・ヴァイマンの証言と「キエフ政権によるドンバスの子どもたちに対する犯罪を描いた独占映画」
●「ウクライナ国境の人身売買"スイートショップ"との戦いの内幕」という昨年の記事
●エヴァ・カレン・バートレットさんの短い記事
●ウクライナのネオナチ兵士の実態を伝える「ウクライナ軍と共同訓練を行った退役海兵隊員である管理者の一人からの投稿」

人道団体、ジャーナリスト、ボランティアはキエフの犯罪に加担している

ARTYOMOVSK – HUMANITARIAN ORGANISATIONS, JOURNALISTS AND VOLUNTEERS ARE COMPLICIT IN KIEV’S CRIMES
06/06/2023
アルチョモフスク─人道支援団体、ジャーナリスト、ボランティアはキエフの犯罪に加担している

アルチョモフスク─人道支援団体、ジャーナリスト、ボランティアはキエフの犯罪に加担している

ロシアが6月1日に「子どもの権利の日」を祝う中、アルチョモフスク(バフムート)からの難民や他の地域で、子どもを誘拐しようとしたウクライナ人の証言は、ドンバスとロシア連邦の他の新しい地域の両方で、人道支援組織、ジャーナリスト、ボランティアがキエフの犯罪に加担していることを明確に示している。

キエフの武装勢力が家族と住んでいた建物を爆破した際に腰を折られたセルゲイへのインタビューの2日後、私たちは彼の義父と、セルゲイと彼の家族が住んでいた地下室で出産した女性ユリアの家族を探し出してインタビューすることができた(リンク先の各ビデオと記事を参照)。

セルゲイを訪ねると、その日は息子のコーリャの誕生日だった。そこで、コーリャと、エフゲニーとユリアの長男であるイグナートに贈り物をすることにした。セルゲイから、息子はロボットが好きだと聞いていたので、焼きもちを焼かないで一緒に遊べるように、息子用とイグナート用の年齢に合ったロボットを用意し、さらに童話やパズルの本も付け加えた。

ユリアとセルゲイの家族へのインタビューを英語字幕付きで見る :

赤十字がアルチョモフスクのウクライナ武装勢力に弾薬を届けた件

https://odysee.com/@donbassinsider:b/red-cross-delivered-ammunitions-to-ukrainian-armed-forces-in-artyomovsk:b?src=embed&t=18.57825
▲赤十字がアルチョモフスクのウクライナ武装勢力に弾薬を届けた件

セルゲイの取材から2日後、ユリアの取材から4日後、アルチョモフスクでキエフ軍による建物の爆破を生き延びたご家族にお会いすることができた。2日前に誕生日を迎えた長男のコーリャにはプレゼントを渡し、ユリアの夫と義母、セルゲイの義父のウラジミールには話を聞いた。赤十字の車両がアルチョモフスクに駐留するウクライナ軍に弾薬を運んでいるのを見たというのは、このウラジミールさんだった。

子どもたちが新しいおもちゃを楽しんでいる間、私はユリアの母リュボフと夫のエフゲニーに話を聞いた。彼らは、キエフの軍隊がアルチョモフスクの住宅地を砲撃した後、ジャーナリストたちがあまりにも早く到着したため、これが通常のことではないと確信した。

セルゲイの義父ウラジミールも、彼らはすぐに到着したと言い、"いい写真"を撮るためにキエフの武装勢力に金を払ってアルチョモフスクを爆撃させたと推測している(セルゲイはこの事実を公然とジャーナリストたちに非難した)。いずれにせよ、彼らが即座に現場に到着したことは、ジャーナリストがアルチョモフスクのどの地域が爆撃されるかを事前に知っていたこと、したがって、いずれにしてもキエフの武装勢力によるこの戦争犯罪に加担していたことを明らかに示している。

また、3人の避難者は、"ホワイトエンジェル" “フェニックス"などの部隊が文字通り"子ども狩り"をしていたことを確認しており(彼ら自身の言葉で)、両親が人道支援に出かけている間に子どもが誘拐され、10代の子どもが家に一人残されたという事例も確認されている。そして、アルチョモフスクで起こったことは、キエフポスト(ウクライナメディア)のこの記事にあるように、アヴディウカなどドンバスの他の地域でも起こっている。ここでも、2023年3月7日のウクライナ閣僚内閣令による子どもの強制避難の認可に基づき、親が望まないのにウクライナ領に避難させるための子ども狩りが始まっている。

