これが自分だと思っている自分は、なりたい自分ですか？
それ、いつ決めたか覚えていますか？
私たちは何気なく無意識に
わたしはスゴイ！ なにもかも順調！とか
わたしって最悪！ 問題だらけ！とか
わたし？ う～ん、よくわからないとか
わたしは○○ってなんとなく思い、それについて何かを決めています。○○にはどんな言葉が入りますか？
それはポジティブな言葉ですか？ それともネガティブな言葉でしょうか？ 内心でつぶやいている言葉はなんですか？ 口癖は何ですか？ 人から指摘されると、やっぱりそうなんだと思う言葉は何でしょうか？
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なにかに失敗したとき傷ついたとき、最初に浮かぶものは？
なにかに失敗したとき傷ついたとき、最初にどんな考えが浮かびますか？
傷ついた思いにハマるのか、手放すのか。失敗から何かを学ぼうとするのか、失敗を自分を責めるために使うのか。ここには天と地の差があります。
なにかがうまくいった時、素直にわたしってできるじゃない！ イケるじゃない！って思えたら、とても気持ちが良いものです。
一方、そんなラッキーなことでさえ、これは何かの間違いだ、そんなわけがない、いいことが続くわけがないって否定的にとらえてしまう用心深い人もいます。
この違いはどこから生まれて来るのでしょうか？
まわりの人にポジティブなことを言われて、素直に受け取る人もいる反面、素直になれず疑ってしまう人、ネガティブな一言でペッシャンコになる人もいます。
この違いはどこから生まれて来るのでしょうか？
言われる前に決めていたこと
わたしたちは他人に言われる前にすでに自分のことをそうだと思っています。その通りだと決めているのでやはりそうなんだと思います。そうではありませんか？
例えば人に何か言われて頭にくるのは、言われる前に自分のことをそう思って責めてきたからです。図星だったのです。そのことで自分を責めていなければ頭にくることはありません。
自分への評価は、自分は"できる"、"自分にはなんの価値もない"まで様々です。そう思っているから、いいことがあっても悪いことがあっても、自分の自分に対する評価通りに自動的に判断してしまいます。
自分に対する評価＝判断がポジティブであれば、物事をポジティブに評価しポジティブな自己イメージを積み重ねていきます。反対にネガティブであれば、ますます自分をネガティブに追い詰めて行きます。
いったい誰が決めたのでしょうか？
ポジティブなのかネガティブなのか、一体誰が決めたのでしょうか？
いつそれを決めたのでしょうか？
なにがあってそう決めたのでしょうか？
そう言われたから？
だとすれば、そう言った人が決めたのでしょうか？
子供の時から親に散々言われ続けたから？
だとすると、親があなたの自己評価を決めたのでしょうか？
そう思わざるをえないような出来事がいっぱい続いたから？
たしかに、親子関係、人間関係、環境に左右されます。でも、それをどう解釈するのか決めたのは自分自身です。ということは悩みや問題を抱えていたとしても、解釈次第でガラッと変えることができるということです。
ちなみにカウンセリングはこの別の解釈＝真実を見つけるプロセスです。
これが自分だと思っている自分は、なりたい自分ですか？
あなたは自分が情けないと、いつ決めたか覚えていますか？
私たちは何気なくこの大事なこと＝自己評価を決めています。
ところが、それがどんな結果をもたらすのか意外に無自覚です。
自分が情けないって決めてしまうと、情けないと感じてしまう現実を繰り返し経験する羽目になります。何気なく決めたことは、決めた方向に行ってしまうものなのです。
振り返ってみてください。
思い当たることはありませんか？
曖昧だと曖昧なままです。
自分のことをこうだって判断（自己イメージ）してしまうと判断した通りの現実になります。この判断（自己イメージ）と結果（情けないと感じてしまう現実）が関係しているとは夢にも思いません。その意味では、思いは実現したのです。思いは「かなって」います。ならば、どんな思いを叶えたいですか？
人生はテスト&トライ。自己イメージを変える
自分が招いた現実が情けないものだったとしても、自分は情けないと思い続けますか？
現実が思わしくなければ、自己イメージを変えてください。
それができれば世話はないという声が聞こえてきそうです。それができれば、とっくにそうしてるって。
人生はテスト&トライです。自分は○○って固定して考えないでください。固定観念があなたが見る世界の在り方を決め、あなたが取る行動に影響を及ぼします。この宇宙、自然は固定された物はひとつとしてありません。なぜ人間だけが固定観念に縛られるのでしょうか？
自分の現実が思わしくないのなら固定観念を手放してください。そして新しい選択をしてください。人生はテスト&トライです。何度でも生まれ変わることができます。
