大切な夫がいるのに、自己嫌悪

2016年7月3日夫婦関係,不倫,浮気,罪悪感,裏切り

ランドスケープ

夫を裏切ってしまった?

何か物足りない。
この人とはもうやっていけそうにない。
大切にしてくれない。
このままでいいのだろうか・・・
結婚していても、付き合っている相手がいたとしても、別の異性に魅力を感じ心惹かれることはあります。

パートナー以外の異性に惹かれるのは当たり前だと思っています。自分も変わるし、相手も変わります。その都度、興味の対象も変わります。
一夫一婦制というものが人間本来の理想的な形なのかなんて誰にも分りません。今住んでる社会ではそうなっているというだけの話です。嫉妬とか執着というものがなければ何回でもパートナーを変えることだってあり得ます。
ただ自分の観念や社会の通念(誰が決めたのでしょうかね?)が「いけないこと」になっているだけです。

「いけない」ことでしょうか?
「いけない」と思っているから自分を責めちゃってるんです。始まりの「いけない」の観念を変えれば責めることもなくなります。ですから深刻に考える事でもないのかもしれません。
裏切ったなんて自分を責めてるより、やりたいことをしてる方がよっぽどいいのでは?

でも普通は以下に書いたような感じで進行します。


満たされない気持ちが抑えきれなくなって、三角関係、浮気、不倫、離婚という事態に発展してしまうこともあります。そうなってしまうと問題がより大きく複雑になってしまいます。裏切ってしまったという後悔の念に呑み込まれてしまい、罪悪感で一生苦しむことになりかねません。
それより、現在のパートナーとの間で発生した問題ですから、現在のパートナーとの間で解決した方が合理的です。なかなかそうはいきませんが。

コーヒーカップが二つ、女性の相手はいない

いっしょにやっていくと選択するならば

残念なことに、わたしたちは解決の仕方をよく知りません。

大切な人を裏切ってしまったとしたら罪悪感を感じてしまいます。ところが罪悪感は問題を複雑にするだけです。何も解決できません。

二人の間にどのような「壁」を感じていますか?
あなたが感じている壁は相手も別の形で同じように感じているかもしれません。
言いたいのに伝えたいことがあるのにどうしても言えないことはありませんか?
どうせ言っても無駄と思っていませんか?

自分自身なにかしら問題を抱え、近づけなくなり、相手の中に問題を見つけ、どうしていいのか分からなくなって、別の人の所に行ってしまいます。その方が楽な感じがします。ですが、次の人との関係でも同じような問題を抱えてしまうのは時間の問題です。いずれは次の人との間でも同じような問題が出てきてしまいます。

二人の関係が終わりなのか、そうでないのかの判断はとても難しいです。終わりにするという選択もあります。終わりにした方がいいときもありますが、ここではそれについては触れません。

二人の間にある「壁」は相手の方にある問題なのでしょうか?
相手に問題を感じるのは当然として、そうなると相手を責めることで終わってしまいませんか?
「あなたが悪いのよ」って。

実は「壁」はあなたの中にあります。それを相手の中に見ています。私たちはその「壁」の向こうにあるものを知りません。ただ"壁"だけ見て、ため息をつき困難さを見ているだけです。その「壁」の向こうには二人の関係を関係が始まった時のようにリフレッシュしてくれる宝物があります。ですから勇気を出してその「壁」を越えると決めてください。

本当はもっと近づきたいはず

これからもやっていきたいという気持ちがあれば、「もうこの人とはわかりあえない」「もう終わりだ」そう感じるときこそ相手に近づいて、その下にある本当の気持ちを正直に伝えてみてください。本当はもっと近づきたいはずです。でも、何かが邪魔します。その自分の中にある邪魔するものを表面に出してみてください。

相手を傷つけるのが目的ではなく、もっと親密になることが目的であることを伝えて話し合ってください。現在のパートナーと親密な関係を築くことを選択し続けてください。
直接話し合うことができなかったとしても、心の中で選択し続けてください。諦めないで「この人とやっていく」と選択し続けると相手の態度が変化する時がやってきます。別の人に感じていた魅力が現在のパートナーの中にあったことを発見できます。

私は妻として、母として、やっていけるのでしょうか?