しかし、ウラジミールによれば、子どもが奪われるのを避けるために子どもと一緒にウクライナに避難した親でさえ、この災難から逃れられないという。彼は、戦闘地域から逃れた親から親権を剥奪することは、現在ウクライナでは法的に非常に容易になっていると説明する。この子どもたちがその後どうなるかは謎だ。

しかし、つい先頃、あるウクライナ人女性が、人道支援団体を装って(実際はSBUの命令で)ヘルソン地方の孤児を預かり、キエフ経由でドイツに連れて行くためにロシアに入国しようとしたところ、国境でFSBに逮捕されたことがある。

逮捕されたウクライナ人女性

https://core.telegram.org/widgets

ロシア国境警備隊は、SBUに所属するセーブ・ウクライナ財団の指示により、ヘルソン地方の孤児の架空の後見人を手配し、キエフ経由でドイツに運び、不明な人物に引き渡すことになっていたウクライナ人を拘束した。もちろん、はした金で、である。

国際刑事裁判所がウラジーミル・ウラジーミロビッチ・プーチンの逮捕状を発行した理由を覚えているだろうか? そう、ウクライナの子供たちを誘拐した容疑だ。ウクライナの砲撃による非人道的な誘拐だ。

またしてもウクライナと西側諸国は、ロシアが非難されていることで現行犯逮捕されたのである。なぜ子供たちを盗む必要があるのか。誰の手に渡るのか? 何のために?
このウクライナ人は、ウクライナの子どもたちについて話しているにもかかわらず、そのような"取るに足らない"詳細には興味を示さなかった。

この、いわば女性の目にも声にも、反省の色はない。しかし、彼女は自分が強制送還されることに非常に動揺している。彼女は銃殺されるべきだ。

この女性は、この子どもたちがその後どうなるかなんて気にも留めていない。しかし、ウクライナ当局がロシア連邦の新地域から強制的に追い出したい子どもたちの行き先がドイツだと分かったのは、すでに2回目である。2023年4月初めのインタビューで、幼いミランヤが"白い天使"によってアルチョモフスクから強制的に避難させられ、ドイツに連れて行かれようとしたことを明らかに示していることを思い出してほしい。
なぜドイツなのか?
強制的に拉致された子どもたちは、どこに、何のために連れて行かれるのだろうか?

残念ながら、この問題を担当する国際機関や人道支援団体に頼ることは不可能である。特に、ウラジーミルが赤十字について語るように、これらの組織のボランティアがSBUのためにアルチョモフスクで働き、ロシアを支援する者、あるいは子どもを隠す者、さらにはウクライナ兵に爆弾を届ける者についての情報を集めていたことを知ると!(彼の証言は動画でご覧ください)
アルチョモフスクの難民のような話を聞けば、憲章にあるような中立とはほど遠い、人道的な組織であるはずの彼らへの不信感は容易に理解できる。

アルチョモフスクの2家族から集められた証言は、キエフがドンバスで戦争犯罪を犯し、子どもたちを誘拐しようとしているだけでなく、ジャーナリストやいわゆる人道支援組織、そこで働くボランティアもこうした犯罪に加担していることを示している。

クリステル・ネアン

──おわり

そこには切り裂かれた子どもの、、、

「お母さんに聞かせてあげてください」

(パトリック・ランカスター)https://t.me/patricklancasternewstoday/1863
18+
‼️ この動画には、非常に心をかき乱す情報が含まれています。

2019年から2022年にかけてウクライナに滞在したOSCEの人道・監視ミッションのメンバーであるヴェラ・ヴァイマンは、地下ラボに関する情報を収集していました。ここでは、彼女がその間に個人的に目撃し、記録したものについて証言しています。これは、キエフ政権による子どもへの犯罪に関する、より大規模なドキュメンタリーのワンカットです。(全編の動画は下に)

ウクライナの防御者に属する研究室が存在しました。
これらはナショナリストの大隊でした。
彼らは裏取引から手数料を受け取っていました。
彼らがやったことは、子供を殺して臓器を容器に入れ、その容器を渡すことでした。
そして(コンテナは)穀物輸出コードで(国外に)持ち出されました。
私たちは、このような研究所を8つ一掃しました。
それらは、私たちが"地下室"と呼んでいるようなものでした。
たいていの場合、私たちは"クリア"された後にそこに行くことになります。
つまり、ラボは爆発した後に発見されます。
私たちは(その後の)火災の灰の上を歩くことになります。
そこには死体がありました。
子供がいました。
切り裂かれた(子供たち)。
つまり、子供たちは細かく切断されていました。

