自分のこと好きになれますか? 欠点がある自分が愛おしい

さんざん自分のことを嫌っていた人が、いきなり好きになろうとするのは難しいです。でも、嫌いだという判断をやめることはできます。自分のことが嫌いな人は、嫌いな所探しで忙しいのかもしれません。

嫌いな所を探す目的は何でしょうか?
良くしたいから?

木の枝につかまっているネコ

ダメなところも受け入れるとあなたの味方になります

自分を嫌いだという事は、自分自身に対して私はこうだと判断を下しているということです。裁いているといってもいいかもしれません。判断してしまうと、判断から抜け出せなくなります。

判断したことが正しいと思いたいので、自分の正しさを守るために、「証拠集め」をします。変な話ですが。
ダメなところを「積極的」に探していませんか? 探し当てて結果にため息をつきます。ですがどこかで正しいことをしたと思っています。

「判断」をすると、下した判断が絶対のように思えます。あの人はこうだって決めておきたいのです。もちろん自身への評価も含まれます。
まるで自分で自分を罠にかけるようなものです。「こういう人」だって型にはめたといってもいいかもしれません。

自分への判断はネガティブでどちらかと言えば表面的です。たいてい容姿、ひととなり、役に立つか立たないか、仕事ができるかできないかといった所しか見ていません。
その奥にある本当に大切なもの、こころ、愛に気付いていません。エゴの自分は自分ではありません。本当の自分は魂の自分です。そこには好きも嫌いもありません。ただ愛があるだけです。

欠点のある自分も愛してください

愛されている証拠が欲しいですか? 
あなたがあなた自身を嫌っていると愛されていても分かりません。あなたがあなた自身を愛すると初めて愛されていたことがわかります。嫌うと自分も人もすべてが嫌いの方向に行きます。それはあなたから生命力を奪います。愛すると人とのつながりの中で愛を感じる方向に行きます。そして欠点がある自分が愛おしく感じます。
どちらを選びますか?

Posted by kiyo.I