大切な夫がいるのに、夫が構ってくれない時期に、他男性とキスをしました。身体の関係はありませんが、キスは何度もしました。
相手とは、もうけりをつけていますが、その事を思い出す度、心が締め付けられ、食欲なく、最近は手が痺れたりします。
そんな後悔するなら、初めからそんな行動に出なければ良かった。後悔してもしきれません。私は子供と夫を裏切りました。
罪悪感が半端なく、もういっそのこと死んでしまいたいです。けれど、子供と夫を思うと、死にきれないし、自分の勝手な行動で辛い思いをさせるのは、もっと辛い。
一人でかかえこまなければと思うのですが、自己嫌悪で頭が真っ白です。
私は妻として、母として、やっていけるのでしょうか。

カップル、手と手を重ね合わせて

以下の文はカウンセリング.COMで回答させていただいたときのものに手を加えたものです。

“まちがい"は誰にでもあります。

わたしだったら、同じようなことをしたとしたら、いい思い出の引き出しに入れるかもしれません。意外でしたか? そういう感じ方だってあるということを知ってもらいたいからです。

夫が構ってくれない時期に寂しさのあまり、気持ちが揺らいだり、ふらつくことは誰にだってあります。人間ですから、間違うことはあります。後悔しきれないような過ちだって起きるかもしれません。それも経験です。
その経験から学ぶことができれば、自分の行為を許すこともできます。

あなたは子供と夫を裏切ったりしていませんよ。今も愛しているんでしょう。それで十分です。

どうも、罪悪感が半端なく、自己嫌悪に陥りやすい人のようですね。それが性的なことに限られるのか、全般的にそうなのかは分かりませんが、自分を責めるのは、これが初めてのことではありませんよね?

ほんとうは、そちらも解決したいのではありませんか?

質問された方からのコメント

返答ありがとうございます。
気持ちを落ち着かせる言葉かけ、ありがとうございます。
文面だけで、これだけのことが察せられるなんて、流石プロですね。
仰るとおり、自分自身を自己分析すると、責任感が強く、抱えがち、完璧を求め、〜とあるべきと正しい自分像を作り、裏を作るというより、表を作ってばかりの不器用な人間です。

自分を客観視することはできるくせに、自分と向き合えない。向き合えないというより、向き合おうとしないのかもしれません。
なぜか。向き合って、悩み苦しみ越えることを避けたいからでしょう。
職業・仕事っぷり・人間関係・価値観・周囲から見た人間性、どれをとっても、人並みかそれ以上かもしれませんが、基本、本当の自分を知っている私は自分自身をクズ人間と考えています。そんなこと含め、私には根本的な問題を抱えているのは確かです。

そんなであっても、自分の命よりもはるかに大切な子供と夫、家族を裏切った自分自身が許せないです。ただ、仰る通り、今回の事を次に活かせられるような発想を持って、家族と過ごせられたらと思います。

裏切ったという後悔の気持ちは罠。手放してください

裏切った自分自身が許せないという気持ちは、自分を罪悪感に縛り付けるエゴの巧妙なワナです。裏切ったのだから許せないという後悔の気持ちが罪悪感を持って当然という心理を正当化します。思い出すたびに自分のしたことを責め、罪悪感の牢獄から抜け出せなくなります。

抜け出すためには、許してください。自分を許し、人の過ちを赦してください。

「本当の自分を知っている私は自分自身をクズ人間と考えています」と、自分のことを思ってらっしゃいますが、その認識は変えようがない、変えることのできない現実だと思っているのではないですか?
「根本的な問題を抱えている」この事実は避けようがないのだと。そんなことはありません。

そのことを前提に、ちょっと厳しい内容になりそうですが、あえて追加して回答させていただくことにしました。

もし、自分のことを「クズ人間」だと思っているのなら、「自分の命よりもはるかに大切な子供と夫、家族を裏切った自分自身が許せない」のも"納得"できます。というのはそのことで、より「クズ人間」を再確認できるからです。

変な表現に聞こえるかもしれませんが潜在意識ではこのように働きます。
しかし、自分のことをそのように思っていたのでしたら、自分だけでなく、まわりの人たちも少なくともそう思えてしまっているはずです。つまり価値を認めていないという事です。
その中には、信じられないかもしれませんが「自分の命よりもはるかに大切な子供と夫」も入ってしまいます。

いくら大切だと思っていても仮に子どもが自分の思い通りに育たなかったり、夫の気持ちが自分から離れてしまうように見えることがあったとしたら、自分を「クズ人間」と見る目で、大切な子供と夫も見ることになりかねません。
そこが、とても心配です。

今回、投稿された質問の発端も、夫が構ってくれない時期にあったことですから、よけいに心配になりました。

自分を「クズ人間」だなんて思って、これからの人生を生きていくのは辛いでしょう?
「本当の自分」とは、自分の命よりもはるかに大切な子供と夫を心から愛している時のあなたです。自分とまわりの人に価値を認めているときのあなたです。

妻として、母として、幸せになる道を選択しませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。