▲この前後の部分を訳したものが動画の下にあります。

▼元の動画はこれです。

お母さんに聞かせてあげてください。キエフ政権によるドンバスの子どもたちに対する犯罪を描いた独占映画

ウクライナはヨーロッパやアメリカへの子供や子供の臓器の供給地になっていると目撃者は主張します。"白い天使"によって誘拐された子供を奇跡的に救うことができた人々の話は率直なものです。この組織は、ウクライナ警察の支援のもとで活動しています。今、安心していられる子どもはいません。

大統領府子どもの権利委員会のマリア・ルボヴァ=ベロヴァに保護された少年フィリップ・ゴロヴニャは、ちょうど1年、ロシアにいます。独占インタビューで、ウクライナに戻りたいかどうかの質問に答えてくれました。ドンバスの少年少女たちは、記者団に自分たちが経験したことを語りました。

ロシアは最近、ウクライナの子どもたちを誘拐し、強制的に国外に追放したことで非難されています。子どもの権利オンブズマンであるマリア・ルボヴァ=ベロヴァは、なぜ子どもたちは法定代理人である両親や保護者にしか返されないのかという質問に答えました。

「お母さんに聞かせてあげてください」

※パトリック・ランカスター氏のテレグラムで紹介された動画は全体の一部分で、前後はどうなっているのか気になったので、その部分のロシア語字幕を41:15から、そのままDeepL翻訳したものです。文章としておかしなところがありますが、悪しからず。

最初の闇の移植、1人の子供に100万ドル以上の価値があると言われています。その価値に、2,000人の子供たちを掛け合わせる
これはあくまで概算であり、22年後に輸出された子どもたちは含まれていません。
22年後に輸出された子供たちは含まれません。
ウクライナはその政策を継続し、この子どもをヨーロッパに売るという第2の選択肢を止めない。
性サービス、そして最も好ましい選択肢は、残念ながら確認されていませんが、子どもを家庭に売却することです。
海外では子供のいない親が喜んで子供を買ってくれるが、この場合、写真が表示されます。
自分が父親と母親から引き離された子供だと想像してみると、必ず見つかるはずです。
親に連絡するための電話を探すでしょう。ウクライナ政府が関与しない限り、そのような行為は不可能です。
戦争が起きると、必ずと言っていいほど、闇市場の発展が起こります。
闇市場の発展は、子供の臓器の販売です。
ウクライナの守護神の治療者という堅苦しい名前がついている研究所がありました。
それに従って、彼らは取引の何パーセントかを得て、子供たちを殺していた。
子供たちを殺し、その臓器を容器に入れました。
その容器はそれぞれ販売され、専門家の信号コードの下、8つの研究所を清算しました。
それらは、いわゆる地下室のようなもので
死体安置所のような小さな部屋です。
基本的に、ラボが発見されたときは、すでに掃討作戦の後でした。
通常は爆発の後だったんです。
死体もあったし、子供もいた。
解剖された赤ん坊は切り開かれていた。
それが私たちが扱ってきたものです。ドイツもその一人でした
輸送用のコンテナがたくさんあり、アメリカにはたくさんのクリニックがありました。
具体的な名前については、残念ながら公表できません。
諜報機関の手中にあり、たとえ目撃者であっても、彼らの情報を教えることはできません。
ニューヨーク、シカゴ、ジャージーと、場所によって5つほどのクリニックがあることは確かです。
ジャージーには、米国で有名なクリニックがありました。
ウクライナが子供を売っているという主張

ウクライナ国境の人身売買"スイートショップ(菓子屋)“との戦いの内幕

最初に「エリート小児性愛者が15万ドルで児童性奴隷を購入するためにウクライナに押し寄せていることが衝撃の報告で判明」を翻訳してアップしましたが、この記事は「ウクライナ国境の人身売買"スイートショップ(菓子屋)"との戦いの内幕」という記事の切り抜きだったことに気がつきました。内容を読むと、最初の記事のタイトルは明らかにミスリードだと思います。さらに、肝心なところを削除していることに気がつきましたので、追加して元の記事を翻訳し直すことにしました。追加した部分は色を変えてあります。なお、3枚目の写真はよりふさわしいものに差し替えました。

ウクライナの国旗を持つ子ども。Photo: Michele Ursi/Alamy

ウクライナの国旗を持つ子ども。Photo: Michele Ursi/Alamy

Inside the Fight Against the Human Trafficking ‘Sweet Shop’ on Ukraine’s Border
A disturbing investigation by Chris York finds that war in Ukraine is another business opportunity for human traffickers
Chris York
6 May 2022
ウクライナ国境の人身売買"スイートショップ(菓子屋)"との戦いの内幕
ウクライナ戦争は、人身売買業者にとって新たなビジネスチャンスであることが、クリス・ヨークの調査によって明らかになった。

クリス・ヨーク 2022年5月6日

性的奴隷として売られるか、殺されて臓器を摘出されるかのどちらかである子供の相場は、およそ15万ドルである。

基本的な良識よりも欲を重視する人々にとって、ロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う難民危機は、人道的な大惨事ではなく、一生に一度のビジネスチャンスなのだ。

ウクライナとポーランドの国境では、ウクライナの幼児や小さな子供たちが誘拐されて売られており、エリート小児性愛者たちは自分たちの狂気の(または精神異常により影響を受けた)楽しみのために最高15万ドルもの金を払っている。(※この段落は元記事にはありません)

「今のところ、彼らにとっては菓子屋なんだ」と、元イギリス兵のディーンは言う。彼は、自分が遭遇したエリート小児性愛の世界に驚いている。ディーンは現在、民間のリスクコンサルティング会社であるミトマルクに勤務しているが、危機管理プロジェクトでポーランドのメディカ交差点(ポーランドとウクライナの間の主要な道路国境)の近くに来たことがきっかけで、人身売買防止に"のめり込んで"しまった。

「どんな人間でも、他の人間にそんなことができるなんて思わないだろう」と彼は言う。
「テロリズムの域を超えている。私は大人になってからほとんどテロと戦ってきたが、少なくとも彼らは何かを信じている。人身売買をする奴らは、欲とお金だけで動いている。彼らにとって、命など何の意味もない」

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などの国際機関は、数週間前から人身売買に警鐘を鳴らしている。しかし、バイラインタイムズの調査によると、ウクライナとポーランドの主要な国境交差点で人身売買に対抗する取り組みは、地元や国際法執行機関の支援をほとんど受けずに、一握りの民間警備員やボランティアによってほぼ完全に運営されていることがわかった。

「私たちは、このようなぽっかり開いた穴があり、取り締まりもガバナンスもないことを目の当たりにしました」とディーンは言う。
「100%政府が運営すべきことですが、一般的な人身売買を見ると、関わるのはほとんど慈善団体や民間企業です」

バイラインタイムズの報道(※元記事):性的奴隷として売られるか、殺されて臓器が摘出されるかのどちらかである赤ん坊や幼い子供の相場は、約15万米ドルである。

危機を悪用する

(昨年の)2月24日にロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、およそ550万人のウクライナ人が海外に逃れている。その大半は女性と子どもである。18歳から60歳までの男性は緊急事態法に基づいて国外に出ることが禁じられているためだ。

その旅は過酷で、数千キロの距離を数日間かけて移動することが多く、その前にはロシアの砲撃や占領下で数週間生活することも少なくない。

海外に到着した人々は、疲れ果て、ポーランド側で動員された巨大なボランティア運動による支援に圧倒される。ここでは、彼らはリラックスして、最終的に少し警戒心を解くことができると感じている。

しかし、人身売買業者にとって最高のカモフラージュは、他人の優しさである。

「ボランティアのふりをしたイタリア人が、女性や子供の家族全員(確か7人)を連れ去り、イタリアまで送ってやると言ってた」と、匿名希望のボランティアは言う。

「彼はイタリアまで彼らを連れて行って、何もないところで降りろと言いました。家族は降りたが、彼は走り去りました。多分、彼は電話で警察に目をつけられていることを知らされ、彼らを追い払ったのだと思います。彼は別の女性と子供も連れて行ったが、その行方はまだわかりません」

ロシアの侵攻が始まってから、どれだけの人が人身売買されたのか、誰も知らない。ただ、それが起きていて、プロのレベルで組織化されていることだけは確かだ。

「ポーランドにおける人身売買のほとんどは、中央ヨーロッパ地域の組織犯罪ネットワークを通じて行われており、難民危機が起こるずっと以前から問題になっていました」と、人身売買対策慈善団体アンバウンドの特別プロジェクトコーディネーターであるアリソン・バードは言う。

「これは需要と供給の状況であることを覚えておくと役に立ちます。つまり、需要が高いところでは、供給がそれに達することが分かっているのです。そして悲しいことに、ウクライナ人女性のオンライン検索が急増しているという報告を、いくつかのパートナーから聞いたことがあります。人身売買業者は、その需要に応えようと金銭的なモチベーションを高く持っているわけです」

国境を越える現場では、ギャングの見張り役である"ディッカー dickers(交渉、商談、物物交換)“が周辺をうろつき、女性や子供の写真を撮って上層部に送り、人身売買に適しているかどうかを判断させる。ディーンたちが警戒しているのは、このディッカーたちだ。

「正直言って難しいことではありません。19歳から65歳までの男性で、戦えないという書類もなく、ポーランド人でないなら、そこで何をし、コソコソと隠れてうろつき回っているのでしょうか?」とディーンは言う。

彼は携帯電話で白人の男性の写真を指差し、
「我々はこれを8枚登録している」と彼は説明する。
「この男は4日前に国境の向こう側で見かけた。40歳で、体格が悪いようには見えない。彼はそこで何をしているのだろう?彼はうす汚くないし、すっきり散髪をして、子供連れの若者と話をしているんだ」

顔認識技術は、犯罪組織と関係がある人物をリアルタイムで検出するのにも役立つ。アンバウンドが導入して効果を上げているものだ。

ボランティアと称しながら、ワルシャワまで送ってもらう代わりに、難民にお金を払って国境を越えて荷物を運んでもらうという女性を発見したチームメンバーは、目立たないように彼女の写真を撮影し、米国の同僚に送った。
「彼はその写真をみて、この人が善良でない人たちとつながっていることを確認した」とバードは言う。

ミトマルクとアンバウンドが行った監視は効果的であることが証明され、ディーンの同僚は人身売買されそうになった2件の事件に介入することに成功した。

そのうちのひとつのインターセプション(物や人が特定の場所に到達する前に、その物や人を止め、捕まえる行為)について、彼はこう語っている。
「私たちはこれを阻止し、男たちはそこに入り、女性と幼い子供2人を危機管理チームのいる安全な場所に運んだ。犯人を捕まえようとしたが、逃げられてしまった。私たちは、以前から集めていた彼の監視カメラをポーランド警察に渡したが、彼らはあまり知りたがらなかった」

この事件は、人身売買を撲滅しようとする人々が直面する主要な問題のひとつである、国境当局が地域の静けさと静寂を保つという最低限以上のことをすることに消極的であるという報告を強調している。

ウクライナの人たちを助けてください!
どんな寄付も大歓迎です。
助けたい
失敗した対応

バイラインタイムズがメディカ(ポーランド南東部、ウクライナとの国境にある村)を訪れたとき、目に見える警察の存在は、交差点近くの道路に停車していたバンに座っていた2人の警官だけだった。

「残念ながら、ポーランド警察は十分な対応をしていません」と、この交差点で女性と子どもだけの避難テントを運営している"国境なき救助隊"の運営マネージャー、アヤラ・スモトリッチは本紙に語った。

「私たちは、許可された人だけが入れるようにサイドゲートを閉じるよう何度もお願いしましたが、今のところ実現されていません」と彼女は言う。
「私たちはボランティアの身分証明書を持っていますが、それを見せるためのゲートがなければ何の価値もありません」

ポーランド警察はコメントの要請に応じなかった。

もうひとつの問題は、人身売買の規模を誰も知らないという単純な事実だ。

メディカは、ウクライナが近隣7カ国と接している数十の国境通過地点のひとつに過ぎない。そのいずれにおいても、難民の大半は侵略が始まった直後の数日間、人身売買を発見できる人がおらず、ほんの一握りのボランティアだけが何らかの対応をすることができたときに渡ってきた。

「リヴィウからのバスが目的地にたどり着けなかったという話も聞きますから、すでに多くの人身売買が行われているのでしょう」とバードは言う。

この問題は、難民が最終目的地へ向かう旅の途中の一地点である国境通過地点だけにとどまらない。

ヨーロッパ各地の都市では、難民の安全確保を支援する大規模なボランティア活動が行われているが、これらのボランティアが誰であるかはほとんど取り締まられておらず、乗せてくれる人が本当に助けようとする人なのか、犯罪者なのかを見極めることは不可能に近い。

「私はキエフ出身で、3歳の子供と友人とその子供2人を連れて3月5日にクラクフ駅に到着しました」。
匿名を希望するウクライナ人女性はバイラインタイムズに語った。
「一人の男がどこからともなく彼女に近づいてきて『こんにちは、どこへ行くのですか? 安全な場所まで送ってあげるよ。私は助けに来たんだ』と言いました。私は子供たちと一緒に彼女に駆け寄り、彼に失せろと言っていたら、彼は逃げていきました」

戦争の行方が変われば、難民の流れも変わる。ロシアが首都キエフの占領に失敗したことで、比較的安全になったという安心感から、多くのウクライナ人が帰国の途についた。

いや応なく、人身売買業者はウクライナ側の国境にチャンスを見いだし、母国に入国し、故郷に帰る方法を探している人々をターゲットにするようになった。

「先日、ウクライナ側の国境に行ったら、窓を黒く塗りつぶしたメルセデス車に男がいっぱい乗っていた」とディーンは言う。
「映画に出てくるような話だが、事実だ。大きなセダン型自動車が2台、1台に3人の男が乗っている。例えば、キエフに帰るために誰かを迎えに行ったとしたら、1台の車に3人も乗せることはないだろう。どこもかしこも危険(危険信号としての赤旗)なんだ」

3月18日、ポーランドのメディカ国境交差点にいるウクライナ人難民。カメラマン: Angel Garcia/Bloomberg

3月18日、ポーランドのメディカ国境交差点にいるウクライナ人難民。カメラマン: Angel Garcia/Bloomberg

ウクライナ西部の都市リヴィウは、鉄道が発達しているため、ポーランドから来る人々の最初の目的地として人気があります。バイラインタイムズでは、帰国する難民が次々と現れ、多くの人が無料バスに乗って国内各地へ向かっています。

人身売買の兆候を見たというボランティアはいなかったが、人身売買の見分け方について何の訓練も受けておらず、難民に配るチラシを渡されただけだという。

リヴィウ駅でのボランティア活動の責任者であるデニス・リンスキーは、さらに一歩踏み込んで、人身売買はEUで起きていることだが、ウクライナでは「あり得ない」と言う。─ ウクライナでは何十年も前から人身売買が盛んに行われてきたにもかかわらず。

「人が連れ去られたという話は聞いたことがありません」と彼は付け加える。
「ヨーロッパではギャングがやっているビジネスなのかもしれないが、ウクライナではありえない」

彼のコメントは、難民を助けるために素晴らしい活動をしている善意のボランティア軍団が、人身売買に取り組む方法について特別な訓練を受けたことのないボランティアに過ぎないという事実を浮き彫りにしている。

「人身売買について知らない人が多いのです。現実には、何を探して人身売買を見分けるかを知り、安全な方法で介入する必要があります」とバードは言う。

人身売買は、立証や起訴が難しい犯罪として知られている。犯人は、法執行機関のおとり捜査や注意深い監視によって、現行犯で捕らえなければならないからだ。

「難民を餌にするのは危険です」とディーンはバイラインタイムズに語った。
「彼らが車に乗せられそうになるまで待つこともできますが、私たちは警察のように武器を持っているわけでもなく、誰かを引きずり出す権限もありません。一番いいのは、できるだけ長くそこにいて、冷静沈着にインターセプション(途中で奪うこと)を阻止し『こいつはお前の部下だ』と手渡せるだけの証拠を積み上げることです」

クリス・ヨーク


エヴァ・カレン・バートレット
https://t.me/DDGeopolitics/52154
対照的に:「ヘルソン難民はロシアが難民を"誘拐"したという西側メディアの主張を拒否。西側メディアは、ロシアに安全な避難場所を求めていた最大160万人の難民が"誘拐された"と主張している。

ロシア外務省によると、2022年9月9日現在、ロシアにはウクライナからの難民が400万人近くいる。ウクライナによるドンバスでの8年以上にわたる戦争を知っている人なら誰でも、なぜ人々がロシアに避難するのか理解できるだろう。

私はロシア南部の都市アナパにある難民センターを訪れ、ヘルソンから来た多くの難民と話をした。西側メディアは、ウクライナの砲撃から逃れてきた難民や、あるいは迫害の危険を理由に私がインタビューした難民については語ろうとしない」

それ以来、俺は反ウクライナを貫いてる

ウクライナ軍と共同訓練を行った退役海兵隊員である管理者の一人からの投稿

https://t.me/DDGeopolitics/32962

さて、では、シンプルにするために要点をストレートに、そして作戦保全のためにちょっと曖昧にしようと思うんだ。

2018年半ば、俺は米国海兵隊予備役部隊の一員として、断固としたトライデント作戦(またはそんなもの)の全体的な傘下にあるシーブリーズ演習に参加していた。

俺たちの任務は、ウクライナ海軍歩兵部隊(海兵隊)の水陸両用攻撃に関する助言と訓練、そして一般的なNATO共同実戦作戦に参加することだった。─ クリミアから100マイルほど離れていたのは、明らかにロシア軍を威嚇するためのものだった。

公にされていないのは、この男たちがいかにむかつく、怠け者で、規律がなかったかということだ。装備はすべてジャッキアップされ、仮にそうだったとしても高射砲を正しく使いまわすことはなく、ろくに基本語もできず、ほとんど射撃もできず、ソーシャルメディアやティンダー(出会い系アプリ)でスワイプし続けてる(明らかに情報セキュリティと秘密セキュリティを台無しにし、我々はそれについて常に彼らの尻を叩いた)。奴らはケツの穴だらけで、士気もなく、見た目もクソみたいだった。俺たちが言うように、間違いなくクソ野郎だった。

俺が彼らの小さなフィールドグラフィティ(落書き)に気づき始めたとき、事態は面白くなった。ヘルメットやヘルメットカバー、車両、ライフルにも。鉤十字やちょっとエッジの効いたアサトルルーン(ルーン文字)、ナチスを意識したようなもんだ。
最初は、ネットのネオ・ペイガン(復興異教主義者)のバカみたいに、エッジを効かせてるんだと思ったんだ。当時、アメリカ人だった俺は、バンデラが誰なのか全く知らなかった。奴らはジャケットのポケットにバンデラの顔の写真をクリップで留めてたんだ。海兵隊員の中には、復興異教主義者に傾倒し、ヴェグヴィシル(アイスランドの魔法の杖)のパッチなんかを装備につけてる奴もいたんで、奇妙に思ったけど、あんまり気にはしなかった。

その奴らと少し親しくなって、急い進んで一緒に待ってたら、銃撃戦が始まったんだ。ちなみに、奴らの多くは驚くほど英語が上手だった。ほとんどの奴らは、たいしたことは考えてなくて、給料をもらって、肥溜めのジャガイモや豚の農場から抜け出すための手段だったんだ。他の奴ら、本当に信じていたんだ。それだけでなく、"東の裏切り者や分離主義者"に対して、ちょっとしたアクションを起こしたと話していた。

道端を歩いていたロシア語を話す老人を撃ち殺して家に帰ったり、ティーンエイジャーやホームレスを拘束して殴ったりした話を聞かされたよ。俺はその時、何も知らずに「どうせこいつらはクソだ」と思いながら、一緒に笑ってた。どうせ俺たちアメリカ人の気を引くために、エッジの効いた話を作っているんだろうと思った。

しかし、ドンバスから、殴打、銃撃、市民の誘拐と恐喝など、まさにそんな映像が流れ始めたとき、変わったんだ。俺は家に帰ってちょっと調べたら、こんなことがわかった。俺は、この太った、年老いた、あるいはガリガリの歯抜けドイツ軍兵士のようなバカどもが、ドンバスで罪のない人々を傷つけていることに腹を立てていた。彼らの4分の1は、家でロシア語を話していたり、政府がいつからか彼らの遺産や文化的アイデンティティを消してしまった民族的なロシア人だった。

ああ、ほとんどそうだ。それ以来、俺は反ウクライナを貫いてる。知り合いにそう言ってる。

ZOV(ロシア軍)に行こう、あのクソ野郎どものケツに泥を塗りこんでやるんだ。

─ 追伸:彼らの多くは、歯がなかったり、曲がってたり、犬の糞で磨いたような臭いのする息をしてた(笑)

─ 謹んで、非常に怒った海兵隊員

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
@kiyo18383090

Posted by kiyo.I